霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

桜の花

2019-04-25 21:46:17 | 

当地の桜は今が満開で、厳美渓にも花見客が多く訪れていた。

小学校の低学年の頃、校庭脇の大木に咲いていた桜の花を眺めながら、担任の金森孝子先生が「綺麗ね」と
何度も繰り返すのを、不思議な感覚で聞いていたことを思い出す。

幼少の頃から見慣れた「春の当たり前の景色」で、花を観ても「何の感動も無い」というのが本音だった。


(赤荻小学校に近い、照井堰沿いの桜)

成人後も、西行の「願はくは 花の下にて 春死なむ」を読んでも、「へエ、そんなもんか」程度の感覚で
しか無かった。

四季折々に咲く花の美しさに「心を動かす」ようになったのは、就農してからだった。
「何事についても晩生」のキャラを如実に示す好例のような気がしている。
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「代かき」準備

2019-04-24 20:25:04 | 

今夜から雨が降り始め、三日程傘マークの日が続く予報となっている。
その天気に合わせて明日から「代かき」をスタートする予定。

塩ビ管の「煙突立て」を終えた後、一番大きい堤の栓を全開にして、一気に
4枚の田圃に給水を始めた。
いずれも、今晩中には「代かき可能な状態」になるものと思われる。



最初に田圃(写真)に給水を始めたら、水と一緒に10cm 程のナマズが出て来て
ビックリした。

堤の給水栓に挟まれた魚の死骸が出て来ることは、これまでも何度かあったが、
生きたナマズと遭遇するのは初めてのこと。

暫し田圃で暮らした後、いずれ堰に逃れるものと思われる。
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ブロードキャスター

2019-04-23 20:36:30 | 機械

ブロードキャスターは、既に骨董品に近い古いタイプのもので、部分的に破損してはいるものの、
大勢には影響なく、十分に機能を果たしている。

トラクターに取り付ける際、肥料の出口を開閉するレバーが錆びついて動かず、ヒヤリとしたが、
関係する部分に油を差すことによって事無きを得た。



1反当たり5分程度で散布を終える優れものなので、使い勝手は良くないが、何とか「騙し騙し」
来年以降も使い続けたいと思っている。 


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辺野古問題

2019-04-22 20:31:46 | 社会

政府が辺野古埋め立てを強行する背景には、米国の強い意向が有るものと受け止めていたが、
小沢一郎のコメントを読んで驚いた。

若くして自民党の幹事長を経験し、利権に精通している政治家のコメントだけに「信ぴょう性大」
と受け止めた。


「本音は辺野古不要」小沢一郎氏が語る、米軍の意外な真意とは?AERA(2019.4.10)

〇米国内部で不要論が出ているなら、政府はなぜ新基地建設を止められないのか?

「利権以外の何ものでもない、と考えています。原発はもうやめた方がいいと専門家を含む多くの
 人が発言していますが、止められないのと同じ構図です」

〇沖縄県は、例のない深度の軟弱地盤改良などで、辺野古の総事業費が2兆5500億円以上に膨らむと
 試算している。

「埋め立て用土砂の確保や地盤改良でコストが膨らめば業者だけでなく、官僚も防衛省の予算増を
 求める根拠になるため都合がいいのです。まさに政官産学が密接に絡む利権。結局、負担を負わ
 されるのは国民です」


(耕起を終えた後山の畑。下の長方形は、部分的湿地を解消するために設けた)

そして、昨日の選挙結果を受けた今朝の毎日新聞の社説は、「衆院沖縄3区補選 政権に問う3連敗の重み」と
題して、次のように結論づけていた。

島尻氏は参院議員を2期、沖縄・北方担当相も務めた知名度がありながら、全く及ばなかった。
安倍政権がこの結果を真摯(しんし)に受け止めないなら、選挙という民主的手続きが何の意味もないことになる。

自民党内には沖縄3区の負けを織り込み済みと強がる空気があった。
第2次安倍政権以降の国政選挙で自民党は沖縄で敗北が続いても全国的には勝利を重ねてきたからだ。
その結果、政権運営に支障さえなければ沖縄の民意は軽んじても構わないという、倒錯した意識が生まれては
いないだろうか。

政府の正統性は国民に由来する。権力行使の正統性も時々の選挙によってチェックされる。
安倍政権は直ちに工事を中止し、沖縄の民意と向き合うべきだ。
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春の薪ストーブ

2019-04-21 21:09:44 | 生活

春めいた天気になるに連れ、薪ストーブも24時間フル稼働の必要性が無くなったが、
朝夕はストーブが無いと寒く感じられるので火を点けるようにしている。

これまでは、エンドレスで火があったので薪を追加するだけで良かったが、今は
「杉ッパ(枯れた杉の葉)」を用いて点火している。



杉ッパは予め準備している訳ではなく、裏のエグネに無尽蔵に落ちているので、
それを一握り拾って来る。
紙と違って火力が強いので、少量でも薪に着火させることが出来るようだ。

今朝も、夜明けと同時に拾いに行ったら、日当たりの良くない杉林の中でスイセンが
花を咲かせていた。
「こんな所にも・・・」と感心してカメラに収めた。
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