「北斗星」や「カシオペア」をけん引した機関車
【室蘭】JRの寝台特急「北斗星」や「カシオペア」などをけん引したDD51形ディーゼル機関車が4日、8両連なって室蘭港崎守埠頭(ふとう)に到着した。機関車が8重連するのは珍しく、全国から鉄道ファンが駆けつけた。
「重量感と迫力すごい」
JR貨物によると、8両の機関車は3日午前11時に函館を出発し、夕方に東室蘭駅に到着。4日午前に同駅から崎守埠頭の鉄道貨物用引き込み線に運び込まれた。輸出を取り扱う商社によると、8両は年末にもミャンマーに向けて船積みされ、再利用される見込み。
崎守埠頭近くの陸橋や線路沿いにはカメラを手にしたファン50人以上が詰めかけた。東京都大田区の自営業中村聡さん(28)は「8両も連なると重量感と迫力がすごい。寝台特急を引いてきたDD51には特別な思いがあり、感動しました」と話していた。
北海道新聞 2016年7月5日 11時10分 配信
ユーチューブ動画の出所は こちら
子どものころ、山陰本線の古めかしい、手で開けて乗る旧型客車(オハ33やスハ42とか)のけん引機はDD51。小学生になると、自動扉付きのレッドトレインのオハ50。山口県のお隣の北九州も、石炭産業で栄えていた北海道と同じく網の目のように鉄路が敷かれてあった。石炭が取れなくなり、働き手が次々と出てしまい、急激に人口減。福岡県山田市(現在は嘉麻市)も、昔は4万人もいたのに、1万人に減少。北海道歌志内市に次いで2番目に人口が少ない市として有名でした。石炭輸送目的で敷設された、上山田線(筑豊本線の飯塚~日田彦山線の豊前川崎まで25.9キロ)もJR九州発足後わずか1年5ケ月で廃線。(1988年9月1日廃線)ちょうど夏休みだからと、いきなりの思いつきで朝5時台の汽車で「長門二見 → 西小倉 経由:山陰・山陽・鹿児島線・筑豊・上山田線・日田彦山・南小倉」当時の車内補充券は手書きなので、下関駅窓口で購入。複雑な変な経路はいつも途中の「みどりの窓口」で発券。上山田線も1回だけ最初で最後の乗車、赤いオリジナルのDD51 1080番だったと記憶。
2015(平成27)年9月・・・最後のDD51は札幌から上野行きのカシオペア、先頭はDD51 1100番、後ろの2両目は1140番。
この回送に含まれているか、動画を確認してみましたが、ナンバープレートがはがされていて、どれが最後に乗った機関車なのか、不明。
子どものころ飽きるほど何度もDD51に乗ったのに、今はもう乗れなくなってしまいました。DD51が恋しくなったら、ミャンマーに行くしかないです。