転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



なんということだ。
きょうのデーゲームの対・横浜戦でも、カープが勝ってもた(O_O)。
もはや、広島相手に関西弁が出るほど私は驚愕している。

 広島から連日、基準値を大幅に超える貯金が検出されていますが、
 90年代までの値を考えれば、全く問題のないレベルです。
 万が一、このまま事態が継続するようであれば、
 暫定基準値を設ける必要があるかもしれませんが、
 セ界にただちに影響を与えるものではありませんので、
 国民の皆さんは冷静に行動して下さい。

等々と、○ちゃんねるでは大変盛り上がっている(汗)。
某氏の日記で知ったのだが、昨日時点の『貯金2の単独首位』
という出来事自体、カープにとっては2005年の4月4日以来で、
やっぱりそんときも4月だったのかというのは笑えるのだが(苦笑)、
ともあれ、長い長い長い『ルリデン呪い』が、ようやく威力を失って来たんかなー。
(参考:ルリデン追跡の記録→2004年11月19日

ともあれ、このぶんでは連休を前に、広島市内では、
カープV預金のとりまとめ、応援グッズの買い占めなど、
常軌を逸した行動に走る人が多く出そうで、心配だ。

あとで、なんか風評被害に悩まされるようになんなきゃいいけど。


追記:晩の阪神×巨人で、巨人が勝ったので、
広島カープはついに、完全な単独首位に輝くことになった(うっとり)。
カープが一番上に出ている順位表のウェブページは永久保存版だなっ♪
しかし、巨人の底力はさすがとは思うものの、
このナイターのとき、阪神および阪神ファンは、
きっと「ジャンパイア殺ス」と思ったに違いない。
おいおいと思うような判定が、一度や二度ではなかった。
中には、完全に間違っていることが明かな判定まであった。

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風邪をひいた。
昨夜からなんとなく咽喉がおかしかったのだが、
朝、起きてみたら完全に咽頭炎になっていて、つまり風邪だった。
今月初めに主人から始まって、次に娘に行って、
そろそろこっちに来るだろうと思っていたら、案の定だった。

しかし、なんということだろう、
今、この瞬間、2011年4月19日19時51分現在、
私の、そんな不調など蹴飛ばすようなえらいことが起こっている。
広島カープが単独首位なのである!!
ももももちろん暫定だがっ。
ナイターの阪神×巨人が終わるまでの間かもしれないがっ。
きょうはマエケンが投げたし、勝たねばならない日ではあったが、
それにしても、どうなっとるのか、ここんとこのカープは(殴)。

○ちゃんねるでは、79年のスリーマイルのときも、
86年のチェルノブイリのときも、ともにカープが優勝していると書いてあり、
ってことは今年も、と取り沙汰(汗)されているのだが、
なんというか、もう、カープが勝ってるだけで未曾有の事態というか、
天変地異に近いような次元の話になってるのだね。

でも真面目に言うと、そこで触れられている昔の二回の優勝は、
今とは全然意味が違って、「普通に起こること」だったのだ。
広島カープが、本当に物凄く強かった時代があってだな、
あの頃なら世間の皆だって、今年も広島が優勝して当然、などと思っていたのだ。
いやまぁ、どんなに言葉を尽くしても、
今の若い人はパラレルワールドの話かと思うだろうけどね。


ちなみに主人は今、自室のパソコンで昼間の横浜×広島の録画を観つつ、
テレビのほうは生放送中の阪神×巨人にしていて同時進行、
一体、何がしたいのかわからない状況だ。
更に、ラミレスのタイムリーヒットで巨人に1点が入って1-1になると、
「うぉぉ!入ってしまった!あああああ~~!!」
と何やら悔しそうな声をあげているのだった。
今晩阪神が負ければ、最大瞬間風速みたいな話だが広島単独首位でないの?
と私などは思うわけだが、主人は、
「目先の1位だけのことを言やぁそうじゃが、ここで巨人に息を吹き返されては!」
とわけのわからない心配をしているのだった。
んなこと言うなら、別に阪神だって、
先々ずっと広島のトモダチってわけではないのだがね(苦笑)。

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・本当ならきょうは、KISSの神戸公演の日だったんだよ……。
まあ、彼らの来日キャンセルは地震以前に決まって発表済みだった話だから、
日本への渡航制限などとは全く関係がなかったのだけれど。
秋以降に再度、来日が企画されるという噂なので、それが本当なら、
その頃には、地震や原発事故関連の諸問題が大いに改善していることを願う。

