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すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

和賀岳(1440m) 6/18

2009-06-19 21:41:35 | 和賀山塊
真昼岳の翌日は、和賀山塊主峰・和賀岳。
秋田県側の甘露水登山口から登りました。
 
巨樹を育む和賀山塊。ブナ、ミズナラの林は見事です。樹齢200年以上もあろうかと思われる巨木がたくさん。

林床には可愛らしいギンリョウソウやツクバネソウ。
  
  
稜線上の高山植物もご覧の通り、いい色合いです。

目にも鮮やかな、このゾウムシの名前は何て言うんでしょう?どなたか教えてください!
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真昼岳(1059m)

2009-06-17 21:55:46 | 和賀山塊
和賀山塊の真昼岳は標高1059mとさほど高い山ではないが、ブナ林のすぐ上の900mぐらいに森林限界があり、峰越登山口からのアプローチならば、快適な稜線歩きを満喫出来る。
八幡平周辺ではブナ林の上には亜高山帯のアオモリトドマツの林があるのだが、和賀山塊には亜高山帯がない。これは月山などと同じような偽高山帯と言えるだろう。和賀山塊、月山エリアとも日本屈指の豪雪地帯である。
がしかし、実際のところ、偽高山帯の形成のされ方はよく分かっていないらしい。
 
峰越林道は秋田県大仙市美郷町と岩手県西和賀町沢内を結ぶ林道で、峰越登山口はその峠にあり標高900m。10台ぐらいの駐車スペースがある。
  
シラネアオイはもう終わりかけ。タニウツギは派手な色ながら、何故かゾンザイな扱いを受けてしまう。何故?コイワカガミの群落はこじんまりしてますが最盛期。

捕虫するアザミ「ハチマンタイアザミ」と勝手に思い込んでいるが、どなたかご存知ないだろうか?
和賀山塊にも、「ハチマンタイアザミ」って自生するのかなあ・・・?

オサバグサも見られます。しかし、このオサバグサ。花が付いている時期でなければ、ただのシダかと思って見過ごしがち。
早池峰山向いの薬師岳の樹林帯の中に大群落があります。
 
カラマツソウやコバイケイソウもこうやってみると綺麗でしょう?
 
と、高山植物を愛でながら、快適な稜線歩きを満喫・・・
  
満喫・・・・かどうかはともかく、汗だくになりながら約1時間15分で到着。勾配のきついアップダウンがかなり堪えました。エジプトヨルダンの楽々ツアーですっかり体がなまってた。

眼下に広がる仙北平野。ホント、日本の景色は目に優しい。
山頂の神社でお参りした後、下山。復路も往路とコースタイムはあまり変わりませんでした。
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和賀山塊・モッコ岳偵察

2007-04-09 00:14:58 | 和賀山塊
かねてより気になっていた和賀山塊・モッコ岳。はたしてスキーの山としてはどうなのか?
今日は会長、K太、私の3人で偵察。雫石の志戸前川の川沿いに、林道終点まで車で移動。
9時頃の出発。最初20分は板を担いでの歩き、その後シール登行に切り替え、栃坂沢の750m地点に到着が12:00過ぎ。
なにせ雪が無いこと、取り付きが急なこと、全層雪崩の危険性なども考えて、昼食を食べて下山という判断でした。
このモッコ岳、どうもスキーの山としてはイマイチのようですが、しかし山を歩くのは気持ちいいもんでした。

写真は750m地点の会長


コメント (2)
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和賀山塊・堀内沢~マンダノ沢~羽後朝日岳

2006-09-29 16:04:22 | 和賀山塊
北アルプス、飯豊、朝日の沢に負けず劣らず、和賀山塊・堀内沢は素晴らしかった。
厳しい高巻きや、長い泳ぎでの突破は無いけれど、澄んだ水、手付かずの原生林、ひじょうに良い渓相です。これぐらいが私にとってちょうど良いサイズの沢ではないでしょうか。
沢登りこそ山遊びの真髄。五感をフルに働かせ、普段出したこともないようなアドレナリンを出し、時にはボロ雑巾のようになりながらも、止められない遊びです。
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和賀山塊・堀内沢から羽後朝日岳

