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橋本・大徳その後

2023-09-11 | 建築巡り・街歩き【京都】


久々に橋本へ。
ママさんが3軒目の大徳を手に入れられてから、コツコツと、自力で修理され、はがした壁から漆喰装飾らしきものも出てきたと伺っていた。
こちらの1階奥のダンスホールだったらしき部屋は、当初は下部がタイル貼りの円柱の半分あたりに仕切りの壁が作られていたのだけど、
その壁も取り払われ、円柱が全て姿を現していた。



そして、その奥の部屋の壁から、こんな円形の漆喰装飾が。
思ったよりも大きなもので、



楽器を演奏する人たちの様子が表されている。
すごいなあ~
作業中にこんなのが出てきたらびっくりだろう



そのダンスホールの入口の扉も、最初は、ガラスが割れ、扉のたて付けも悪くて、開かなかったところを、ママさんが自力でガラスを入れ替え、
スムーズに開くように直されたそう。すごい!
夏の間は、暑かったので、5時起きで、作業されていたんだとか。



ステンドグラス、格天井のある玄関ホール。






床の無釉モザイクタイル。


そして、大徳から出てきたという裸婦のステンドグラス。
ママさんが汚れを拭いたら、顔のパーツが薄くなってしまったとかで、
この日、こだんさんに、修復を依頼され、
見事蘇った。


元の感じのままに完成~
さすが、すばらしい!
今まで仕舞われていたステンドグラスだが、今後は大徳に使用されるそう。



今まで埃をかぶって、きれいに撮れてなかった、2階洗浄室のタイル。
ちょっと埃を取り除くと、鮮やかな水色の役物タイルや、マーブルタイルも現れた。






そしてもう一か所、「橋本の香」の方に、玄関に、今まで冷蔵庫に隠れて見えなかったタイル壁が残されていて、冷蔵庫を撤去したので、見れるようになったということで、そちらもチェック。


本当は、玄関の腰壁全て、このようにタイルが貼られていたそうだが、
すでに剥がれ落ちてしまっていて、



そのタイルの一部が、お庭に残されている。
マットなカラーのタイルやマーブル模様のタイルなど・・



2階のこのステンドグラスは、ママさんが中国で創ってもらったものだそう。

三軒とも少しずつ進化しつつあるようだった。

現在、見学受付中です。
大徳のみ→2000円、橋本の香と美香茶楼とセットで3000円
見学料は、今後の修復費用に役立てられます。
要予約で、09083758761政倉さんまで。


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