転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



娘の保護者懇談会があり、午後から学校に行った。
学期末の保護者懇談と言ったら、言わずと知れた「通知票」授与!だ。

娘の名前の書かれた通知票を広げて手渡され、
「お母様からご覧になって、いかがですか」
と尋ねられたとき、私の率直な感想は、
『うわ~~、きれ~~!!』
というものだった。

なぜって。
娘の成績は、科目を問わず、
見事に真ん中の欄にずらりと○が並んで、一直線になっていたからだった。
その図柄はまるで、ひとクラスの児童が、
校庭で一列に、等間隔で整列した様子そっくりだった。
おまけに欠席も全くしていないから、出欠欄も見事な「・」で統一されていた。

今時の四年生の成績表は、
「よくできる」「できる」「がんばろう」
の三段階評価になっている。
なんだか美しい言葉で言いつくろってくれているが、要はこれは、
「良い」「普通」「悪い」ってことだな(^_^;?違います?
で、娘の成績は、びしぃっっっと、一糸乱れぬ、
「できる(=ふつー)」に○がつけられていたのだった。

先生は、学校での様子について、
「ひととおりの理解はしているし、言われたことは全部やれていますが、
自分からもう一歩踏み込んで何かする、という積極性に欠けているのが残念です」
と、実に見事な、配慮の行き届いた表現で仰った。

はい、先生。母は、よく知っています。
きゃつは、いつもだらだらしていて、たいしたことは何ひとつできません。
ただ機嫌だけが良いのです。これは取り柄だと思います。
この通知票にある通り、毎日楽しく休まず学校に行けたことは、
彼女のために、とても幸せなことだったと喜んでいます!

それにしても圧巻の、まったいらな成績だ。
『なにひとつ傑出したものがないというのでは意味がない』
というポゴレリチの名言が脳裏を過ぎりましたね(爆)。

Trackback ( 0 )