転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



突然ですが。
ワタクシいつぞや、エゲとアガの話を、したやないですか?
(2012年7月30日:恵下山に行こう(いずれ。今は暑い)
あれから、あの話が予想もしなかった方向に発展してしまい、
どうやら来月中に、私は「英語遠足」をするハメになりそうです。

**************

コトの起こりは、週1で通っている英語教室でのことだった。
今月の初め、何の流れだったが、古代史の話題になったときに、
私はついつい、
「広島市内にも古墳時代の遺跡や住居跡の復元があります」
と自分でも調べたばかりの話を披露した。
アメリカ人講師のM先生も、ほかの出席者も、誰もそれは知らなかったので、
そんなものがあったのかと、皆、なかなか喜んで聞いてくれた。
そして、「それは見学可能です」と私が言ったものだから、
だったら、そのうち実際に行ってみようよ、という話になった。

しかしその時点では私は、まだあまり深く考えていなかった。
全く行くつもりのない社交辞令ではなかったにしても、
『今度いっぺん行こうや!』
という話は、えてして、その場の勢いで終わってしまうものだ。
現実には、皆それぞれ予定があって忙しいものだし、
具体的に決めなかった以上、本当に実現する可能性は低いだろうな、
という程度に、そのときの私は考えていた。
まあ、行ければ行く、くらいのこと。当分の間、予定は未定。
だいたい、今はまだ毎日暑いし……。

ところが、アメリカ人にはそんなニュアンスは全くなく、
まさに、「文字通り」だったのであります(^_^;。

「ヨシコ!古墳、見に行こう、いつが暇?9月○日はどう?」
と先週、アメリカ人講師M氏は、手帳を片手に、陽気に私に言った。

えっっ。行くの?ホントに?もう?

そうだった。
長らくアメリカ人と私的な付き合いがなかったので、私はうっかりしていた。
彼らは、例えば日本語からの直訳風英語で、日本人から、
『是非、我が家に一度、お越し下さい』
などと言われようものなら、まんま、
『一回のみ、招かれている。二度目は無いらしい』
と考える人々だ。つまり、この考え方で行くならば、
『今度、行ってみましょう』
となった以上、今月か来月か、そう遠くないうちに本当に出かけるのが、
英語としての「筋」というものだった。
行きましょうと言ったくせに、いざ行こうと言われて意外そうにするなんて、
ロジックとして、全然なっとらんのだよ>自分(^_^;。

ほんなら、行こうやないか、この際。

ところが、M氏は、やや、誤解もしていた。
恵下山は安佐北区で、広島市内の北寄りの場所だ、
と私が前回言ったのを覚えていて、
「広島の北部の、古墳だと言ったよね?ってことは、三次?庄原?」
と彼は言った。
うぅむ。三次市や庄原市となると、それはもう広島市内ではない。
既に「広島県の北部」になっとるぞ(^_^;。
いや、最初の私の英語が、その程度にいい加減だったとゆーことか(爆)。

しかしこれがまた、ひとつのきっかけになった。
県北まで出かけてみても良い、という勢いがあるのなら、
広島市内の恵下山で手を打つよりも、いっそのこと、
「みよし風土記の丘」に行ってみられるではないか、と私は思いついた。
恵下山も悪いとは言わないが、ごく小さな遺跡とその復元に過ぎないから、
わざわざ出向いて行っても、見るのは短時間で終わってしまう。
それなら、多少遠くても三次市の「風土記の丘」のほうが、
西日本最大の古墳群が見られるし、資料館もあるし、
天気や時間や体力に応じた散策コースも選べて、良いのではないだろうか。
私も話に聞くだけで行ったことがないので、どんなところか興味があるし、
M氏だって、もう広島滞在期間はあまり残っていないと言っていたから、
こういう機会は、今後、二度とは無いかもしれないではないか。

広島県立みよし風土記の丘・広島県立歴史民俗資料館

ということで、本日、この「みよし風土記の丘プラン」を
改めてクラスで提案してみた。
果たして、OKだった。
M氏も、同じクラスの日本人生徒のK子さんも、
更にカナダ人講師の先生も参加したいと申し出て下さって、
午前中に広島バスセンターから出て、90分くらいで三次市内に着いて、
あとは路線バスかなんかで現地まで行けば良いだろう、
という話が、簡単にまとまった。

よしっ。来月某日、三次ツアー、ケテーイ♪

それでさきほど帰宅して、私は早速にネットで、バスの時刻表を調べてみた。
三次方面まで行くなら、高速バスでないと駄目だろう。
昔、松江転勤の頃によく広島との往復で乗った、一畑電鉄のバスなんかが、
この路線ではなかったっけか。懐かしいなぁ。
検索してみると、広島―三次は、1時間に2~3便出ていることがわかった。
試みに鉄道を検索してみると、JR広島駅―三次駅では「みよしライナー」が
所要時間としては84分で最速ではあったが、日に二往復くらいしか無いし、
かと言って各停に乗ったのでは、100分超の乗車時間になってしまうから、
やはりバスのほうが何かと便利であるように思われた。

さて、広島バスセンターから三次バスセンターまで、高速バスに乗る、
……と、これは良いとして、問題はその次だ。
「風土記の丘」へ行くには、三次バスセンターから
更に乗り換えをしなくてはならないのだ。
三次市内のバスって、どこの会社になるのかな?と思って調べたら、
備北交通、または中国バス、であることがわかった。
そして、なななんと、風土記の丘発着は、日に4便しかなかった。
そういえば、青森のJR野辺地駅から六ヶ所村スワニーまでの路線が、
下北交通バスで一日4便
という話が、確か、あったよねえ(^_^;。

これは接続をちゃんと考えて出発しないと、えらいことになりそうだ。
乗り換え後は20分で着くようだから、さほど遠いとも思われないが、
それにしても、三次バスセンターというのは、どんなところなのだろう。
乗り継ぎ便を逃した場合、タクシーをすぐ拾えるような場所だろうか。
かつて広島―松江をバスで往復していた頃に、毎回通過していたとはいえ、
休憩所は島根との県境の赤名峠だったし、私は三次で降りたことがなかった。
松江から、中国山地を越えて三次まで来ると、
とても開けた街に出た、という気分になったことは覚えているのだが、
バスセンターというのは、サービスエリアくらいの感じだろうか?
いっそ、余裕を見て早めに着いて、ここで一旦休憩したり食事したりして、
改めて路線バスに乗って風土記の丘に行く、というほうが賢いかしら?

……と思って、「三次バスセンター」で検索してみたらば。
バスセンターと名乗っているものの、発着箇所は一箇所しかない。
そのため○番乗り場という番号なども当然ながら存在しない。
待合室の中にはトイレと売店、自動販売機などがある。
』(Wikipedia)

すみません、思いっきりナメてました(逃)。

Trackback ( 0 )