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中国劉常務委員は、17日午前、約10人の追悼使節団を率いて北朝鮮大使館を訪問した。

2014-12-18 | 諸外国の見解・参考
習近平主席、北朝鮮に「朝中友好重視」メッセージ
2014年12月18日/中央日報日本語版


中国の習近平国家主席が中国は伝統的な朝中友好関係を重視するというメッセージを北朝鮮に送ったと、北京の外交消息筋が17日明らかにした。駐中北朝鮮大使館で開かれた金正日(キム・ジョンイル)総書記の3周忌追悼式に出席した中国共産党の劉雲山政治局常務委員を通じてだ。2013年2月の北朝鮮の3度目の核実験と昨年12月の張成沢(チャン・ソンテク)処刑後に冷え込んだ朝中関係の改善シグナルという解釈が出ている。

中国権力序列5位の劉常務委員はこの日午前、約10人の追悼使節団を率いて北朝鮮大使館を訪問した。王家瑞党中央対外連絡部長と韓半島(朝鮮半島)問題を担当する劉振民外務次官も同行した。

献花を終えた劉雲山常務委員は池在竜(チ・ジェリョン)北朝鮮大使と歓談した。劉常務委員はこの席で、「大局的、長期的な観点で伝統友好関係を発展させていくことを望む」という習主席のメッセージを伝えたと、外交消息筋が明らかにした。池大使もともに努力しようと答えたという。

消息筋は「冷え込んだ朝中関係が新年会などの機会を借りて両国高官がそれぞれ相手国の大使館を訪問した後に回復する前例が、2008年など何度かあった」と述べた。朝中間の高官級交流は、今年2月の劉振民外務次官の訪朝以来、断絶した状態だ。

なぜ日本は、北朝鮮との国交正常化交渉をまじめに進めないのか?

2014-12-18 | 諸外国の見解・参考

<米キューバ>国交正常化交渉を開始 米大統領が発表

毎日新聞 12月18日(木)2時10分配信



 ◇首都ハバナに大使館再開も

 【ワシントン和田浩明】

 オバマ米大統領は17日正午(日本時間午前2時)、半世紀以上も外交関係が断絶しているキューバとの国交再開を目指す協議を開始すると発表した。ホワイトハウスは、キューバを国際的に孤立させることで民主化促進を目指すこれまでの米国の政策が「失敗だった」と認め、新たな包括的外交政策を発表することで、関与政策に向けて180度の方向転換をした。

 オバマ大統領はすでにケリー国務長官にキューバ側との交渉を指示。米国はキューバの首都ハバナに大使館を再開することも念頭に、高官レベルの相互訪問を実施する。来年1月には担当の米国務次官補がキューバで移民問題について協議する予定だ。

 制限されてきた米国からキューバへの旅行についても条件を大幅に緩和。キューバ人に対する送金の上限額も、特定の政府関係者などを除いて引き上げる。

 複数の米メディアによると、キューバ政府は同日、2009年からキューバで拘束されていた米国人アラン・グロス氏を解放した。スパイ容疑などで15年の禁錮刑に服していた同氏の解放は、両国関係の関係改善に向けた必要条件だった。

 キューバはかつて米国の実質的な保護国だったが、1959年のキューバ革命後に米系企業の接収などが行われ、米側もカストロ政権転覆を目指して亡命キューバ人部隊の侵攻を図った「ピッグズ湾事件」を引き起こすなどし、外交関係は61年に断絶。両国の対立は東西冷戦の最前線の一つとなり、62年にはキューバを舞台に米ソ核戦争寸前の対立をまねいた「キューバ危機」も起きた。

 ◇米キューバ関係

 フィデル・カストロ氏らを中心としたキューバの革命勢力が1959年に当時のバティスタ政権を打倒(キューバ革命)。翌60年に国内の米系資産を全面的に接収した。61年に米国が対キューバ国交断絶を通告し、翌62年には対キューバ全面禁輸に踏み切った。同年10月、米国はソ連がキューバに中距離ミサイル基地を建設中と発表、キューバを海上封鎖し、一時は核戦争にも発展しかねない「キューバ危機」が起きた。米国は96年に起きた米民間機撃墜事件を受けて、経済制裁強化法を成立。キューバも対抗措置を取ってきた。