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シャープ歴史・技術館

2011-07-17 | 工場見学・社内見学


大和郡山の後やってきた天理では平日しかできない「シャープ」の社会見学を予約していた。
館員さんが一人ついてくださり、案内していただいた。
まずは歴史ホールにて、シャープのあゆみのVTRを鑑賞。
シャープは1912年に創業者、早川徳治がベルトのバックルを発明したことから始まったのだそう。
シャープペンシルをはじめ、ラジオやテレビ、電卓、電子レンジ、太陽電池、そして液晶テレビ全ては
シャープが日本初、又は世界初として生み出したものなのだ。





こちらはシャープペンシルの前身、「早川式繰り出し鉛筆」。
世界に先駆け、実用に耐える金属製のものを発明。
シャープの社名はこのシャープペンシルからきている。





当初のシャープペンシルの芯。
コンパスの芯のように太い~





こちらは国産ラジオ第一号の鉱石ラジオ。





テレビの国産第1号。
価格はなんと175,000円。
当時の公務員の初任給は高卒で5,400円だったそうなのでとてつもなく高額だったんだなあ。





世界初の電子卓上計算機。
さすがに初の電卓はかなりかさばる大きさ・・





電卓とそろばんを一つにセットした「ソロカル」というおもしろい製品も。





そして米国の協力で昭和56年に開発されたパソコン。





ここから担当者が代わって、技術ホールへ。
太陽電池の説明を詳しく受けた。
右は太陽電池の原料になる珪石、珪石から電池の元になる隣のシリコンを取り出す。





シリコンを薄く切って(数ミリ)並べた住宅用の太陽電池モジュール。
更にシリコンをガス化して吹き付けするという方法も開発され、シリコンの使用量、コストを大幅に削減することができるようになったのだそう。
国内だけでなく世界各国にシャープの太陽光発電システムが設置されているという。





+と-イオンでカビ菌やウイルスを空中分解・除去するという「プラズマクラスター技術」も世界初。
こちらの技術は24の企業で採用されていて車のエアコンや24時間換気システムなどさまざまなところで使われているそう。





世界最大サイズのハイビジョンテレビ。
こんなに画面が大きいのに、映像のきめの細やかさにびっくり。
他にも見る角度によって違う映像が見れるというテレビもあって
車内で運転手はナビ、助手席や後部座席の人は違った映像が見れるという実用化も。

帰りにはシャープペンのお土産もいただいた。
さまざまな電化製品の最先端の技術に興味津々・・
やっぱり社会見学は刺激的で面白い~とあらためて感じたのだった。


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