ぺぺが逝った2年前のその日のその朝は上弦の月が南の空に残っていましたが
今年の命日の朝に月はなく、ほぼ満月の十六夜の月が夜10時頃に
真南の天空に輝いているのが見えました。
旧暦だと全く同じ月のはずが
今の太陽暦では形が変わってしまうのはしょうがないことです。
もう2年の歳月が流れたというのに
こうしてペペが愛用していた品々をまともに目にすると涙が止まりません。
人間の仏事だと3回忌に当たるわけで
法要は日が遅れてはマズイとされていますが
私と女房以外、誰一人としてペペの命日など覚えているはずもなく
ましてや仏事などと無関係に弔ったのですから
何かと忙しかった昨日ではなく今日、お墓を飾って手を合わせることにしました。
もっとも、4、5日前からひどい風邪をひき咳込んでいる女房は
それどころではないので事後報告にしましたが…。
大好物の鶏肉のササミはありませんでしたので
昔もよく切らしてしまった時に与えていた魚肉ソーセージで勘弁してもらいました。
予備のスペアは墓標になっていますが
毎日使っていた車椅子は今でもすぐに使える状態で保管しています。
私が逝って迎えに行くのを、車椅子が不要な
健康な身体に戻ってちゃんと「虹の橋」のたもとで待っているのか、今でもちょっと心配です。
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