元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

コーリン鉛筆カタログ化計画神戸展

2008-06-25 | 仕事について
私たちが子供の頃にはまだコーリン鉛筆は健在で、私も使っていた記憶があります。
でも知らない間にコーリン鉛筆の名前は消えていて、今では文具店で勤めていた時でさえ口にすることがなくなっていた、忘れかけていた名前でした。
そんなコーリン鉛筆の魅力にとりつかれ、コレクションし、そのコレクションを紹介するサイトまで開設してしまった女性がKero556さんです。
市場から消えてしまった鉛筆メーカーの応援サイトを人というと、少し変な先入観を持ってしまいますが、Kero556さんはとても感じのいい、美しい大人の女性でした。
初めて店を訪ねてきてくれた時、コーリン鉛筆のこと、サイトのことなどいろんなお話をうかがい、コーリンという素朴で味わいのある商品を作っていたメーカーへの静かな情熱を感じましたが、とうとう展示を開催するということで、私も行ってみようと思っています。
神戸海岸通りのギャラリー黄金舎で7月2日(水)~7月7日(月)まで開催します。日本から消えてしまったコーリン鉛筆は実はタイで工場が操業していて、ドイツ大手メーカーのOEMなどをしていて健在で、Kero556さんの活動を応援しています。 http://colleenpencil-fun.cocolog-nifty.com/blog/