転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



娘の通う学校が、震災被災者および原発事故避難者の受け入れを表明している。

中学部2年から高校部2年への受け入れが原則で、
随時、転入試験実施、
受験料・入学金は免除、授業料(含施設費)も原則1年間免除、
制服その他の用品についても極力対応いたします、
とのことだ。

http://www.hjs.ed.jp/documents/higashinihondaisinsai.pdf

市街地にある学校なので、被災者受け入れを公表している市内公営住宅等に
入居される方々なら、選択肢のひとつに入れて頂けるのではと思う。

単に、被災者の方々というだけでなく『原子力事故避難者』、
という部分にも触れているところに、私はとても共感を覚えた。
最近あちこちで耳にする、『被曝者ではない証明書がないと受け入れられない』、
などとタワケたことを言うヤツらを、広島の皆で蹴飛ばしてやれっ


ところで、明記されてないようだが、受け入れはさすがに、女子のみ、ですよね(汗)?

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大谷晋二郎 原発なんの 救援物資運び込んだ(日刊スポーツ)
『プロレスラー大谷晋二郎(38)が20日、トラックで4トン分の救援物資を、福島県郡山市内の避難所「ビッグパレットふくしま」へ運んだ。』『いてもたってもいられなかった。救援物資運搬車の4トントラックに乗り、原発の放射線被害による被災者が集まる郡山に入った。』『大谷「本当はプロレスで励ましたいけど、今はまだそんなことも言ってられない。まずは必要な物資を運ばせていただきました。」』『17日に社長を務めるプロレス団体ゼロワンの都内道場で、所属選手やファンらと物資を集めていた。760キロの米、2000リットルの水、生理用品などを次々と運び出した。』『「原発?皆さんが戦う恐怖を、少しでも無くしたかった」と、迷いはなかった。避難所で放射線量の検査も受け、自ら安全性を証明した。』

さすがファイヤーソード大谷じゃ!
オレがやる!となったら一直線に実行してしまうパワーが彼ならでは。
民間だから可能だった力技、という面も否定はしないが、
政府主導の救済策が未だに見通しが立たず、義援金配分作業も滞っている現在、
こういうことを私的な努力で実現させる、発想と行動力が凄いと思う。


長州力が郡山高校で「恩返し」の炊き出し(日刊スポーツ)
『プロレスラー長州力(59)が2日、福島・大熊町からの避難者約300人が生活する県立郡山高校で炊き出しを行った。地震、津波、原発事故で傷を負った町民へカレー、豚汁を振る舞った。新日本プロレスの三上恭佑(27)も同行し、団体を超えて尽力した。長州は「力を貸してくれてありがたい。原発の影響? 全然気にしてない」。水道水で溶いた青汁も飲んでいる。』『歴史の壁も越えた。長州の出身地・山口(長州)と福島(会津)は、1868年の会津戦争で争った。今でもわだかまりをもつ人もいるという。長州は「郡山は東北シリーズでよく来た。その時に温かい声援をもらった。『長州』の名を育ててくれた場所。感謝している」。歴史は関係なく、恩返しのために郡山に戻ってきた。』

前述の大谷が山口出身であるのと同様に、長州力もまた山口育ちだ。
福島のために尽くすとは、二人ともかつての敵のために頑張っているわけだ。
ツイッターで見た目撃情報によると、長州は最初、声をかけられても、
『名乗るほどのものではございません』
と言いながら炊き出し作業をしていたということだ。
誰がどう見ても長州力以外のものには見えんやろ。


猪木が避難所で復興ビンタだ~!(日刊スポーツ)
『プロレス団体IGFの会長アントニオ猪木(68)が被災地に気合と勇気を届けた。5日、猪木は同エグゼクティブプロデューサーの蝶野正洋(47)と福島・いわき市、宮城・東松島市の避難所3カ所を激励に訪れた。被災地に「元気ですか!」の高らかな声が響き渡った。飲料水3万リットルや特製タオル5000枚などを届けた。』『最初に訪れたいわき市の江名中学校では、到着直後から「元気ですか!」と絶叫。「本当は言おうか迷った。でも皆さんが思った以上に元気だったから」と盛り上げた。』『「日本中が自粛、自粛じゃあ何もできない。元気のあるやつが立ち上がれ!」。有言実行の猪木に被災地は勇気づけられた。ある若者は「闘魂注入」のビンタをねだった。強烈な平手打ちをくらった遠藤昇太さん(29)は「暗い気持ちと一緒に、意識が飛びました」。ほおをさすりながら感激した。最後は全員で「1、2、3、ダ~!」と絶叫。避難所に笑顔があふれた。』

ワタクシ、このかたは必ずどこかで登場なさると思っていました。
いつ・どこに・どのようにお出ましになるか、に興味があっただけです(逃)。
しかし、猪木は、やはり天才なのだ。
この状況で、全員にダ~!を言わせ、皆を笑顔にさせる。
芸人にもエンターテイナーにもできないことが、猪木だからこそできるのだ。
人の心を掴み、エネルギーでいっぱいにする、猪木の面目躍如だ。
そして黒のカリスマ蝶野もご一緒に。もちろん黒ジャージなんスね。
「黒のカリスマ」蝶野も被災者の味方(日刊スポーツ)


ちなみに、私は地震以来、みちのくプロレスは大丈夫だろうかと
心の片隅で(片隅で、だよ・殴)心配をしていた。
『がんばろう東北!!』の合い言葉とともに、ザ・グレート・サスケの顔を見たときには、
やっぱり嬉しかったねぇ。

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