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徳寿宮の毎朝9時半からの日本語ガイドツアーに参加した。
韓国初の西欧建築物があり、東西の折衷様式の建築が興味深い徳寿宮を見学することに。
ツアーの参加者は我が家だけだったのでガイドさん貸切状態?で説明してもらえ
た。
徳寿宮は元は王族の邸宅で、文禄の役で正宮が焼失したため一時的に正宮の代わりになり、19世紀後半、第26代・高宗により再び正宮として整備された建物。
中和門は徳寿宮の正殿である中和殿の正門。
1902年に創建された木造建築。
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門の前にいる石像は善悪を見分け正義を守る「ヘテ」という想像上の動物で、妙に愛嬌がある顔をしてる。
この度ソウル市のシンボルになったそう。
鼻の穴に指を突っ込む息子に、「韓国の子供と同じことしますね~」とガイドさん・・;
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1902年に建立された徳寿宮の正殿、中和殿。
王室の公式行事が行われた場所。
一万ウォン札にも描かれている繁栄を表す月と太陽の描かれた屏風や天井には皇帝を象徴する竜が刻まれている。
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色鮮やかな丹青が施された屋根。
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1910年に完成した石造殿は御影石でできた古典主義様式の石造建築。
イギリス人技師ハディングが設計。
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1937年に完成した石造殿の西側にある石造殿別館。
現在国立現代美術館別館となってるが、この日は企画展が終わったばかりで休館中だった。
石造殿前の庭園と噴水もイギリス式庭園で韓国初のヨーロッパ式庭園。
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屋根の四隅に置かれている像は厄除けの為のもので、ここでは西遊記の登場人物が載せられている。
この像の数が多いほど建物の格が高いのだそう。
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王宮の中で建立された最初の洋式と韓式折衷の建物。
ロシア人建築技師によって設計された。
高宗皇帝が茶菓会を催したり、音楽を鑑賞したりした休息の場。
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柱の上部には龍、蝙蝠、花瓶など韓国伝統模様が装飾されている。
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空は澄み渡って天気は良さそうだが、この日の朝は気温が零下2度まで下がり、このガイドツアー中も実はめちゃめちゃ寒かった~
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咸寧殿は高宗皇帝の寝殿として使用された建物。
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主に外国使臣や大臣を迎えるための接見室として使われた建物、徳弘殿。
色鮮やかな天井の装飾は復元されたものだが、当時は白は貝、黒は松脂、緑は緑青などの自然の塗料を使って手描きされていたそう。
電気が使われたという西洋風のシャンデリアも。
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オンドルの焚き口。
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オンドルの煙突は火事などを防ぐ為に建物から少し離れた場所に建てられている。
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徳寿宮の外壁。
秋は銀杏並木がとても美しいそう。
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韓国の伝統的な様式の建物の中に西欧風の建物が混在した不思議な雰囲気を持つ王宮だった。
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この徳寿宮から続く道、徳寿宮キルはソウル市美術館や貞洞第一教会など近代建築も見られる雰囲気のいい散歩道。
この日のツアーが始まる前と別の日の早朝に二度散歩した。
これ なんででしょうか。
やはり近代化のためには当時では最先端の西洋建築を取り入れなければ
ならなかったのでしょうか~