元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

万年筆界の大物現る

2008-06-15 | 仕事について
いつもよりゆっくりした土曜日でしたが、今日は朝から何となくソワソワしていました。
1ヶ月近く前、ワーグナーの代表者であり、万年筆マニアに大きな影響力を持つ森さんから、当店を訪ねるとメールをいただいていたのが今日だったからです。
朝一番のお客様が去って、店内に静寂が訪れていた昼過ぎ、森さんとすなみさん、関西ワーグナー代表のYさんが店に入って来られました。
すなみさんもYさんも、前の会社にいた時からよく存じ上げていてお話することも多かったので、気心が知れていました。
森さんとは、先日のワーグナーの大阪での集まりと今回で2回目の対面でしたが、前回はあまりお話をすることができませんでしたので、今回は森さんのお人柄に触れるチャンスだと思っていました。
当店のお客様の多くは、自分の知識や腕で生きている方が多いですが、森さんの雰囲気は違っていて、たくさんの人を動かして、大きな仕事をしている人の威厳と包容力、穏やかさを感じました。
エンヌ西神プレンティ店で開催されていたパイロット広沢さんの万年筆クリニックの帰りということで、クリニックや調整の話などを中心に世間話をしましたが、会って、話して、その人柄に魅力を感じない人はいないのではないかと思いました。
今回の森さん、すなみさん、Yさんの神戸周遊のコースに当店を入れていただいたことを光栄に思いました。
お客様と店ということで、立場は違いますが、万年筆を盛り上げたいと思っている同じ志の人と会うことができました。

地震お見舞い申し上げます。

2008-06-15 | 仕事について
このたび東北地方での地震は相当大きなもので、被害に遭われた方もたくさんおられると思いますし、直接的な被害がなくても、平穏な日常生活が狂わされていることだと思います。
東北地方の皆様にお見舞い申し上げるとともに、地震で命を落とされた方のご冥福をお祈りいたします。
当店はインターネットの販売を通じて、東北地方のお客様がたくさんおられますし、こちらに来られた時に当店にお立ち寄りいただいたお客様もおられます。
個人的にも、今年、一昨年、一昨々年と東北地方を旅行して、その景色の美しさ、風土の細やかさに感激しました。
関西にはない、日本の原風景、暮らしが東北地方にはまだ残っていて、旧き良き日本を感じることができた場所で、距離は遠いですがとても身近に感じていました。
そんな場所で起こった、自分も体験した大地震はとても他人事とは思えませんでした。
今も余震があり、不安な時間をすごされていると思いますが、皆様の生活が早く日常に戻りますよう、心からお祈り申し上げます。