昨日、御在所沼遊歩道のパトロールに来てみると、御在所沼、五色沼ともに水位が上昇し、今まで見られないほど遊歩道上に水の流入が見られました。そして今日は、その原因の一端と思われる赤川の流路の復旧工事。
寒気が入った八幡平。御在所より標高の高いところは雪となりました。
昨年ぐらいから水位上昇傾向が見られる御在所沼。
4月に来た時に比べ、遊歩道の冠水区間が多くなりました。雪解けの時期で沢の水量が多くなるとは言え、今までこれほど冠水したことはありません。。。
五色沼の色はご覧の色ですが、沼から溢れ出す量が今までないぐらいの量です。
赤川の本来の流れは、前方の橋の下を通っているのですが、融雪による増水で上流で流れが変わり、木道上が流路となってしまいました。昨年秋の台風通過後もこんな状態になりました。過去に無いような流量がいっぺんに流れると、上流から土砂が大量に供給され堆積し、川床が高くなるというようなこともあり、流路が以前の状態に安定的に保つのが難しくなるのだと思われます。
上流の流路復旧に手をつける前に、橋の下に溜まる土砂の除去から。人力です。
本来の流路に戻す前に橋の下をスッキリさせておかないと、今度は橋がダムの役割をしてしまいます。掘って掘って。。。
橋の下をスッキリさせいよいよ、上流の流路復旧に着手。本来、写真右奥へと流れているはずですが、9:1で左へ引っ張られています。
人民解放軍並みの人力で、掘って寄せてを繰り返し流路復旧。翌日の腰痛必至です。
上流から掘って寄せてを繰り返しながら下り、橋まで到達。見事復旧。
朝には激しく流れていた橋の手前の木道上は効果覿面。今日の作業では、五色沼から御在所の地熱発電側への遊歩道の水没は解消されましたが、御在所沼、五色沼の水位には変化なし。融雪期が終われば、少しは水位が下がるのだろうか?
御在所沼遊歩道を歩く予定のある方は、長靴をお持ちになってください。
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