すーさんの山日記

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八幡平の登山情報

八幡平・伝左衛門沢遡行 8/21~8/22 【1】

2010-08-22 22:05:19 | 釣り
羅須地人クラブ夏の恒例釣り合宿。今年は、1泊2日での伝左衛門沢遡行でした。
メンバーは番長、K太、私の3名。

伝左衛門沢は秋田県側から岩手県境の八幡平山頂に直で突き上げる玉川上流の沢です。源流釣りを目的として入渓する方もいるようですが、同じ玉川上流の大深沢に比べると、知名度は低いと言わざるを得ないでしょう。特にロープを出す様なところもなく、沢登り初心者でも十分遡行可能ですが、巨岩重なるゴーロ帯が続き、キャンプ装備を担いでの遡行は、体力的には結構キツいかも?
  
ここ数年、この時期、玉川上流に架かるこの吊橋を渡って、釣り合宿が始まる。吊橋を渡り、東北電力の取水施設管理小屋の前を通過し、玉川の様子をうかがいながら伝左衛門沢と大深沢の出合を目指す。

  
出合に架かる吊り橋は、何故かいつでもダッシュ!でも、良い子のみんなはマネしちゃダメだよ!
  
今年は雨が多く、水量も多いようです。一昨年来た時には、伝左衛門沢の取水ダムから下はカラッカラで水など流れていなかった。
  
蒸気が上がるガケを過ぎると湯田又沢の出合も近い。湯田又沢は、後生掛の大湯沼方面から流れてくる酸性の沢で、この出合を過ぎないと釣りにならない。
そして、湯田又出合近くには、入浴可能の野趣溢れる温泉あります。一昨年の合宿では、和泉屋さんが素っ裸で入浴して、大地の息吹をまさに肌で感じていました。
  
湯田又沢を過ぎると、落差の大きいゴーロ帯。ここから本格的な釣行がスタートする。
  
がしかし、どうもおかしい。今夏の高温多雨が影響しているのか、釣れるのは小振りなものばかり。アタリも少なく、我慢の釣りが続く・・・。
我慢の釣りは疲れる。疲れたお腹には、沢のお昼の定番のそうめんです。外気は高温でも、沢の水は冷たいよお。

しかし、どこかしら秋の気配漂う伝左衛門沢。
 
初日のテン場は、滝ノ沢出合。釣果にはあまり満足出来なくても、料理に手を抜くわけにはいかない。
沢では初の試み「セビーチェ」にトライ!セビーチェとは白身魚をレモン汁や香辛料で味付けし、トマトやタマネギなんかをミックスさせた南米料理なんですが、これがイワナでもイケル!

ちなみに、これが家で作ったセビーチェ。
 
写真真ん中下のビリー缶に入っているのが、沢のセビーチェ。見た目はともかく、味はリ~コ(美味しい)!
それ以外にも、番長はモツ鍋、天ぷら、K太は塩焼きを担当。それぞれ美味かった。今まで食べた沢メシの中でも、最高の出来ではなかったか?火を囲み、沢メシに舌鼓。「ん~んめっ(美味しい)!」
そして、良い火もおこせた。焚火の無い沢登りなんて考えられません。

「焚火 テンカラ 尺イワナ」

翌日へ続く


林道車止6:40ー東電小屋7:25ー大深沢出合吊橋7:45ー伝左衛門沢取水ダム8:00ー湯田又沢出合8:50ー滝ノ沢出合16:00

コメント (6)
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