魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

恐るべし

2010年05月06日 | 日記・エッセイ・コラム

ゴミ発電と、資源リサイクルを並行して進めていたら、予定よりも、何年も早くゴミが減少し、ゴミ発電に支障が出てきたそうだ。

新型インフルエンザは、水際には失敗したのに、世界に比較して日本は圧倒的に少なかった。それどころか、例年のインフルエンザさえ影を潜めた。

恐るべし、ニッポンジン。

サーチナニュースによると、中国ブログでは頻繁に、日本人の緻密さや徹底ぶりが、畏怖の念で語られている。犬の糞を持って帰るのを見た中国人は、どうしても、信じられなかったと言っていた。

A型AB型の国日本は、B型の国から見ると、理解しがたい完璧さで、スキがなく美しい。
ゴミの分別も、みな言われた通りに、ごく当たり前にやってしまう。
中には、少しでも違っていると、徹底的に抗議する人がいたりするが、案外これは、B型のパラノイアだろう。A型なら冷ややかに閉め出す。

日本人が統一行動をとれる心理は、話せば長くなるが、
とにかく、あうんの呼吸で一斉に同じ行動に走る。花粉症が知られると、どっと患者が増えた。お蔭で、新型インフルも、家庭ゴミも押さえ込んでしまった。

日本で長い人気のグループ、SMAPには、B型がいない。
抑えの効いた、グループの印象が、日本人に長く愛されるのだろう。
日本人は、とりあえず、押さえ込もうとする。

学校教育は、自由な発想を先ず押さえ込もうとする。変わった才能は短所と見なし、落ちこぼれにしてしまう。スーパーには同じ形の野菜が工業製品のように並ぶ。肉感的な二股大根は商品にならない。

そういう環境で出てきたエリート達は、キッチリしたことはできても、破天荒な開拓ができない。
議員数を減らす必要があるのは、経費の問題もあるが、数が多ければ決断と実行ができなくなる。小田原評定で舟が山に登ってしまう。
議員数が少なければ即断即決で、議員の技量もすぐわかる。

外国は、「意志」のない日本を見て、完全になめてかかっている。
ことに、一党独裁の中国は、様子を見ながらではあるが、内心ではほとんど相手にしていない。(それが、中国の誤りだが)

SF小説では、コンピューターに、答えの出せない問題を出すと壊れてしまう。
恐るべきニホンジンは、放っておけば、異才の押さえ込みで自滅する。