「秋田内陸線に乗って、阿仁町営松森スキー場に行かないか?BCクロカンで。」とヒロシから、突然誘いのTEL。
「ま、行きますか・・・。」としぶしぶ了承。
秋田内陸線、その正式名を秋田内陸縦貫鉄道と言い、角館と鷹巣を結ぶ、第三セクターのチョーローカル線です。
いずこのローカル線も経営難と言う昨今。この秋田内陸線も例外ではなく、一時廃止が検討されたものの、首の皮一枚つながってナントカ走っていると言うのが現状。通勤時間帯を外すと、やはり利用客はまばら・・・。
しかし、由緒正しい東北のローカル線の雰囲気がなんとも好ましく、1両編成の車両もどこか可愛らしい。
ほとんどの駅が無人駅で料金支払いのシステムは、基本ワンマンカーのそれだと思うんですが、車掌さんもいるし、ガイドさんもいる。
今回ご一緒したのは、ソウルスライドの加藤さん、そしてヒロシ。上桧木内から乗車し、比立内下車。駅から歩いて10分ぐらいのところに、これまたチョーローカル阿仁町営松森スキー場という、ロープトーしかないちっちゃなスキー場があるんです。地元の子どもたちのためのスキー場ですね。
我々がスキー場に到着すると、こんなちっちゃなスキー場にも関わらず、ピステンできれいに整地しているところでした。ヒロシが作業中の運転手さんに、作業の邪魔にならないように滑る旨を伝えると快諾していただき、ピステンと競争しながらのパウダーハンティングでした。
BCクロカンで、膝上の極上パウダー。さすがは内陸阿仁の雪はサラサラです。ヒロシもご満悦。
加藤さんもBCクロカンでジタバタ・・・、もとい、華麗に舞う!
弱々しい道具でしか味わえない達成感がそこにある!見よ!このMAX感!意外とピステバーンの方が難しいんです。
BCクロカンゆえの機動力。何回も登っては滑り、登っては滑り。
・・・え?私?この日は、どちらかと言えば、カメラマン。今期初のBCクロカンでしたが、何とか転ばずに終えることが出来ました。ホッ・・・。
フォールラインに向って描かれる、横並びのターン弧は昭和的。・・・しまった、横並びのターン弧の写真撮るの忘れてました。
昭和風情溢れるターン弧に、自然と笑みもこぼれる昭和の二人。
レール&スキー企画。なかなか良かったんじゃないか?ヒロシ。
加藤さん、ヒロシ、お疲れ様でした。