霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

付加価値

2007-10-05 20:38:50 | 
稲刈りが終了した。
我が家の田んぼは湿地が多く稲刈りの度に悪戦苦闘していたのだったが、バックホーを使って水の逃げ場を作ってやったことにより大部分が改善され、初めてスムーズな稲刈りが実現できた。
一部対策未実施の田んぼで苦戦したがそれはこの冬に解消するつもりでいる。

昨年バックフォーを購入した目的は湿田解消と休耕田の活用だったが、両目的とも100%達成できたと言っても過言ではない。
湿田の解消による作業環境の改善は計り知れないものがあるし、休耕田活用による畑作物の増加は、そのまま産直の売上増として反映されている。
正直言って、一年目からこんなに効果が出るとは思っていなかった。
この効果が来年以降更も拡大する方向にあることを考えると胸がワクワクして来る。
バックフォーは高価な買い物であったが、十分に付加価値を生み出した。

同じお金を使うなら、こういう使い方をしたいもの。
同じ仕事をするなら、こういう仕事をしたいもの。



稲刈りの後工程は籾摺りとなるが、籾を摺れば当然モミガラが排出される。
前半戦で出来たモミガラの山を少し減らさないと後半分の排出先に困るので、ビニール袋に詰めて片付け始めた。
モミガラの山の半分はビニール袋に入れて保管し牛舎や鶏舎等に利用し、残りの半分はクンタンにする。
田畑に撒くモミガラは、厳美にあるJAのライスセンターから貰って来るつもりでいる。
コメント (3)
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