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すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

表面霜

2008-12-17 16:01:07 | 八幡平(積雪期)
やはり、今日もいい天気。
雪の降る気配を感じない。

県民の森に出かけると、雪面がやたらキラキラと美しく輝いている。よ~く顔を近づけて見ると・・・

表面霜でした。
「決定版 雪崩学(山と渓谷社刊)」によれば、
『表面霜が出来るには、①放射冷却で雪の表面が冷やされる必要がある。②この冷やされた表面に凝結する水蒸気が多いほど(湿度が高いほど)霜の成長は早い。③また、霜が成長する際に、弱い風がある方が水蒸気の供給量が多くなり大きな霜が成長する。』とある。

ご存知の方も多いと思いますが、表面霜は面発生表層雪崩を引き起こす弱層になりうるものです。『この結晶は付け根が細く、横方向の連結が少ないため、顕著な弱層となりうる。』とな。
この表面霜の上に翌日にでも積雪があれば、弱層として積雪内部に温存されるというのです。

でも天気予報では、しばらく☃マーク無いんですよねえ・・・。とりあえず、今日の表面霜は弱層にはならないかも。

コメント (3)
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