天王星 牡羊座 <男性星座>
1927/4(S2)~1934/6(S9) = 2010/5~2018/5
今から3年後の、2010~2018年に当たるのは、
昭和2年~昭和9年。
牡羊座は生まれたての赤ん坊。人体では頭部。唯我独尊。荒野に立つ若者。開拓精神。プロメティウスの火・・・ものごとの「始まり」を表す。
支配星の火星は、闘争、炎と銅、粗野、男性本能を表す。
国は英仏独。独立心とリーダーシップ、革命の発祥地だからか。今後はEUと考えたらいいかも知れない。
1927年、天王星が魚座を過ぎて牡羊座にはいると魚座の芥川龍之介が自殺した。双子座が終わった1948年には、双子座の太宰治が自殺している。天王星が去ると神通力が失われ、目立っていた人ほど、落ち込んだり失敗したりする。(木星の影響でも似たようなことが起きる)
牡羊座時代には「荒野」が生まれ、力の解決が図られる。闘争と暗殺時代。
世界大恐慌。世界的な「荒野」の中に、さまざまなリーダーが現れた。
蒋介石、毛沢東、ルーズベルト、スターリン、ヒトラー・・・
道を失った大衆が、一人のリーダーについて行こうとする時代。リーダーの資質によって道が分かれる。もう一つ前の牡羊座時代にはフランスにナポレオン3世が登場。
政治だけではなく、学問文化などでも権威や創始者が現れる。価値の偏る時代とも言える。
牡羊座時代は世界初、日本初など「初めて」(新)に注目が集まる。
リンドバーグ大西洋横断。日本初地下鉄。岩波文庫創刊。普通選挙。ミッキーマウス登場。冥王星発見。第1回FIFAワールドカップ。羽田開港。宝塚誕生。ベニス国際映画祭・・・
2010年(実質2009)以降の牡羊座時代を考えると
気候変動による農業の破綻→世界的経済混乱。新技術導入。新政策の始まり。新思想原理の提唱。リーダーへの依存・・・など、さまざまな「行き詰まりの打破」が始まる。特にEUが主導するが、日本との関係が深まり摩擦が起こる。中国は強引にでて、内憂外患になる。世界は東西対立と言うより、東西南北対立になる。
論理の偏りが起こり、互いに衝突する。(既にネットにはその兆候が見られる)
頭に関する話題が増える(脳改造、発毛、理容美容業界など)。
ブランド志向が消えて、新ファッションが現れる。