高齢化進むテレマーク界において、大事に育てたい20代の若者のH君。成長して、3年振りに戻ってきてくれました。嬉しい限りです。
昨日アスピーテラインのオープニングセレモニーが執り行われましたが、残年ながら、昨日も今日も通行止め。そこで今日は、大黒森でステップソールでの登り返して新メニューからスタート。新メニューなら短い距離で練習出来るので、ステップソールでの練習には相性良し。
ステップソール講習にはキックターンの練習がセットで付いてきます。ステップソールで山に入るには、キックターンの良し悪しが、所要時間に差が出ます。山開きのキックターンも、ビンディングのツアーモードありバージョン、なしバージョン、各種取り揃えて引き出しを増やしていきます。
新メニューのベーシックの後はアドバンス。ワンステップにベンディング。
新メニューを一通りやり終えたら、あとは急斜面での実戦トレーニング。急斜面ではワンステップでジャンプ系に繋がるターン。
20代の吸収力には恐れ入ります。一本毎に表現力が増していきます。
ステップソールでこんなに急斜面登ったことありません!・・・と言ったH君ですが、コツさえ掴めばけっこう登れます!
それにはもちろんキックターンの確かな技術が大事。谷開きのキックターンは急斜面で多用するので、確実性をさらに高めたい。
落下の力がもらえない斜面ではベンディング。
切り替えを抱え込んで圧を抜いてトップが下がったら、、、
即、圧で切れ上がれ!圧のコントロールは山に行ったら大事です!
と、1日で4〜5日分の容量をぎゅーっと詰め込みましたが、それでも溢れ出さない若さが羨ましい。。。地元に戻ったら、忘れないうちに早速自主トレして体に定着させてください。
よく出来ました!