大根っ葉

鶏舎には季節に応じて旬の野菜が投げ込まれる。
その内でも大根っ葉は鶏達の好物の一つで飼料用米や購入飼料よりも優先して食べるようだ。

先日紹介した沢庵用の大根の場合は葉を付けて干すが、それ以外の場合は鶏達が食べ切れ
ないぐらい大量の大根っ葉が収穫される。

大根っ葉は運搬の効率性等を考え収穫した場所で切り落とすが、その一部は集めるものの大部分
は畑に放置したままとなる。
鶏達のことを考えれば全部集めて持ち帰ればいいのだが、そこまで手が回らないのが実情だった。



勿論全部持ち帰っても鶏達が食べる量を遥かに超えるが、これから寒くなると持ち返った大根っ葉
は凍り付つくので結果的に長期保存が可能となる。
つまり大根っ葉は「冬の保存食」としても活用できる「優れもの」ということになる。

毎年、大根の収穫期前は「鶏達のために大根っ葉は全部持ち帰ろう」と決意するのだが、これまでの
平均回収率は50%にも届いていない。
今年は今のところ回収率100%だが、収獲が本格化すると数値は下降傾向を辿るかもしれない。

最後の抵抗

　小麦の種蒔きを今日終わらせる予定だった。
排水対策で畑の真ん中に溝を掘るまでは順調だったが、掘り起した土を耕耘してフラットに
しようとした際に粘土質の湿った土にトラクターの車輪が沈み動けなくなってしまった。

溝掘りを終え片道15分かけて家に戻ったバックホーを救出のため再び駆り出す羽目になり
時間を大幅にロスしてしまった。



結局そんなトラブルで種蒔きまで至らなかったが、中央に溝を掘ったことで一旦乾いてしまえば
少々の雨が降っても直ぐに排水され湿地状態になることは解消できたと思っている。

今日のトラブルは湿田だった転作田の「最後の抵抗」だったのかもしれない。