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ハンガリー&チェコの建築&タイル旅2023【プラハ地下鉄・緑&赤ライン】

2023-09-20 | ハンガリー&チェコのタイル&建築旅2023

プラハの地下鉄巡りも怠らず。
ヴィシェフラドへ移動時の往復や、二日目夜、最終日など、時間を作って見て回った。
プラハの地下鉄は、緑のA線、黄色のB線、赤のC線と三つのラインがある。



まずはA線から。MOSTEK駅は、A線とB線が交わる駅で、
こちらはA線のホーム。
メタリックな金属板で装飾されていて、中央に円形の窪みのある黄色い金属板がずらりと並ぶ。


ホームにある太い柱は大理石貼りで、
大理石の重々しさと、金属の軽やかさがうまく調和していた。


天井もメタリック。


お隣のMUSEUM駅に着くと、金属板の色が黄色から、赤っぽい暖色系に。
グラデーションが美しく、今度は色ついた金属板部分は凸状に、ホーム壁全体が水玉に包まれている。


このA線は、水玉の金属板で統一されてるのかなあ?
次はどんな色が来るんだろうか?楽しみだ~と思いつつ
駅の改札へ出てみると、


壁面に大理石のアートが出現。


カラフルな色の石が象嵌のように組み合わさり、抽象的な模様が
作り出されているが、これは自然の石の色なのかな?!




又、別の壁面にも。


自然の色とは思えないような鮮やかさ。





トイレの表示も大理石の壁面に女性のシルエットの象嵌が



男性用は、こちら。


壁面により、さまざまな色の石が使われている。
地上へ出る階段壁面の大理石







こちらは、黒系の大理石でつくられたアート。


そしてSTAROMESTSKA駅は、同じ暖色系でも、イチゴ色っぽく、
ちょっと可愛い赤とピンクのグラデーション。


やはり柱は、大理石貼り。
とてつもなく太い柱が支える。


美しい~




改札へ上がって、地上へ出る階段は、このような大理石貼り。


MELOSTRANSKA駅はメロン色。
モチーフは同じだけど駅ごとに、少しずつデザインも変化が加えられてる。





少しダークな色合いの大理石が使用され、


改札階へ上がると、黒い大理石でシックな演出されていた。





DEJVIKA駅に降りると、水玉モチーフから脱却?したデザインに。
同じく金属板のようだけど、細く切り出した金属板、白をベースに
アースカラーな着色がされたものが、所々に入れられている。




色味がとても渋くてカッコいい。


日本人の感覚では、あまりなさそうな色合わせに思える。


同じ駅の構内にあったパン屋さんの壁面が、荒々しい石状のモザイク壁だった。


そして、BORISLAVKA駅。
濃いえんじ色の壁面に、緑色のラインが入る。
シンプルなのだが、おしゃれに感じる。


表示板、照明とが一体となったベンチも、コンパクトな良いデザイン。



PETRINY駅は、オレンジ系のグラデーション。
こんな色味も日本じゃ見かけなさそう。




ここの駅の照明と看板、椅子が一体となったものも
とてもスタイリッシュ。


ホームにあった、ガラスブロックに囲まれた円筒状のものは、なんだったんだろう?


エレベーターホールの上部、駅名が入った宇宙船のようなものも、すごいインパクトだった。





ここからは、赤ラインのC線。
CHODOV駅は、やきものの風合いのあるタイルが貼られてた。



ところどころに焼きむらのあるタイル壁。


ROZTYLY駅は、横長に並べられたやきものの風合いのあるタイルに、
レリーフ状に立体感のあるタイルで、アクセントがつけられている。


町中では、このようなやきものの風合いのタイルは、見かけなかったが、
駅の空間にこんなに大量に使われているとは。


こちらも通路にびっしりと貼られている。


装飾は、円筒状のものを半分に割ったものが使われているようだ。


OPATOV駅も又、焼き締めのタイルが使われていて、こちらも良いなあ。
中央部分には、黒っぽい焼き締めのタイルがアクセントに入れられている。


両ホーム共、延々と貼られているタイル。


カラフルな金属板の駅があると思えば、一転してやきもののタイルが
使われている駅もあり、様々な素材が駆使されていて見飽きない。





深夜、終点近くの駅にくると、車両には誰も乗っていない時間もあった。
この車両は、椅子が微妙に弧を描いている。


日本にはないレイアウト。


終点のHAJE駅。
この駅は、大理石と、A線でも繰り返し使われていた中央に円の窪みのある金属板。



豪華な金色が大理石とマッチしている。






改札階へ上がると、大きな陶板アートがあった。


このガラスの装飾も素敵。


C線には、タイル以外にも大理石のみで装飾された駅もあった。





黄土色と黒ぽい大理石。


MUZEUM駅は黒の大理石がメイン。





改札階へ上がってきたところも黒大理石が渋い。




1926年にプラハの地下鉄実現に向けての基礎を築いたという二人の肖像が
壁面に掲げられていた。

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