合計4本のうち最初の1本のインプラント治療がスタートしたのは
7年4カ月前の2008年(H20年)8月のことでした。
まずは右下2本、次が右上1本そして最後が左下1本の順番で
言うなれば“歯の人造人間化”が進み、全てが終了したのは5年10カ月前の
2010年(H22年)1月末のことでしたので1年5カ月の期間を要しました。
本数が4本だったことと薄い上顎の造骨が必要だったためです。
(上からの画像のため本人の左右は逆になります)
治療後はダイレクトメールに基づき半年に1度ずつの定期健診を
きちんと受けていましたが、当初は一体化で作られていた右下2本の人口歯が
3ヵ月程度の間隔でしょっちゅう外れ、私から希望して
別々に分離してもらったのが2年前の2013年12月のことで
それからというもの、前の1本がネジ止めになったこともあり
まったく外れることはなくなりました。
ただ外れる怖さが3年以上続いたことで
主に左側奥歯で噛むことが習慣になっていたのです。
そして今回の定期健診に出向いたのは先月下旬のことでした。
いつも通り歯周ポケットの掃除と歯石除去を終え
「どこか気になる箇所はないですか?」と訊かれたので
以前から気になっていた左下インプラント部のことを話しました。
ごくたまに歯ブラシの時に出血することがあったり
例の嫌な食べカスの腐敗臭がしたり、さらには何か違和感を感じていたのです。
そこで定例のレントゲン撮影の際
特にこの左下インプラント部を1枚追加で撮影したのでしたが
結果は「特に異常は見られない」とのこと。
ところが次にこれも年に1度行なう専用器械による打音検査で
女性の機械の声が異常を、つまり緩んでいることを知らせたのでした。
(続く)