魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

悪相性に惹かれる

2009年10月03日 | 星の流れに

これは前にも書いたと思うが、
相性の悪い者同士は、意外にも惹き合う。

星占術では、90゜180゜の関係で
活動宮→オヒツジ、カニ、テンビン、ヤギ、
定着宮→オウシ、シシ、サソリ、ミズガメ、
変容宮→フタゴ、オトメ、イテ、ウオ、

180゜の宮に惹かれるのは、第7室の結婚宮だからだ。最も遠い他人で、自分に無い物を持った、理想の向上目標となるからだ。
90゜というのは父と母になる。
父母というものは自分の原点だから、理想でもあり、乗り越える対象でもあるから、嫌でも気になる。

例えば、牡羊座にとって、第4室のカニ座は母であり、第10室のヤギ座は父になる。
つまり、牡羊座がカニ座に惹かれるのはマザコン感情であり、ヤギ座が牡羊座に惹かれることも同じ。
逆に、牡羊座が、ヤギ座に惹かれるのはファザコンと言うことになる。

と言うことは、多くの場合、男の牡羊座はカニ座に惹かれ、女の牡羊座はヤギ座に惹かれることになる。
ただし、これはあくまで、ファザコン・マザコン的恋愛感情の場合だが、世の中には、結構この組み合わせは多い。

これがどういう心理感覚かも面白いのだが、長くなる。小説の仕事だ。

もう一つ、悪相性でも発生する縁
自分の支配星が滞在する星座宮とは縁ができる。逆も真。
だから、滞在期間が短い、水性や太陽などが支配星の星座は、もともと飽きっぽいわけだ。

例えば、天王星が魚座にいたこの7年間は、魚座の人は水瓶座と縁ができ、魚座自身、水瓶座のようになる。逆に水瓶座の人は魚座のようになり、魚座として振る舞う。

だから、魚座になった水瓶は、他の星座との関係も、双子座にマザコン感情、射手座にファザコン感情を持ち、結婚相手や取引相手に乙女座が出てくる。
水瓶座と相性の良いはずの双子座と、葛藤が生ずる期間とも言える。

国の場合も
今から、天秤座に土星が来ると、日本はヤギ座のインドと縁が深くなり、ヤギ座のような孤高の国になると同時に、インドは天秤座のようにちやほやされる国になる。

このことは、ヤギ座にとっての第7室が、本来のカニ座から牡羊座に変わるように、天秤座にとって第7室がカニ座に変わるということで、
日本にとっては、良くも悪くも、中国(カニ座)と向き合うことになり、同時に、天王星が牡羊座に移動すれば、EU、特にイギリスとの縁が深くなる。