転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



受験生の娘は、一応、遊びにも行かず真面目に過ごしている。
娘の夏休みの日課は、まず、朝は補習が無ければ寝坊して、
昼前くらいにようやく起きてきて、朝昼兼用の食事をし、
それから自室に戻って勉強(多分)を開始する。
午後になると、夏期講習だけお世話になっている某予備校に出かけ、
そのあと更に、普段からお世話になっている別の予備校に寄り、
夜7時頃に戻って来る。
夕食後は、居間で若干テレビなどを見て休息し、
また夜の9時頃から自分の部屋に戻っている。
ドアは開けっ放しなので、机に向かっている後ろ姿は見えるが、
どの程度の勉強をしているのかしていないのかは、詳細不明だ。

先日などは、えらく夜遅くまで頑張っているなと思っていたら、
勉強していたのではなく、読書をしていたことが判明した。
ツタンカーメン 少年王の謎』(河合 望・集英社新書)
を読んでいたのだそうで、もうまるっきり趣味の世界だった。
しかもこれを買って来たのは主人なのだそうで、いやはや(^_^;。
その、あーたの好きな墓堀が存分にできるようになるために、
せいぜい頑張って史学科に合格するようにな。
そのためにも、今せねばならないことは、……わかっているよね。

折しも、今年は大阪・東京で『ツタンカーメン展』をやっていて、
娘が受験生でなければ家族旅行を兼ねて見に行っただろうにと思うのだが、
夏休みに入って東京に会場が移ってからは、いっそう混雑しているそうで、
さすがの娘も、これは強いてとは言わなかった。
長い展覧会だが、年末で終わってしまう予定だから、
大学入試で東京に行ったときに、ついでに……、
というのも無理で、今回は縁が無かったということで。
ま、将来お勤めをするようになったら、
カイロ博物館でも大英博物館でも、どうぞ自分で行って下さい。

……などと考えながら、『ツタンカーメン展』のサイトを開いてみた。
KINGTUT ツタンカーメン展 黄金の秘宝と少年王の真実(フジテレビ)

なるほど、人気が高いだけあって、様々な展示品が来ているようだ。
人型棺や、立像、レリーフ、カルトナージュ・マスク、カノポス容器、
その他、王の墓から発掘された秘宝の数々、合計122点。
これまで写真や映像でしか見たことのなかったものを、
実際に目にするというのは、誰しも興奮させられることだろう。
娘ほどミイラ趣味があるわけではない私でさえ、
こういうものが実在したというのを目の当たりにしたならば、
3000年以上も前のエジプトの人々の世界や、
光り輝く黄金の棺に眠る少年王の姿を想像して、
きっと、容易に言葉が出てこないくらい圧倒されると思う。

それで、行ってみられないなら、せめて何か良さそうな記念品でもあるかなと、
グッズのページを開いてみたのだが、……こりゃまた、ウケた(^_^;。
輝くステーショナリー関連が既に、使用にはいささかの決意が要りそうな品々だが、
更にその下のほうにある、『エジプト雑貨』が凄かった。

 ツタンカーメンメン(麺)6食セット 1,800円(税込)
 ツタンカーメンメン(面) 600円(税込)

って、そりゃエジプトがどうの以前に、日本語の駄洒落だ。
先に大阪展やったために、よしもとグッズ拾うて来たんちゃうか。
麺のスープだって、みそ・しょうゆ・塩で、エジプトなんかどっか行ったし(^_^;。

 エジプトキューピーセット 1,200円(税込)
 ピッピッファラオダック 500円(税込)

に至っては、なんかもうコラボがフリーダム過ぎて、欲しいんだけど(爆)、
買うには、ファラオの怒りが怖いような(逃)。

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