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すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

三ツ石山〜ニセ小畚 5/2

2022-05-02 19:26:31 | 裏岩手縦走路

今日は松川温泉から奥産道を経由して、三ツ石山からニセ小畚をぐるっと回って様子見です。

奥産道は融雪が進み、松川温泉から松川大橋の間も半分以上は板を担いで歩きました。松川大橋から林道終点までは途切れずスキーで。

松川大橋手前ぐらいからクマの足跡がペタペタ。しかもフレッシュ。

親子グマのようです。

クマの足跡が続く方へと歩いていかないといけないんです。

ブリっとてんこ盛りの糞。新芽を食べているようです。

林道終点手前でクマの足跡は沢筋へと降りていき、こちらは三ツ石山荘へ向けて湿雪のラッセル。

赤川二俣もすっかり融雪です。

とにかく三ツ石山周辺は道迷いの名所。視界が良い時は良いのですが、一旦視界がなくなると現在地を失いやすいです。景色、地形に特徴なし。

2日前の新雪で三ツ石山は真っ白です。

この間、小屋開け作業した三ツ石山荘。いつもキレイにご利用いただきありがとうございます。

ステップソールでドンドン高度を稼いでいきます。こんな雪ならシール不要。樹林帯はベタベタ雪でしたが、稜線上は湿度はないですがバリバリ。

まずは三ツ石山をダウンヒル。バリバリはしてますが、ベタベタザラメの深雪よりは滑りやすいか?

これってGWの景色?

登り返して滑ってからニセ小畚へトラバース。

三ツ石山を振り返る。登山道沿いは露出間近というところもあります。

ニセ小畚の緩斜面はちょこちょこしながら。

樹林帯に入ると途端にベタベタ深ザラメ。

林道間近まで来れば、ほとんど水みたいな雪。悶絶の雄叫びとともにダウンヒル。

紅葉の名所、森の大橋からの景色は春紅葉。稜線上はまだ冬ですが、お里は確実に春の様相。

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三ツ石山 4/21

2022-04-21 17:43:31 | 裏岩手縦走路

明日は樹海ラインのオープン。それに合わせて、今日は三ツ石山荘の清掃へ。

汗ばむ陽気に奥産道の融雪も進む。

今年はここまでクマの足跡の目撃もありませんでしたが、今日いきなり子グマに遭遇。必死に逃げて行きました。

全層雪崩も気をつけないといけません。

林道から離れ、小一時間で目的の三ツ石山荘。

水を担いで上がって、半年ぶりのトイレ掃除。半年分の頑固な汚れに、力を込めてゴシゴシ!

雨戸を開けて明るくなって、掃き掃除、モップがけもしてキレイになった。

全層雪崩を上から巻いて、安全ルートで下山。

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松川温泉〜三ツ石山〜小畚山〜源太ヶ岳〜松川温泉 9/28

2021-09-28 16:51:00 | 裏岩手縦走路

今日は松川温泉から三ツ石山、小畚山、源太ヶ岳をぐるっと回って再び松川温泉。

週末は過去最高の激混みだった三ツ石登山道。駐車場に停められず、樹海ラインにまで路駐の列が続きましたが、火曜日にもなれば、人流もだいぶ落ちついた感じです。

いっときに人が入ると、登山道にも相当なストレスが加わります。しかも降雨後の泥濘んだ時と時期が重なれば、なおのこと。オーバーユースです。

普段は振興局側の管理員Mさんの大活躍で、トイレのオーバーフローをなんとかギリギリ免れている三ツ石山荘。Mさんが他のお仕事でしばらく上がって来れないと連絡がありましたので、今日は山荘の清掃メインで私が上がって来ました。こういう協力体制が大切ですね。

山のフロントワーカー管理員。モップがけとトイレ清掃の清掃中は、全く存在を無視される悲しさ。三ツ石REDとか言って宣伝するのも良いでしょう。ただ、現場には相当な負担が強いられます。協力金箱にチップを入れてくれる方も、清掃中いませんでした。

集中的に人流が増えれば、踏み荒らされる箇所も比例して増えます。現場丸投げでは無く、行政と地元山岳会等で、しっかり対策を講じなければいけないと思います。

三ツ石山の紅葉のピークは過ぎましたが、激混みの登山よりは、少々葉っぱが落ちても落ち着いて景色を堪能したいところです。

刈り払いの成果はしっかりと確認できます。自己満足。

ピークは過ぎたとは言え、まだ十分鑑賞に耐え得る紅葉です。

フロントワーカーがいくら頑張っても、歩きやすいのは当たり前。

小畚山から大深岳方面を望む。裏岩手縦走路最深部の刈り払いで何往復もしたのが、ずいぶん昔のようです。

せっかく登ったのに、これだけ降りなきゃいけないのが残念ですが、それが山。

八瀬森分岐を過ぎて大深岳手前。道々、あっちのだ、こっちのだ、どっちの紅葉のほうが綺麗だとかって言うのが聞こえてきましたけど、お天気さえ良ければ案外満足して帰ってもらえるし、土地には土地の良さがあるってことじゃないでしょうか?

