夜になると鶏達は止まり木の上で眠りに就く。
止まり木で夜を過ごせるのは各部屋ともmax20羽程度で、他は巣箱の縁や餌樋の
上で過ごす。
暗くなって、止まり木の上でズラリと同じ向きに止まっている鶏達のシルエットを
見ると、何故か「荘厳な雰囲気」となりささやかな感動さえも覚える。
残念ながら、カメラのフラッシュを外しているので、その感動を写し撮ることは
出来ない。
冬場に飛来して来る白鳥達は堤の中心部で眠りに就くが、それは狐等の外敵から身を
守るためかと思われる。
鶏達が止まり木で眠るのも外敵から身を守るためかもしれない。
しかしながら、昨年末に処分した鶏達は一度も止まり木で夜を過ごすことが無かった。
鶏が人に飼われ始めたのはインダス文明の頃からとのことなので、長い家禽生活で
野生の本能を忘れてしまったのかもしれない。