・そのかわりというわけではないが、6月博多座歌舞伎のチケットが無事に手に入った。
昼の部『身替座禅』は3階最前列から、
夜の部『魚屋宗五郎』は1階かぶりつきで観せていただけることになった。
来月の團菊祭から続けて、音羽屋の旦那さん(菊五郎)を拝見できる。ありがたや。
夏には音羽屋さんはお休みの予定なので、私としても観られるときに観ておかなくては。

・イナズマロックフェス2011の開催が、今年も正式に発表され、嬉しく思っている。
イナズマロック・フェス2011 2011年9月17日(土)18日(日)
今年は復興事業を支援するために、西川貴教の掲げているプロジェクトの
STAND UP!JAPAN 2011の一環として行われるようだ
東日本大震災チャリティープロジェクトSTAND UP!JAPAN 2011)。
そういえば昨夜さんまの『からくりTV』で、ゆってぃとNON STYLEの井上裕介が、
『HOT LIMIT』の衣装でなぜか『High Pressure』の替え歌を歌っていた(苦笑)。
ツイッターで見る限り、西川氏はとても喜んでいるようだったが、
我が家では娘と私とで笑い転げた。
それにしても、ここでひとつ、私には難題が。
和央ようか主演『ドラキュラ』大阪公演が9月16日(金)から始まるのだ。
これを見るとしたら、私は大阪まで行って帰って、翌日また京都~滋賀まで行くのか。
大阪で一泊したほうが経済的なのか。いやもう国内旅行は積極的にすべきか。嗚呼。

・演奏会関連も10月になると、いくつか私にとって大事なものがある。
今は八方ふさがりのような気分だが、秋の公演、と聞くと随分先のことなので、
その頃には季節も改まり、日本全体が多少なりとも良い時期になっているのではないか、
と、具体的な根拠があるわけではないが、時間の経過に希望を見出したい気がしている。
そうした演奏会のひとつが、いつも私が執着しているブルーノ=レオナルド・ゲルバーで、
10月1日に大阪シンフォニーホールでリサイタルを行うことになっている。
有り難いことにマチネで14時開演、オール・ベートーヴェン・プログラム。
ブルーノ=レオナルド・ゲルバー ピアノ・リサイタル(ザ・シンフォニー・ホール)
チケット発売は4月24日(日)~(A5,000円 B4,000円 C3,000円)

・また、広島でも久々に大きな演奏会が予定されている。
エッシェンバッハ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が来るのだ。
10月15日(土)広島市文化交流会館、18時開演。
ソリストはラン・ランでリストのピアノ協奏曲第1番、後半はブルックナーの4番。
チケット発売は6月25日(土)~(S33,000円、A28,000円、B23,000円、C18,000円)
……逃したくないけども、わたしゃ間違いなくC席狙いだな(殴)。
「広島はいいよな、もともと海外演奏家なんか来ないから、10月のVPOだけ心配してればいい」
と某掲示板でいみじくも書かれていたが、まことその通りよ(汗)。
ラ・フォル・ジュルネも広島は最初から何も関係ないし、
外国から来る演奏家は誰も皆、大阪のあと岡山か倉敷でやれば御の字、次は福岡だ。
ポゴレリチなんて、広島に来たのは1988年が最後で、以来カスったこともない。

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小学校英語指導者資格セミナー
昨日の午後は、小学校英語指導者資格のセミナーを受けに行った。
教室で使えるテクニックやアイディア、注意事項など、
実際的な助言や提案が盛りだくさんで、実に得るところの多い3時間だった。
「子供の頃から習えば、いつの間にか苦労せず英語ぺらぺらになるはずだ」
などという余計な(笑)ことを考えず、保護者も教師も、
「外国語学習との、最高に楽しい出会いをしてほしい」
ということだけを目標にするのであれば、
小学生を対象にした、こういう授業は大変に意義のあるものだと感じた。
日本で生まれ育ち、日本で高校や大学まで行くつもりの子供であれば、
小学生の段階では、英語など全く何も身につかなくて良いと私は思っている。
ただ「外国には日本語とは違う言語がある。それを勉強することはとても面白そうだ」
という印象が子供心にはっきりと残ってくれれば、
いずれ開始するであろう本格的な外国語学習のための、得難い基礎になると思うし、
その後の伸びも全く違うと思うのだ。