大深分岐を過ぎて、分岐と源太ヶ岳との中間地点から大深岳を振り返る。

源太ヶ岳と岩手山。源太ヶ岳を過ぎたら、登山道上に転がる転石を整えながら下山。

徐々に晩秋の佇まい。葉が落ちてくると、登山道に日が差し込むようになります。

山麓のブナ林の黄葉はまだですが、歩いているとカノカの甘い香りが漂って来ます。

源太ヶ岳登山道の木道も老朽化が進んでおります。破損箇所通行に際しては、お気をつけください。

泥濘箇所も多くなっております。足元の装備はしっかりと。

コメント (2)
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モッコ岳登山口〜大深山荘〜松川温泉 9/19

2021-09-19 17:53:33 | 裏岩手縦走路

紅葉シーズン本格化で、まず裏岩手縦走路のパトロール。

モッコ岳の紅葉はピーク手前とは言え、それなりに色づいております。

モッコ岳分岐から先は7月上旬に刈り払いをした場所なので、笹が伸びているところもあり、手鋸を使って剪定をしながらのパトロールです。

諸桧岳の平坦な山頂も裏岩手縦走路らしい景色です。

諸桧岳から下ると石沼。干上がり具合がちょうど石沼らしい景色となっています。

石沼を過ぎ、前モロビの登り途中で倒木あり。

これも手鋸で処理。普段何気なく歩いている登山道だと思いますが、適宜このような作業があり、歩きやすい状態が保たれます。

前モロビと嶮岨森の間が今日1地番のアップダウン。と言っても、あっという間です。

嶮岨森の山頂もかなり紅葉が進んできました。紅葉ピークの三ツ石山も良いんでしょうけど、静かに裏岩手縦走路歩きたい方は、大深岳よりも北をお勧めします。

この時期、激混みの大深山荘のお掃除もおこないました。トイレにお水置いておきましたので、使用後に流してください。

大深山荘清掃後は、湿原を通り松川温泉へ。湿原の草紅葉は稜線の紅葉に先んじてピーク。

稜線の紅葉が里へ向かって降りてくるのも、今年は早そうです。

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モッコ岳分岐〜モッコ岳山頂 刈り払い 9/7

2021-09-07 20:28:13 | 裏岩手縦走路

『あなた変わりはないですか♪日毎寒さがつのります♪』とかつて都はるみが歌ったように、着てはもらえぬセーターを編んでいる訳ではありませんが、徐々に朝晩冷え込むようになり、富士山からは初冠雪の便りも早々と届きました。

お天気は最高ですが、気温低めのモッコ岳。なんとなく色づき始めてきております。上手なレイヤリングで寒くないようにお気をつけ下さいませ。

前回残してあったモッコ岳分岐からモッコ岳山頂の刈り払いを今日終えました。分岐付近はややモシャモシャ感が出ておりましたが、この後刈り払いでスッキリさせました。

お天気も良く、往来の登山者も気持ち良さそうでした。

平日でしたが、けっこうな往来もあり、なかなか作業は進みませんでしたが、楽しい語らいもあり、県南の方からバナナの差し入れを頂いたり、心穏やかな1日となりました。

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裏岩手縦走路刈り払い 9/3~9/5

2021-09-05 20:04:19 | 裏岩手縦走路

八瀬森登山道の刈り払いが終わった後は、モッコ岳登山口からモッコ岳分岐までの刈り払いです。

裏岩手縦走路の刈り払いを最も早く始めたこの区間は、再度の刈り払いが必要となります。来年のことも考えると、綺麗に整えておきたいところです。

最近、クマの目撃例が寄せられているこの区間ですが、9/3の昼食後、写真の右側のブッシュからゆっくりと登山道に現れました。こちらの存在に気づくと走って逃げて行きましたが、こちらから刺激しなければ、大概の場合、大丈夫です。慌てず、騒がず、刺激せず。そもそもクマの生息域ですから、そういうつもりで歩いてください。

