転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



昨日の午後三時頃から右目がうっとうしくなり、
まつげに何かついてる?メガネのレンズが曇った?
等々といろいろチェックしたが、結局はそのテの問題ではなく、
自分が飛蚊症になったのだとわかった。
輪ゴムの陰みたいなものが視界に浮いていて、
それが何なのかを見ようと視線を動かすと、ブツも移動するのだった。
更に、室内にいると、右目の耳寄りの視界に、
ピカっと白い線状の光が見えることが何度もあり、
これは光視症も出ているなと思った。

医療ヲタ転妻の知っている範囲では、
飛蚊症と光視症が同時、というのはあまりよろしくなかった(汗)。
何日の何時頃から、と特定できるような突然の発生の仕方は、
尚更、良い話ではなかった(大汗)。
下手すると、網膜裂孔か、網膜剥離か。
しかしとりあえず、片目ずつ遠くを眺めても
視力に左右差は感じなかったので、救急に行くほどではなかろう、
と考えて、昨夜は就寝した。
布団に入って目を閉じていても、右目の隅で稲光は続いており、
ヤだな~~(汗)と思ったが、案に相違して結構すぐ寝た(^_^;。

さてそれで今日は、午後から最寄りの眼科に行った。
屈折検査、精密眼圧測定や矯正視力検査、等々のルーティーンのほか、
散瞳薬を点眼されての精密眼底検査があった。
目薬は二剤使用され、特に最初のが軽く染みた。
待合のソファに座っていたら15分ほどで薬が効いてきて、
「瞳孔が開いている!」状態になったのがわかった。
暗いところに居るときの、ニャンコの目さながらであった(^_^;。

自覚としては、室内の照明がどれもボケボケに明るくなり、
電球のまわりに七色の輪が見え、蛍光灯は青白く滲んで見えた。
不快でないとは言えなかったが、瞳孔が開いた状態で眼底検査することで、
網膜の状態が隅々まで観察できるので、この検査の意義は大きいのだ。
両目とも詳細に診て戴き、最終的に「心配な所見はない」と
言って頂けたことは大きな安心材料になった。
私が恐れたような網膜裂孔や網膜剥離などの兆候は、無かったのであった。
目に傷などもなく、眼底出血もなくドライアイでもないとのことだった。
うちの祖母や母が加齢黄斑変性で視力が衰えたのだが、
現段階では私にはそれも無いということだった。
もうじき60歳だし、どこかで目の詳しい検査をしておいたほうがいい、
とずっと思っていたので、ちょうど良い機会となった。

今回のことは、つまるところ、右目で後部硝子体剝離が起こって、
硝子体の濁りを飛蚊症として感じているのであった。
「この部分を見ているのだな、というのはわかります」
と、精密眼底検査のあと先生が仰った。
眼球の大部分を占める液状の硝子体の分量が、老化で徐々に減り、
硝子体が奥側の網膜から微妙に分離した、というのが今の私の状態であり、
生理的な現象なので、全く異常なことではないが、治療方法もないので、
目の前のチラチラには慣れるしかないというのが結論だった。
また、きょうの時点で異常な兆候がないことは確認できたが、
将来に渡って網膜剥離にならないなどとは全く言えないので、
今後、見え方が急に変化したときは必ず受診するように、とも言われた。

ときに私の場合、今回の光視症の見え方は、前に経験した閃輝暗点とは全く違った。
閃輝暗点は「点」で始まり、「分」の単位で銀色のギザギザに変化して終わったが、
光視症は細い閃光のような「線」が瞬間的に視界に入り、
何時間経過しても、その現れ方に変化はなかった。
また、閃輝暗点は両目ともに同じものが見えるが、光視症は片目だけだった。
このあと飛蚊症と光視症が、「日」や「月」の単位で何らかの変化をするものなのか、
もう死ぬまで(爆)全く変わらないものなのか、……いや、悪化するのか(^_^;?、
若干の興味がある。
ちなみに散瞳薬の効果は5時間ほどで切れた。
だからこうしてパソコン画面を見ながら、日記も入力できたのである(^_^;。

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