広島交響楽団第308回定期演奏会
きょうは午後から、広島交響楽団第308回定期演奏会を聴きに行った。
決まっていた指揮者とソリストたちが、震災の影響で来日できなくなり、
急遽、出演者と演奏曲目が変更されたのだが、
それが私にはかえって有り難いことになった。
指揮:秋山和慶、ピアノ:伊藤恵という組み合わせで、
モーツァルトの『ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467』が演奏されたのだ。
3月の終わりのある日、私はこの変更を見た瞬間にチケットを買った(笑)。
期待に違わぬ磨き抜かれたモーツァルトだった。ああいうのを「珠玉」というのだ。
カデンツァは私の聞き慣れたフー・ツォンのものとは違ったが、
さすが伊藤恵さんなので、りんとして輝くような演奏で素晴らしかった。
拍手が鳴りやまず、ソリストのアンコールはシューマン『トロイメライ』。
ひとつひとつの音の充実というものについて、改めて考えさせられ、感銘を受けた。
(そういえば、去年の夏に広響第20回呉定期演奏会で田村響がソリストを務めたのも、
モーツァルトの同曲だった。あれも、なかなか良かった。
近年、私は思いがけず、モーツァルトに開眼しつつある、かもしれない(笑)。)

広島カープ暫定1位か
なんと驚いたことに、きょうもカープが巨人に勝っていた(殴)。
昨日、今村がなんともけったいなピッチングの挙げ句に逃げ切って、
こんなこともあるんだと思っていたら、
きょうもまた、わけのわからない展開で福井が勝利投手になっていた。
きっと巨人は今、バイオリズムが変な具合に一時的に下がっているのに違いない。
個々の選手はよく打っていて、たくさんヒットが出ているのに繋がらず、
その傍ら暴投でカープにうっかりと点をやってしまったりして、
まったく巨人とは思えない状態だった。
そして、きょうは阪神も中日に負けたので、驚いたことにこの段階では、
阪神・横浜・広島、という実に奇妙な顔ぶれの三球団が揃って「暫定1位」。
カープが貯金できたのって、一体、何十試合ぶり(殴)?
横浜と広島から、ただいま基準値の○倍を超える貯金が検出されておりますが、
ただちに優勝に影響を与えるものではありませんので、冷静に行動して下さい。

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昨日から、広島×巨人の三連戦@マツダスタジアムなのだが。
予定通りの開幕だったら、主人はマツダスタジアムの初戦を見る筈だったのだが、
延期になったので、彼の持っていたチケットは意味がなくなった。
それでふてくされた、というわけではないのだが、
この週末は、我が家は誰も球場には出向かず、テレビ観戦のみだ。

それにしても、どーでもいいことかもしらんが、
なんで二戦目で土曜日の今日も、ナイターなんだ??
巨人の面々は既に昨日から広島に来て試合をしているのだし、
きょうなんかはデーゲームをやっとけば良い日だと思うのだが
どうしてナイターなのか、全然わからない(汗)。

ルイスがエースだった頃は、彼はカクテル光線の中で投げないと、
なんだか真価を発揮できない投手だったので、
カープ・ファンとしては心密かにナイター大歓迎だったのだが、
今はそういう都合も無くなったから、昼でも夜でも別にいいのだ。
むしろ今後は、広島だって節電を心がけるのは悪いことではないし、
デーゲームを率先してやればいいのではないかと思うのだが。

「西日本はナイターやってもいいのか?まあ、ここはドーム球場じゃないから
ナイターでもデーゲームでも、結局、同じくらいのもんか」
と私は、テレビ画面を見ながら消費電力のことを話題にしたつもりだったが、
主人は急にこちらに向き直って否定した。
「んなこたない!全然ちゃうよ!昼じゃったら、もっと入らんよ、客が!」

そっちかい!!

見れば、画面には無人のスタンドが映っていた。
三塁側は勿論、一塁側もシートの赤が目立つばかりだった。
埋まっているのは、寝そベリア。嗚呼。

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福島産を買おう』でリンクを貼った会津ブランド館オンラインストアで、
私は「福島と連帯しよう」とばかり(←昔の労組婦人部みたいですな)、
既にいくつか買い物をしたのだが、その中でも特に、
『守り狐ストラップ』は自分的に大ヒットだった。
私はもともと、何であれ「動物もの」が好きなのだが、
この狐は、見本写真から想像した以上に、良い顔つきをしていた。
しかも、パッケージの絵では、白い狐が御機嫌で「狐火」を焚いている。
なんだか、ツボ押されまくり(笑)。

こ、これは!「日常用」「保存用」「布教用」と最低3つは欲しい!
と思っていたら(ヲタ用CDかっ)、めざとい娘が寄ってきて、
「どしたんこれ!欲しい!」と自分のものにしてしまった。ちっ。
仕方がないから、きょう、また同じお店に同じストラップを追加注文した。
説明を読むと、『北塩原村の村民が、村内から採取される間伐材を利用し、
ストラップを編み、心を込めて作ります』と書いてあり、
『第10回ふくしま特産品コンクール奨励賞受賞』作品だとのことだった。

