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元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

2012年ことはじめ

2012-01-02 | 仕事について

新年を迎える日というのは特別な想いを抱く、1年で一番気持ちの強い日だと思っています。

お正月に決意を持って、1年の目標を立てる。

当店は今年5周年を迎えますが、今まで2年とか4年は創業記日を迎えたという、月日が流れたという事実がそこにあって、正直それほど感慨深い想いはありませんでした。

しかし5周年は違う、キリの良い数字ということだけでない、重さを感じています

ひとつの店が5周年を迎えてこれから歴史を重ねていく正念場が今年にあるように思っていて、それを乗り越えるには私自身の覚悟と精進があることは言うまでもありません。

今まで以上のたくさんの本を読んで、たくさんのことを考えて、たくさんのことを皆様に伝えて、ペン先調整の技術を磨いて、商品知識を蓄積しておかなければならないと思っています。

それらのことは昨年も実は思っていたことですが、意思の弱さもあって不十分でしたが、それでもやってこられたのは頼りない私を助けてくれた周りの仲間たちと、この店を利用するということで支援して下さったお客様方のおかげでした。

5周年という正念場を踏まえて、今年1年どのような年になるかではなく、自分の意思によてこういう1年にすると決意したいと思いました。

当店は言うまでもなく万年筆店ですが、提供するのはその物だけでなく、その物の作り手のメッセージやそれを購入された時の思い出なども一緒に手に入れていただきたいと思ってやってきました。

その物を所有することよりも、その物を使うことで受ける心への良い影響など、精神性のようなものも伝えたいと思ってきて、それが当店の特長にもなっていたように思っています。

それはもっとも私らしいやり方で、これからも続けていきたいと思っていますが、昨年始まったWRITING LAB.も違うやり方で少しずつ大きくしていきたいと思っています。

例えば万年筆を使うことの精神性を掘り下げて道を究めるようにしていくPen and message.に対して、WRITING LAB.は物に面白さをみとめ、趣味的な楽しみを追求し、それを人と分かち合うようなオープンな物の楽しみ方。

WRITING LAB.は駒村氏をはじめとする仲間たちとのアイデアの出し合いから生まれるようなところがあります。

両者は物への対峙の仕方がちがっているのです。

pen and message.はもっと深く、WRITING LAB.はもっと広く伝わるようにしていき、強固な地盤の上に置きたいと思っています。

最後になりましたが、新年明けましておもでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。