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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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畑の「秋掘り」

2013-10-29 22:15:56 | 天気
一週間ほど雨の日が続いた後に昨日は久し振りに「絶好の快晴」となり、今日も午後になって
青空が広がった。
もう畑の乾くのを待っている段階ではなくなったので、ぬかるのを覚悟の上で雑草が繁茂した
畑をトラクタで耕している。

例年なら畑作物の宝庫となるはずの後山の畑だが、今年はトウモロコシを除くと大不作で、
「畑作物に湿気がいかに悪さをするか」を厭と言うほど味あわされた。

後山の圃場はもともと「水持ちの良い田んぼ」だったので、今はその裏返しで「水はけが悪い
畑」になっている。
数年前に雨不足で他の農家が大豆や枝豆が不作だった年があったが、そんな年でも豊作に
近かった。
今年は40日にも及ぶ長雨で畑の特徴が完全に裏目に出る形となった。



今日一日かけて作物の無い大小12枚の畑を耕したが、中には田植えが出来そうな畑も
出現した。
これでは畑作物が育つ筈も無いと改めて実感した。

これは夏の長雨、そして最近の雨続きの天気も勿論影響しているが、排水対策
として畑の周囲に掘った側溝が機能しなくなっていることも考えられる。
側溝周囲の草刈りをして隘路をチェックし、場合によってはバックホーで掘り直し
たり新たに排水路を作ることも必要かもしれない。



昨年の秋から雨の日が連続する天気が頻発している。
海水温の上昇が原因だとすれば「今後も続くもの」と覚悟しなければならない。
それを踏まえた耕作と排水対策が今後の大きな課題となりそうだ。
コメント (2)
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