降雪によりアスピーテラインの通行止めが続いておりますが、今日はアスピーテラインの路面状況の関係のない七滝コースへ。
七滝周辺の紅葉もピークを過ぎた感あり。
落葉が進み、明るさが増す登山道。落葉フミフミ行く外国人の登山者。
暑かろうが涼しかろうが休みたい一服峠。
大地獄谷が田頭鉱山と呼ばれていた第2次大戦前、温泉をお里に引っ張るためにヒューム管が敷設され、今でも登山上にその産業遺産とも言えるそのヒューム管があちこち露出しています。現在はもう使われてはおりませんが、それを再利用して、泥濘区間の簡易的歩道として今日も二本設置してきました。管の中には泥んこが詰まっているので、すこぶる重たいものです。昨年設置したものはすっかり馴染んでいるので、今日設置したものも一冬越せばグラグラしなくなるでしょう。
黒倉山下部のダケカンバはすっかり葉を落とし、稜線付近はもう冬支度完了。
ロープを設置している場所の確認も怠らず。必要なところはやり直し。
大地獄谷のロープ設置箇所のアンカーも全てハンマーを使って打ち直し。
「一人ずつつかまって!」の看板区間は、大勢で捕まらないでください。
大地獄分岐手前からは登山道上に雪。たいした量ではありませんが、ちょっと緊張感が高まります。
大地獄分岐からお花畑へは雪。場所により、登山道が笹に覆われたり、雪があって分かりづらかったり、これからの時期、急に難易度が上がります。
岩手山は真っ白です。
鬼ケ城北面も真っ白。これから稜線上から冬が徐々に降りてきます。
今シーズンの管理員業務の残り日数も少なくなってきました。あと少し頑張ろう。