(焼額山ゴンドラ内から見る頂上方向の空)
これほど見事(!)に/の予報が外れたことはありません。
標高が高くなるにつれ雲が切れ、志賀高原入口の丸池では晴れ
クルマを置く高天ヶ原に着く頃にはほとんど雲一つない快晴になり
下界を見ると厚い雲がいっぱいに広がっていて全く見えなかったのですから
空港は雨なのに旅客機が巡航する高度1万メートルは雲の上になってしまい
いつも真っ青な空が広がっているのと同じように、雪雲の高度が低かったということなのでしょう。
一昨日の23日、友人のAさんから朝8時前に電話があって
「明日は天気が悪そうだから今日にしましょう」と
急遽、当初の予定を変更して大正解の結果になりました。
2回行った戸隠はガリガリ、前日の小丸山はベタベタだったのですが
さすがは標高1600~1900mにある高天ヶ原スキー場というもの
表面はほぼパウダー状態の圧雪ゲレンデでの滑りはこれぞまさにスキー
その後、西館山→一ノ瀬→焼額山→奥志賀と渡り歩き
あまりの楽しさで時の経つのをつい忘れていて午後1時半になってようやく気付き遅い昼食
奥志賀のレストランで二人して800円のさもない醤油ラーメンの汁まで一滴残らず飲みほしたのでした。
25年振りにご本人に誘われて再開したスキーですが、師匠役のSAJ一級所持者Aさんから
毎回数カ所、短い言葉で的確なアドバイスを受けたおかげで今シーズンは最初から
焼額山のオリンピックコース2000m超、標高差450m、最大斜度39度(どの斜面かは不明)を
ノンストップで一気に滑り下りて来ることができました。
結局、午後3時までのおよそ6時間、まさかの快晴の中で
再開後のこの2シーズンで初めて、1回もコケルことがなく嬉しいのなんの
今回指摘されたターンの切替え時のフラット状態における膝から下の脚の操作により
高天ヶ原の上部片斜面コブのみならず奥志賀の長く深いコブ斜面をも克服できてしまったのですから
今後僅かずつになってしまうであろう上達のカギを握っているのかもしれません。
「スキー板の面に乗る」「外側に軸を作る」「内足外転」などなど
聞いたり読んだりするだけではまったく理解できない言葉を
時として修正をかけて具体的な身体の動きとして1個ずつ理解しながら
対戦相手のいない自己完結型スポーツの到着点はドンドン高くなって行きます