転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



先日、何がきっかけだったか忘れたのだが、
面白い地名がある、という話題で、主人と私が、
「広島県呉市には『阿賀(あが)』という地区があり、
広島市には『恵下(えげ)』という場所がある」
という話をしていたら、通りかかった娘が、
「じゃあ、『うぐ』はどっかに無いん?」
と爆弾発言をした。

それで早速この話をfacebookで報告したところ、
お友達の皆さんが、それぞれ楽しんで調べて下さって、
その結果、残念ながら広島関係で『うぐ』は出てこなかったのだが、
福岡に『鵜来島(うぐしま)』、佐世保に『宇久(うく)』、
という近いモノが存在していることがわかり、
また熊本の天草に『イゲ神社』もあることが判明した。
それぞれ由来があるのだろうが、音声的にはとても楽しい名称ばかりだ。
もう一押しで、何かシリーズが出来そう♪

ちなみに、広島市安佐北区の『恵下』山は、
遺跡の出たところとして、市内では多少は知られている。
昭和40年代に、山を切り開いた団地があちこちに建設されつつあったとき、
そのうちのひとつ、高陽団地の造成中に、恵下山で遺跡が発見された。
遺跡群は三箇所に別れて存在しており、それぞれ、
弥生時代後期から古墳時代初頭にかけての集落跡・古墳時代後期の古墳、
弥生時代後期の集落跡と古墳時代の土壙墓、それに恵下山城跡だった。
県史跡 恵下山・山手遺跡群(財団法人広島市文化財団文化科学部)

それで、こんな話になったのも何かの縁かと、
ネットであちこち検索してみたところ、
恵下山の遺跡の一部は復元され、一般の見学も可能だとわかり、
これは是非、涼しくなったら行ってみたいと、私は俄然、興味をそそられた。
そういうものがあると、以前に話に聞いたことはあったのだが、
実際に現地を訪ねてみたことは、これまで一度も無かったのだ。
JRやバスは、市街地から直通のようだし、行くことは難しくないだろう。
もっとも、こうした団地の常として、上り坂は覚悟せねばならないから、
最寄り駅からの直線距離では、測りきれないものもあるが……(^_^;。

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一方、古代人の墓だの住居だのに目が無い歴女の娘は、
天啓のように、阿賀と恵下から得るものがあったそうだ(殴)。
以下、転娘みーちゃん・作『アガとエゲ』。

 ラオウ「うぬが、アガが」
 手下「エゲにございます」
 ラオウ「うぐ……」(→間違えたラオウ)

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