薄ら寒く霧雨そぼ降る、カッパを着るか着るまいか悩ましい1日。
まず朝一は、融雪期の木道掘り出し重点地区の黒谷地口から黒谷地まで。積雪で寝ていた灌木類が進路を塞いでいる場合には極力起こしてやって、通行の流れを妨げないように。
黒谷地口から黒谷地の間は、積雪下を沢が複雑に流れています。沢を渡る木道の要所を掘り出しておけば安心です。
黒谷地デッキ手前の木道は完全露出しましたが、あと10日ほどはまだまだ油断なりません。
黒谷地湿原は、これから奥の方から手前に向かって緑色になっていきます。
黒谷地湿原の作業後は、茶臼岳での作業です。前回掘ったステップは4日経過して、だいぶ融雪が進んでいるようです。
山頂直下の雪渓までは、登山道がほぼ露出。ミネザクラも咲き始めてきました。
エッジがだいぶ丸まってきましが、十分機能を果たしているようです。とは言え、また4〜5日は問題なく通過出来る状態に整えておきます。
雪渓のステップ掘りを終え、最後に茶臼山荘から茶臼岳山頂の間のルートを完全に夏道通しに切り替え。
こうしておけば、あとはどれだけ雪が解けても迷子になることはないでしょう。
アネモネが鳴いた (オリジナル) 大橋トリオ