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母恋駅

2016-06-03 00:00:00 | 2016JR北海道H5系旅
 室蘭駅からわずか1.1キロで母恋駅。北海道は雄大な土地、隣の駅まで極端に長い区間もあるのに、室蘭支線はまるで東京電車特定区間みたいに隣の駅までが短い。北海道新幹線を除く在来線で1番長い区間は石北本線の上川から白滝まで37.3キロ。もし、この区間がすべて特急なら、特例により特急料金無料になりますが・・・特別快速1本、普通列車1本入っているので、特急料金はいただきます。
 石勝線の新得から新夕張まで89.4キロは1日8本の特急のみなので、特急券不要で自由席にご乗車になれます。

 旧室蘭駅を出発したレンタカーはアッという間に母恋駅到着。旧室蘭駅は明治45年に建てられたものですが、こちらは1935(昭和10)年建築。

 母に恋と書いて、ぼこい。アイヌ語の「ポクセイ・オ・イ」(ホッキ貝のたくさんあるところ)に由来するといわれ、母恋は、当て字。
 アイヌ語って、文字はあったのか!?音声のみで文字はなかったと聞いていますが、H5系北海道新幹線のブラインドーに見慣れない文字が・・・。たぶん、アイヌ語の文字だと思います。JR北海道の駅名に聞きなれない珍しい駅名はアイヌ語を語源としているようです。例えば、長万部(おしゃまんべ)。何度もそこに行っている方なら、長万部=おしゃまんべって読めますが・・・これもアイヌ語で「オ・シャマム・ペッ」(川尻が横になっている川)。何々「幌」は「大きい」を意味しています。札幌は北海道最大の都市だと納得しますが、日本一秘境駅の小幌は秘境度の度合いが大きい「幌」!?何々「ナイ(内)」や、何々「ベツ(別)」は「川」なので、この駅の近くに川があるところが多いです。

 今日の昼めしは母恋飯でした。

 母恋駅弁の本家だというのに、売店は閉まっていました。人が多く行き交う室蘭駅か、東室蘭駅で購入可能。

 駅待合室の様子なんですが・・・人が1人もいないなんて寂しすぎる・・・。

 窓口は、簡易委託駅なので有人駅。委託された業務の範囲は切符販売のみなので、改札口での集札業務はありません。

 販売している乗車券の範囲なんですが・・・1270円区間のところは「青葉・苫小牧」になっていますが・・・肝心なところが抜けていますね・・・・母恋から小幌行きも、1270円区間なんですっ!!しかし、ここで「小幌までください」と切符を求める人は皆無かも。

 わかりやすい、各駅の開業日一覧。

 この駅で一押し!の切符は、JR北海道地紋入りの母の日記念乗車券。

 北海道新幹線が開通する3月25日までは、室蘭から札幌のトクトク切符の発売はできましたが、26日以降は取り扱いできません、という通知文。委託する業務を減らした、ということになります。特急券、指定券、定期券、回数券の払い戻しは応じない、とのこと。逆にそれらの発売はできるか、気になるところ。室蘭駅に電話をして、指定席券は手書きで補充券になるかも知れない。定期券も、裏が磁化券ではなく、定期補充券に大きな回転式の日付スタンプ押印!?回数券も、ミシン入りの11枚つづりに日付スタンプを押印するタイプなのか!?

 5月なので、新緑眩しい。

 母恋めしは、とても美味しかった。ホッキ貝の炊き込みご飯なので、消費期限は当日限り。全国向けの通信販売は難しい。現地へ赴いてからでないと食べられない幻の駅弁。
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