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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

ウイズアルコール その二

2023-06-07 21:19:47 | 健康
 酒が功罪半ばすることは十分に理解している。
 最新の医学情報によると「飲酒壁は痴呆症になる確率が高い」とのこと。
 それでも額に汗して働いた後のビールや酒は捨てがたいものがある。

 山形時代、単身寮の近くのラーメン屋で、仲間と共に「餃子、野菜炒め、
上司の悪口」の三点セットを酒の肴に呑んだ生ビールは最高に美味だった。
 仕事上のストレス発散と寂しい一人暮らしを酒で紛らわしていた面もあったが、
懐かしく楽しい思い出の一つになっている。
 
    六カ月断酒後のビールや酒も極めて美味で、連動して食欲まで増進している。
 これでは肥満解消も元の木阿弥で「太っ腹」も復活しかねない。
 これから本格化する「草刈り」を頑張って「腹減らし」に努めなければなら
ない。


 
  家の前の小さなトウモロコシ畑を管理機を使って「土寄せ」を行った。
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由々しき日本の残留農薬 その二

2023-03-31 14:47:20 | 健康
    昨日の記事に対し魚沼で農業を営むブログ仲間のスベルベさんから
コメントが入った。
 以前からネオニコ系農薬使用に対し警鐘を鳴らし続けている同志で
もある。
   内容も素晴らしいので全文を紹介したい。

 (稲作作りのスタートとなる培土が納入された)

 スベルベさんからのコメント(2023-03-31 06:08:16)

 全くその通りです。
 わが国日本ってどういう国なのか切なくなりますね。
 一昨年かないやその前かな、JAの直売所の出荷組合の総会で、この話を
しましたよ。
 すると、懇親会時に経営管理委員長が私のところに来て「スベルベさん、
墓穴をほるなよ」なんて言って去りました。
 その場での喧嘩も大人気ないので、すぐメールで「墓穴を掘ってるのは
あなたでしょう」と返しました。
 利口な利用者はすでにネオニコチノイド系農薬の怖さは承知していて、
現に消費者団体では使った米を買わない所さえ出ています。
 今回アップされたような内容は、現在校正中で間もなく出版するスベルベ
の自費出版の本の中に満載です。
 日本の大学生に聞くと90%は日本の農産物が世界で一番安全だと答える
と言います。
 農薬が多く使われていると言われる中国さえ商売上手で、有機無農薬栽培
に乗り出し、EUへの輸出を始めています。
 この面で世界で最も遅れて、野蛮なのが切ないかな我が国日本ですよね。
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由々しき日本の残留農薬

2023-03-30 14:10:41 | 健康
    日本の農薬の使用基準が農薬メーカーに甘く、EUで禁止・規制された
ネオニコ系農薬が、日本ではいまだに多用されていることは「常識」として
知っている。
   従って、一部の人から誹謗中傷を受けながらも極力農薬を使わずに
「安心安全で美味しい米や野菜」の生産に努力しているつもりでいる。
 しかし、「国が農薬を再評価する際、農薬メーカーがつくる報告書と文献
リストに依存している」ことや「ネオニコ系農薬の一つ、アセタミプリドの
基準値を日・EUで単純に比較すると、ブドウで日本はEUの10倍、茶葉で
600倍」にもなることを知って驚いた。

 お茶は食事や一服の時間に毎日飲み、葡萄も秋のシーズンによく食べ、
孫達に送ったりもしている。
 残り少ない人生の老人にとっては「今さら騒いでも・・・」かもしれないが、
「孫達の健康に差し障りがあるのでは」と心配になって来る。

 (2023.3.30  AM11;00 )

