元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

季節のお粥と賑やかな話し声

2008-01-08 | 仕事について
昨日はスタッフKが店で七草粥を作り、昼食にいただきました。
玄米で炊かれた健康的な野菜の入ったお粥は、これだけ食べておけば人間他の栄養はいらないのではないかと思えるほど、簡潔に、でも全てが入っているものに感じられ、大切に食べました。
お正月休み明けということで、あまりお客様が来られないと思っていましたが、お昼過ぎ、開店祝いに招き猫を持ってきてくれたOさんが店に来られてから、次々とお客様が来られました。
高校生のTくんは、万年筆の道に引き込むために後輩二人を連れて来てくれて、見事にはまって、お小遣いをはたいてペリカーノとサファリをそれぞれ買って行かれ、様子を見に立ち寄ってくれたコーヒーアカデミーでお世話になった先生もスタッフKとの話の中で、ギロシェの万年筆を取り寄せることになり、大学院で経済学を研究している美人のペンマニアYさんは私のM1000の調整を待つ間、Tくんや後輩たちと万年筆談義をしていて、いつものサイクルに戻った暦の中、店は活気と話し声に溢れていました。
そんな賑やかな時間が落ち着いた夕方、開店から来てくれているK氏とコーヒーを飲みながら、震災の時の話などをしていました。
K氏とは同い年で、今年から厄年に入ります。気持ちは震災の時と全く変わっていないつもりですが、もう13年も経ち、不惑と言われる年齢になろうとしています。