檜原早稲沢地域には、木地型取りを生業とした木地師と呼ばれる人々が
昔から、たくさん住んでいたそうだ。
木地師たちは、良材を求めて山の奥深くに入り、
山を知り尽くし、自然の恵みを受けて暮らしていたということだ。
その彼らは、山中に木地小屋を建て、そこに森の守り神として
割丸太一刀彫狐を祀る習慣があった。
また、この地には、かつての伊達軍との戦いの折り、
穴沢一族を狐たちが様々な「不思議」を起こして守ってくれた、
という伝承も数多く残っているそうだ。
そのようなわけで、「守り狐」は郷土の人々や森の守り神のシンボルとなり、
子供達を守る木地玩具として、いろり端で彫り続けられてきたということだ。

なるほど、この子は、ご先祖様の頃からずっと、
そういう寒いところで生まれ育ったのだね。
裏磐梯とは全く違う安芸の国の風景の中だけれども、
どうか引き続き、私たちみんなの守り神になっておくれ(*^_^*)。

******************

このほかに、このお店では今回お米を二種と
(会津若松市「コシヒカリ」、南会津町「ひとめぼれ」)、
民芸品のコースターのセット、それに『会津学』という本を買った。
広島にじっとしているだけでは、なかなか手に入りにくいものばかりで、
ネットショッピングができる今の時代は、有り難いなあと思うことしきりだ。
お米は食べ比べてみて、気に入ったら次回からまとめて買おう♪

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久しぶりにピアノの稽古に行った。
モーツァルトのピアノ協奏曲第27番第2楽章。
本番は二台ピアノでやる、というのが私のような者にとっては大変だ。
勿論、オケとやれと言われたらそれはそれで大変困るが、
ピアノが二台というのは、音色が全く同じ楽器でそれぞれのパートを弾くわけだから、
ソロの音数の少ない箇所など、音数の多い伴奏ピアノの音量に負けてしまいそうだ。
独白のように、ぽつり、ぽつりと素朴な単音で語りながらも、
自分のメロディラインを維持し響かせることなど、私の技量でできることではない。
そうでなくても、もともとピアノは弾いた瞬間から音が減衰して行く楽器なのだ。
モーツァルトのように限られた音だけで構成されている楽曲でも、
オーケストラに負けずに語れる演奏家というのは、本当に凄いと思う。
相対的に大きな音量を出していても、必要な箇所ではピアニシモの表現ができる、
というのは、頭で考える以上に大変なことだ。

しかし、そういう難しさはともかくとしても、
昨今のように日本中が「非常時」という雰囲気にあるときには、
モーツァルトの音楽は、何より私を慰めてくれるものだ。
基本的には私はベートーヴェンが一番好きなのだが、
あれは、弾くにも聴くにも、こちらにエネルギーがないと、つらい。
ベートーヴェンは熱くて重くて、押しつけがましいところが多分にあるので
受けて立ち、それを十分に味わうためには、元気がないとダメなのだ。
今、私の心は弱っている。というより、弱っていない日本人など居ないだろう。
モーツァルトの、柔らかで懐の深い音楽は、そのような心境にも添ってくれる。
モーツァルトには、心躍るような幸福感を倍増させてくれる力もあるのに、
受け手の状態が変われば、そのとき必要な箇所に必要なだけ応えてくれて、
実に不思議な柔軟さと奥行きがあり、有り難く、かつ得体が知れない(笑)。

モーツァルトの本番が来月終わったら、ベートーヴェンのソナタ5番を終えて
(これは第3楽章の終わりまで一応は見てある。音の面で仕上がっていないけど)、
そのあと何をやりたいかと、先生に尋ねられたので、
現時点の希望としては、ハイドン、と申告しておいた。
というのも、前にポゴレリチが言っていたのだ、
ハイドンは音楽院では試験の課題曲だったが、後にプロになってから弾いたら、
そこにモーツァルトに匹敵する深く鮮やかな世界が広がっていることを知った、と。
また、フー・ツォンも前回来日したときに、オール・ハイドンのリサイタルをやり、
ハイドン独特のユーモアについてインタビューで語っていたものだった。
それで私も、自分なりのレベルでだが、ハイドンに触れてみたいと思うようになったのだ。
小学生や中学生が、それこそソナチネやソナタで出会うのとは違った意味で、
今の私なら、ハイドン先生の愉快さを楽しめるのではないかと思っている。

