京都で用事を済ませ、河井寛次郎記念館へも立ち寄った後、
土曜日は3時から開いてる~と前々から行ってみたかったBar Gudiへやって来た。
店内へ一歩足を踏み入れると、そこはタイルの洪水。
タイル好きの店主さんが一枚一枚集められたタイルが店内の壁を覆い尽くす。
飲み物を注文し、店主さんに、タイルが好きで・・と、タイル好きの自己紹介をした後、写真を撮らせていただく。
コーナーごとに様々なタイルが貼られていて、
カウンター下には、こんなマジョリカタイル。
他にもさまざまなデザインのマジョリカタイルの競演が見られる。
「禁煙」のマジョリカタイルまで・・
これらのマジョリカタイルは、ほぼネットで手に入れられたとか。
一方の壁面全体に貼られている波や貝のタイル、ブルーのタイルは、
平田タイルさんで見つけられたものだそう。
このハーフサイズのマジョリカタイルも広範囲にわたって貼られていた。
日本で一番、このデザインのマジョリカタイルを持っているお店だとのこと。
もう一方の壁面は、白のレリーフタイルに、青緑系のタイルのコーディネイト。
この縦長のブルーグリーンのタイルは、なんと世界のタイルは博物館で、エジプトの最古のタイルのレプリカを交渉の末、販売してもらったのだとか。
そして、前から作ってみたかったという、ガウディをオマージュしたブロークンモザイクがカウンターの天板に貼られていた。
つい2週間ほど前に完成したばかりだという。
店名が入ったレリーフタイルに、地模様の入ったモザイクがはめ込まれていて、とても素敵。
お客さんがこっちにもあるよ~と教えてくれた、こちらは
本業タイルを中心に周囲がブロークンモザイクに。
そしてこちらにも。
おお~、このマジョリカタイルは、ひょっとしたら、INAXライブミュージアムのものづくり工房で作られたレプリカではないだろうか?
(確認するのを失念)
こんなところにモザイクととかげがいたり、
レアなマジョリカタイルが、現代のタイルと共にしっくり収まっていたり、
このタイルも可愛いデザインだなあ。
」
このちょうちょの陶板は、北欧のもののようだ。
店主さんとは、タイル談議に花が咲き、、こんなタイル好きの方がいて、
実際に、タイルをこのようにふんだんに取り入れられているという方には初めて遭遇し、とても感激した。
後ほど、たまたま京都で建築講座があった友人たちと、急遽会うことになり、
引き続き、こちらの席でゆっくりさせていただく。
こちらのタイル壁面は、お店全体のイメージカラーのブルーとは違って、
渋い色味のタイルが使われていて、茶系のタイルが素敵。
その中に一列、赤いお花が可愛いハーフサイズのマジョリカタイル。
壁面の中に潜む、モザイクタイルの牛?!
そうかと思えば、こんなメタリックなコーナーも。
男子トイレの壁面は、このようなガラスモザイクタイル貼りに。
お店は、今後も更に進化していくそうなので、また訪れたいな。