昨日はモッコ岳分岐まで。

残すものを残しながら、適宜笹を刈って、登山道脇の高山植物の成長を促します。

という具合いにモッコ岳分岐まで、シーズン2回目の刈り払い終了。

そして今日は、2日間の刈り払いで出た笹の葉をお掃除です。モッコ岳を往復する往来も多く、部分的にはえぐれて狭くなっているところもあり、ほっぽらかしというわけにはいきません。

熊手で集めて「ビッグフラーーイ!」と笹藪の方へ遠投します。

刈った笹をほっぽらかしにするよりも、登山道脇を綺麗にしたほうが、高山植物の成長にも良いようです。

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裏岩手縦走路刈り払い 8/12

2021-08-12 20:25:23 | 裏岩手縦走路

7/1に始まった裏岩手縦走路の刈り払いが、本日、無事完了。

三ツ石からのアプローチは、土留の階段の上り下りが大変でしたが、もうしばらくは勘弁願いたい。

このところ悪天続きで、稜線上の作業は注意が必要でしたが、三ツ石山の山頂を越え三ツ石山荘への下りになれば安心感。

とは言え、雨で滑りやすくなっており、下りの足場が良くありません。やっぱり注意が必要。

連日の早出で体はクタクタですが、気持ちを奮い立たせて裏岩手縦走路の最終日に臨みます。

昼頃から雨になりましたが、何とか三ツ石山荘まで辿り着きました。

長い旅路でした。疲れました。

裏岩手縦走路の刈り払いが始まってから、自宅に戻ることのなかった刈り払い機がようやく帰宅出来ます。日本国内にこれだけ雨晒しになっている刈り払い機もないでしょう。

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裏岩手縦走路刈り払い 8/8

2021-08-08 19:49:43 | 裏岩手縦走路

たとえ歩みは遅くとも、目の前にある状況に合わせて、刈り払い作業を続けております。

ファイナルステージ最大の難所、三ツ沼と三ツ石山の間にある笹原。笹原が続く区間は根気が大事。最終的には精神論。

とは言え、刈り払いのテクニックも求められます。1年サボれば、翌年にそのツケを払わないといけません。決して手を抜かず。

ようやく三ツ石山の山頂も手の届くところまで来たぞ!

刈った直後は歩きづらいかもしれませんが、秋になれば快適な登山道として、紅葉の裏岩手縦走路を沢山の方に歩いていただけると思います。

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裏岩手縦走路刈り払い 8/6

2021-08-06 20:15:55 | 裏岩手縦走路

裏岩手縦走路の刈り払いはいよいよファイナルステージに突入して、松川温泉からのアプローチになりました。

全国的に猛暑日続く日本列島。ここ八幡平も朝からうだるような暑さで、ブナ林の中には風が通り抜けていきません。汗が滴り落ち、着衣はビジョビジョ。

三ツ石山荘まで汗だくで上がってきても、まだ目的地はあのあの山の向こう。

三ツ石山荘の水場はかろうじて流れ落ちています。

三ツ石山頂を越え、色鮮やかな三ツ沼畔のサワギキョウに秋を感じるも、稜線上に吹く風はまだ夏。

ニセ小畚を越えれば、小畚山に続くたおやかに伸びるトレイルが続きます。

現場に着いたら折り返して、ゴールの三ツ石山荘を目指します。

猛暑の中、2日間の作業で三ツ沼手前まで終了。

とにかく通勤時間のほうが長いのですが我慢です。帰りの三ツ石山のシンボル三越のライオン像を越えれば、後は下るだけ。

振り返って、自分たちの作業の出来栄えを確認する時間は至福です。

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裏岩手縦走路刈り払い 8/2

2021-08-02 20:18:23 | 裏岩手縦走路

お天気になった本日は裏岩手縦走路の刈り払い。

まずは大深山荘のお掃除からのスタートです。雨が降った後は、居室内の床に泥も持ち込まれますので、適宜モップがけも行っております。

今日の作業は裏岩手縦走路の最深部。小畚山越えです。

高山帯に入ると、刈るものは少なくなりますが、その分、刈っちゃいけないものが沢山あるので気を使います。

刈り払いを始めて約1ヶ月。やっと小畚山に到着しましたあ。。。ここからいよいよファイナルステージ突入です!

今日はニセ小畚Ⅲ峰を越えたところで終了。ニセ小畚Ⅰ峰左奥に三ツ石山。待ってろよ!三ツ石!

大深岳方面からのアプローチは本日で終了。これからは松川方面からのアプローチです。

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