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予定通り、今月から小学校英語指導者資格講座に通い始めた。
指導方法についてのセミナーは、また別途行われることになっており、
今、英語学校では基盤となる英語力養成のほうに力点が置かれているのだが、
いやはや、私はこんなにきちんと英語を勉強したのは、久しぶりだ(殴)。

一昨年は英検1級を受けたので、英検用のテキストを重点的にしていたし、
昨年度は通訳案内士の資格取得一本に絞っていたので、
今の時期は、地理・歴史・一般常識の勉強を日本語でやっていて、
それが終わった11月以降は、口述試験のための英語しか準備しなかった。
つまり考えてみると私は、特定の分野に偏らない普通の英語(!)を
もう、長らくやったことがなかったのだ。

週1回行われる授業は、私のイメージでは「英会話スクールらしい感じのもの」で、
先生から指示された表現や設定を使って、詳細部分には自分の想像力を動員し、
クラスメートとともに会話を発展させて行くことが常に求められている。
名目はグループレッスンだが、私ともうひとりの生徒さんしか居ないので、
50分間、ほぼ喋り続けることになり、サボる瞬間がない(苦笑)。

この授業には、クラス用のテキストのほかに、
自習用のワークブックが一冊あって、授業の前にやっておく予習部分と、
授業の終わった日に仕上げる復習部分とがある。
更に、授業中に使った会話表現をリストアップした小冊子とCDが別にあって、
これを毎日、家で自分で練習し、暗誦できるようにしておけと言われている。

これら授業関連のテキストとは別に、文法書と、会話表現の本とCDが
最初に配付されていて、これらは各自で自習の上、
それぞれ週一回のペースでチェックテストを受けることになっている。
チェックテストは授業とは直接連動していないので、
授業の前後、あるいは授業のない日に、自発的に予約して受けに行く。
文法の勉強やテストは、もともと理屈好きの私にはあまり負担ではないが、
会話表現のほうのCD練習は、かなり回数多くリピートを要求される構成になっていて、
これを毎日やるのは(やらないとテストを受けても合格できないから)
なかなか重いものがある(苦笑)。

かつて私は、英会話スクールなどに行っても気休めだろう、と思っていて、
それゆえに、英検も通訳案内士も基本的には独学で準備したのだが、
実際に通ってみると、これはこれで、なかなか英会話スクールのノウハウというのも
よく出来ているなあと改めて思うところが多い。
自分で市販のテキストを買って、これだけのプログラムを構成することは
少なくとも素人の私には無理だし、チェックテスト等の強制力がなかったら、
このような勉強を常日頃から継続的にすることも、難しいと思う。

ちなみに昨日は、授業の最後のディスカッションのときに、
『今、日本人の間でpopularな人』というテーマがあって、
私は誰を挙げようか迷って、「枝野官房長官」と言った(苦笑)。説明としては、
「地震前はほぼ注目されていなかったが、寝ないで記者会見したことで有名になった」。
いつか、何年か経ってこのブログを読み返す機会があったら、
「そうか~、英会話でそんなことを話題にするような時期だったんだなぁ」
などと笑えることを、祈りつつ、記録しておく。

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きょうから開幕だ。
広島カープの初戦は、対・阪神@甲子園球場。

マツダスタジアムを建てるとき、お得意の『たる募金』の甲斐もなく、
資金のつくれなかった広島は、ドーム球場を持つことを断念したのだが、
こういうご時世になってみると、屋根なし・空調なしの本拠地は、
かえって堂々と使用できる、……ような気がする(苦笑)。
ショボいと笑われたのは過去のこと、今やエコの最先端だ。

旧・市民球場の時代から、真夏だってずっと炎天下でやって来たのだ、
それどころか、かなりな大雨の日だって試合決行で。
暑かろうが濡れようが、広島で観る野球というのは、いつもそういうものだった。
そりゃもう、あの頃は節電以前の話だったけども、
ファンも選手も、早くからシッカリ慣らしておいて、結果的には良かった(逃)。
勿論、甲子園球場だって、そういう意味ではお仲間だな。

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昨日の開票速報は、投票終了の8時になった途端、
『広島市長 松井一実 当確』
『東京都知事 石原慎太郎 当確』
とテレビ画面に字幕が出て、結果を待つつもりだった私の楽しみは0.5秒で終了した。
特に、東京都知事は、せめてもうちょっと攻防が観察できるかと思ったのに
開票作業が始まる前から当選確実だったか、と脱力した笑いが浮かんだ。
待ちに待った映画が封切られ、ワクワクして見始めた途端に、後ろの席のヤツが、
『これ死ぬんだぜ』とボソっと喋った、というくらいの落胆があった。
TLに最初に出てきたツイートは、『そ の ま ん ま 石 原』だった。

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