保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

三菱自動車はもう要らない…②(余談)「MMC」のことなど

2016年04月29日 | クルマに関するアレコレ

それ以前のことは三菱車自体に興味がなかったので知らないのですが
少なくても昭和53年から平成の初め頃まで三菱製乗用車のエンブレムは「MMC」
つまり「Mitsubishi Motors Corporation」の略でした。

「M.M.C.」の三本(ミツモト)コーヒーとよく揶揄されたもので
三菱ふそう系で売っているトラック、バスにはいわゆるこの「スリーダイヤ」が
付いていたのになんとも不思議な話ではありました。

後日耳にしたその理由は、実はこのシンボルマーク
グループ企業間でこれを厳格に管理する委員会まで存在していたそうで
三菱重工自動車部が独立してできた三菱自動車の乗用車には
まだ使用する許可が出ていなかったため止むを得ずMMCを使っていたとのことでした。

当時、輸出用にもスリーダイヤが輝いていたのは
三菱商事が関わっていたから、とも聞いたことがあり、そのエンブレムのみ
アフターマーケットで2000円以上も出して手に入れたことがあります。

ところで真偽のほどは明らかではありませんが
昭和53年から増やされた販売チャンネルを主導した三菱商事自動車販売の社長は
本体の三菱商事では所詮“課長”クラスの人材が順番に着任し
戻れば“部長”になれる程度でしかなかった、などという話も耳にしたことがあり
グループ企業内での乗用車販売の地位は決して高いものではなかったようです。

*現在聞き及んでいる三菱グループ企業の順位*

(いわば御三家)三菱重工業、三菱商事、三菱東京UFJ銀行

(いわば譜代大名)三菱地所、三菱電機、三菱UFJ信託銀行、東京海上日動火災保険
明治安田生命保険、日本郵船、三菱マテリアル、三菱化学
キリンホールディングス、旭硝子の10社

(その他のいわば外様大名)三菱自動車工業、三菱ふそうトラック・バスなど16社

 

【三菱自に関する今日のニュース見出し】

・客離れ深刻、受注半減
・軽生産拠点の水島製作所の約1300人が自宅待機 

(続く)

 

コメント
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