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新潟の旅2017【越後松之山温泉・凌雲閣その二】

2017-05-08 | 新潟の旅2017

凌雲閣に泊まった翌朝、朝風呂に入って朝食。

新潟県産コシヒカリが美味しくて食がすすんだ!

そしてチェックアウトまでの間に、他の客室を見せて頂いた。

 

 

三階のお部屋配置図。

お部屋はほぼ満室状態だったので、根気強く?お客さんが帰られるまで待ち、

お掃除中のスタッフの方に声掛けすると快く見せて頂くことができた。

 

 

二階配置図。

 

 

各部屋には廊下に面した次の間に飾りの障子が入れられていて、

全て違った意匠になっている。

 

 

外側、内側とも違うデザインで、それぞれ外側から見ると内側が、

部屋の中から見ると、外側の意匠が光を通して透けて見え、違った趣が楽しめる。

 

 

扇子をモチーフにしたものや、

 

 

これはハート型?

 

 

山の形のものも

 

 

こんな欄干?がつけられてた花頭窓っぽいデザインのものも。

使われてる木材もいろいろで、こちらの欄干を支える持ち送りにはちょっと面白い形の珍木が使われてた。

 

  

そして部屋の扉を開けたところのスリッパを脱ぐスペース。

各部屋、小石の色が違っていたり、切り株が埋められていたり、

壁にあしらわれたデザインが違っていたりと趣向が凝らされてた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

次の間、本間、濡れ縁とも欄間、床の間、ふすま、天井、壁の素材、すべて違うデザインが取り入れられ、

それぞれの部屋に入る度、新鮮な驚きがあって楽しい。

 

 

 

 

 

 

こちらの千草の間の次の間の欄間もとても繊細で、

 

 

同じく次の間の天井は、様々な木材が使われ、味わい深い天井に。

 

 

 

 

 

 

 

濡れ縁は本間の和風な感じと違って、どの部屋にもテーブル&ソファセットが置かれてゆったりと広めで洋の雰囲気に。

 

 

 

 

 

この照明もかわいいなあ。 

 

 

2階奥の角部屋、紅陽の間の次の間はこじんまりとしたかわいい部屋で

 

 

天井からはこんなランプが吊り下げられてた。

 

 

 

最後に2階の少し広めの松の間は欄間には松林の透かし彫りが、ふすまにも松の絵

 

 

床の間の脇には付書院がつくなど少し豪華に

 

 

 

 

濡れ縁の壁は松葉色に。

 

どの部屋も当時の宮大工の技、趣向が凝らされたアイディア、遊び心が垣間見られ、

それらを一通り堪能させていただくことができた。

 

 

  

 


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