 毎日新聞「風知草」山田孝男(2023.3.27)
 「由々しき日本の残留農薬」

 自民党が何かと敵視するTBSが、国産食品の残留農薬を問うドキュメンタリー
映画を作った。
 映画だから放送法の対象外。安保や歴史ではないから<保守派>の介入はある
まいが、農薬メーカーの反発はあるだろう。
 日本の残留農薬の規制は欧州連合(EU)に比べてはるかに甘い。映画はそこを
掘り下げる。<環境過激派>的な偏向はない。ちまたの疑問に答える常識的で公平
な編集である。  
 映画のタイトルは「サステナ・ファーム」。環境に優しい(sustainable)農園で
ある。監督はTBSテレビ報道局の川上敬二郎ディレクター(49)。川上自らリポー
ター・語り手として出演している。
 主題は化学農薬、化学肥料、有機農業。全編69分の相当部分が<ネオニコチノイ
ド>系の農薬に費やされる。米、野菜、果物の生産で使われ、ミツバチ大量死や、
トキ、コウノトリなど絶滅危惧種の生態系に悪影響を与える一因――と疑われてい
る物質である。
 EUでは禁止・規制されたネオニコ系農薬が、日本ではいまだに多用されている
のはなぜか?
 カギを握るのは木村-黒田純子・環境脳神経科学情報センター副代表(医学博士
の論文である。
 2012年、この人は国際的な科学雑誌「プロスワン」に、ネオニコ系農薬が人を
含む哺乳類の発達期の脳に悪影響を及ぼす可能性を示す論文を発表。EUが注目し、
予防原則(完全な証明がなくても環境への影響に配慮して規制する考え方)にのっ
とって規制を強化。日本は見送った。
 農水省ホームページに残留農薬基準値の国際比較表が載っている。ネオニコ系農
薬の一つ、アセタミプリドの基準値を日・EUで単純に比較すれば、ブドウで日本は
EUの10倍、茶葉で600倍になる。
 興味深いのはその先である。東京で初めて「サステナ・ファーム」が上映された
今月18日、映画に出ている木村-黒田が終映後に登壇し、あいさつした。
 そこで木村-黒田は、国が農薬を再評価する際、農薬メーカーがつくる報告書と
文献リストに依存している――と指摘。この分野で名を知られ、映画にも登場する
星信彦神戸大教授の論文10編のうち6編が報告書から削られている――と具体的に
明かした。
 木村-黒田のあいさつを聞いていた聴衆の中に奥原正明元農水事務次官(67
)がいた。安倍政権の農協改革の中心人物である。次官時代の18年、農薬取締法
を改正し、最新の科学的知見で農薬を再評価できるようにした。当然、木村―黒田
の証言に驚いた。
 「由々しき問題だと思いました。制度を変えた意味がない。行政に自ら調べる
意がない。審議会、委員会の学者に資料を全部見てもらい、消費者も交え、リスク
コミュニケーションをキチンとやらなきゃ」
 21年11月、川上はテレビの「報道特集」でネオニコを取り上げ、そのユーチュー
ブ動画に294万回のアクセスがあった。農薬工業会(メーカー34社)は「不正確」
と反発、研究者らが詳細に再反論した。論争は当然。フェアなコミュニケーション
が重要である。
 公開は各都市2、3回ずつ。東京での公開は先週で終了。30日に大阪で。4月5日に
大阪と名古屋。4月中に札幌で上映する。手応えがよければ上映機会を増やすとい
う。(敬称略)=毎週月曜日に掲載
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深呼吸の効用

2023-02-04 21:36:42 | 健康
 腹式呼吸でゆっくりと長く息を吐き出しながらストレッチをすると体が
よく伸びるが、最近はストレッチ以外でも深呼吸を活用している。

 脚に大きな負担となる激しい運動や農作業を終えた日は、就寝中に「脚が
つる激痛」で目を覚ますことが多い。
 下手に対応すると症状が悪化するだけなので「激痛」が去るのをじっと待つ
しかないが、近年は痛みが解消するまでの時間が長くなり安眠妨害・睡眠不足
を招いてしまっている。

 TVやネットで「脚つり予防策」が紹介されているものの、進行中の対応策に
ついては有効な決め手が示されていないようだ。


 同じ「脚つり」でも人によって発症する時間帯が異なるようだが、私の
場合は就寝後2~3時間後が定番となっている。
 最近になって「脚つり」の原因が、就寝中の呼吸が浅いため「疲れた筋肉
に酸素が行き届かなくなるためではないか」と考え、発症した都度深呼吸
繰り返してみたら軽症で済むようになった。

 もう少し成功体験を積み重ねないと「特効薬」と断定するのは早過ぎるかも
しれないが、多少なりとも効果があることだけは間違いないようだ。
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ボディウォーマー

2023-02-03 20:38:02 | 健康
    就農当初は未だ若かったこともあって冬の早朝でも外仕事に果敢にチャレンジ
する元気があったが、加齢と共に無理をすると体調を崩すようになったことから、
厳冬下での外仕事は極力避けるようにしている。
   それでも、先月下旬に記録的な寒波が襲来してからは、家の中で防寒着で完全
武装していても寒さに震えるようになった。


  (厳美渓。天工橋から見た上流と下流)

   そんな時、スピードラーニングで「身体の熱の70%は頭から放出される」
と話していたのを思い出し、ワークマンからネックウォーマーを購入して着用
してみたところ、寒さが一気に解消されたのに驚いた。

 子供の頃、田舎のオバンサ達は皆首に何かを巻いて冬を過ごしていたが、
それは身体全体の放熱を防ぐためのネックウォーマーならぬボディウォーマー
だったようだ。
コメント (2)
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