2006-09-24 22:32:20 | 和賀山塊
2泊3日で堀内沢、マンダノ沢から羽後朝日岳へ。
メンバーは学生時代のクラブの先輩星さん、会長、そして私の3名。
今回は、バランス感覚、ボッカ力、藪漕ぎ漕力、すべてにおいて低下していることを認識させられた沢登りとなりました。
とはいえ、やはり沢の醍醐味は焚火。焚火を囲んで、久しぶりに先輩と飲む酒はまた格別。今回も満足のいく、いい火おこしが出来ました。
さらに、和賀山塊の懐の深さも改めて実感。手つかずの原生林と流れる水の美しさは、まさに秀渓と呼ぶにふさわしいものでした。そして、厳しい藪漕ぎの後に、朝日岳山頂から見た日本海に沈む夕日は本当に美しかった。
詳しくは、羅須地人クラブのHP上、会長の感動のレポートを待ちたい。

写真は羽後朝日岳山頂でキャンプの様子。


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和賀山塊・薬師岳の捕虫するアザミ

2006-06-23 14:57:35 | 和賀山塊
こちらの写真は、この間登った和賀山塊薬師岳で撮影したものである。
この捕虫するアザミ、高橋喜平さんが八幡平で発見した新種のアザミ・ハチマンタイアザミによく似ている。
昆虫が、蕾のまわりの粘液にくっついて逃れられない状況である。他の蕾にも同じようにくっついていた。
和賀山塊でも、ハチマンタイアザミの存在は確認されているんでしょうか?ご存知の方はご連絡下さい。
ハチマンタイアザミの詳細については、高橋喜平さんの著書をご覧下さい。


八幡平の不思議―高橋喜平92歳・新種アザミ発見

岩手日報社

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6月21日 和賀山塊 真木渓谷から薬師岳経由和賀岳

2006-06-21 23:57:36 | 和賀山塊
和賀岳の頂を踏むには、それ相応の体力が必要だ。けして難しい山ではないのだが、岩手県側、秋田県側どちらからも登山口から山頂までは遠く、山が深い。
真木渓谷甘露水口から薬師岳までは3時間弱。最初はトチ、ミズナラ、サワグルミの林。林床のシダがひじょうに鮮やか。ここの林も大木ぞろいで、次に現れるブナ林にも立派なものが多い。樹林帯を抜けるとヤセ尾根のやや急登。特に南側がキレ落ちているところがあり、注意を要す。ヤセ尾根の南側は二重山稜の様相を呈している。
薬師から和賀岳山頂までは小杉山経由で2時間の気持ちいい稜線漫歩。小鷲倉の手前を除き、激しい登りはほとんどない。登山道脇にはアカモノ、ハクサンチドリ、気の早いニッコウキスゲが2株ほど、花をつけていた。山頂付近ではチングルマがもう終わりかけ。
下りは登山口まで3時間半。薬師の山頂付近をイヌワシらしき猛禽が2羽、悠々と飛んでいました。どうか生き延びてくれ!!
やはり、和賀山塊の盟主・和賀岳はそう易々と登れる山ではないが、満足度120%の山だ。
と、そこまでは良かった。がしかし、帰路。何としたことか、車を路肩に落としてしまい、スタック。たまたま近くを通過中、お仕事帰りのY岡さんに救助してもらいました。ありがとうございました。
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5月18日 元日本一のブナ

2006-05-19 01:34:13 | 和賀山塊
最近NHKでも放送され、注目を集める和賀山塊。
今日の目的地は、その北端・秋田県仙北市抱返り渓谷玉川右岸の小影山(557m)。その山頂付近に1993年まで日本一だったブナがある。幹周6.7m、樹高33m、樹齢推定400年というブナの巨樹だ。
今回はお目付役、ご意見番といっしょに、その元日本一のブナを目指した。
1時間程は杉林の直登。急登が続くが、イカリソウ、ヒトリシズカ、エンレイソウなどが目を楽しませてくれる。
その後、コナラやカエデ類の林になり、山頂付近まで来るとブナ、ミズナラの巨樹の森となる。ゆっくり行って登山口から2時間半で、元日本一のブナに到着する。確かに大きいが、見たところ集合木っぽくみえるし、樹勢もない。むしろ、巨樹の森入口にそびえるブナの木のほうが樹勢もあり、3人のお気に入りであった。
ちなみに現在の日本一は、玉川を挟んだ隣の白岩岳のブナということになっています。
これらの巨樹を育む和賀の自然は、これからますます注目を浴びる存在になってくることでしょう。
ご意見番、お目付役。今日はお疲れ様でした。
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