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「コンニチハ~!アンニョンハセヨ~!」東京公演のために159人がクラウド・ファンディングで140万7000円を後援した。

2018-01-31 | 日朝韓中友好親善
「音楽で“韓日の壁”越えて伝える平和のメッセージ」
登録:2018-01-31 06:16 修正:2018-01-31 08:27



市民共同ミュージカル「ア・コモンビート」3年目公演 
東京に続き、4日にはソウル麻浦アートセンターで

                
        今月28日、東京大田区の大田区民ホールで韓日ミュージカル「A COMMON BEAT」の公演が行われた=コモンビート提供//ハンギョレ新聞社

 「コンニチハ~!アンニョンハセヨ~!」

 今月27日、日本の東京にある太田区民ホールで開かれた韓日共同ミュージカル「ア・コモンビート(A COMMON BEAT)」のリハーサル。出演者たちは韓国語と日本語の挨拶で発生練習を始めた。「ア・コモンビート」は韓国と日本市民がそれぞれ50人余りずつ出演者として参加して作る韓日共同ミュージカルで、東京公演はリハーサル翌日の28日、太田区民ホールで行われた。

 リハーサルが本格的に始まると、演出を担当する韓朱仙(ハン・チュソン)氏が出演者らに「もう少し広がってください」、「一旦立ち上がったら、(中途半端に)座らないで」と、忙しく韓国語と日本語で交互に指示した。商業的なミュージカルのように、出演者らの動作が正確に一致する“キレキレのダンス”ではないが、出演者たちは愉快な雰囲気の中、歌と踊りを続けた。

 プロデューサーの安達亮氏は「全ての言葉を通訳することはできない。しかし練習を続けるうちに、通訳なしでも互いに何を話しているのかが分かるようになる」と話した。彼は「韓日関係が良くないが、普通はメディアのニュースだけで相手国をについて知ることが多い」としたうえで、「公演準備のため、実際に個人と個人が名前を呼び合いながら接してみると、(互いの印象も)違ってくる」と話した。

 「ア・コモンビート」は元々互いに異なる文化の理解を深めるため、米国から始まったプロジェクトだ。赤・黄・緑・青の仮想の4大陸の人々が互いに異なる大陸の存在を知らないまま生きていたが、ある日、一人が他の大陸の存在を知ってから起こる出来事を描いている。韓朱仙氏は2004年、このプロジェクトを日本でも始め、2014年まで日本全域を回りながら公演した。2015年から初めて韓国と日本市民たちが約50人ずつ集まって練習を重ね、両国で交互に公演している。日本の団体「コモンビート」と韓国の団体「プルリム」が共同で作っている。韓日共同公演は今年で3回目だ。コンサルタント、消防士、ダンサー、地域役所職員など、多様な職業の人たちが100日間にわたり、1カ月に1回の割合で韓国と日本を行き来しながら練習を行った。

 プルリム共同代表であり、公演にも出演したチョウ・ミス氏は「(日本の国際交流団体)ピースボートで12年間働きながら、韓日の市民が参加する活動に関心が多かったため、ア・コモンビートにも参加した」とし、「公演を見た日本市民たちが『韓日市民が言語などの壁を越えて伝える平和と共存のメッセージに胸をうたれた』という感想を聞かせてくれた」と話した。出演者やスタッフのほかにも、多くの市民たちが「ア・コモンビート」を支えている。東京公演のために159人がクラウド・ファンディングで140万7000円を後援した。

 韓国公演は来月4日、ソウル麻浦アートセンターで行われる。プルリムのホームページ(pullullim.modoo.at)を参照。
東京/チョ・ギウォン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

10日には、中高生が参加する韓国語スピーチコンテスト「話してみよう韓国語」の東京大会が予定されている。

2018-01-30 | 日朝韓友好親善のために
平昌冬季五輪 日本でも多彩な応援イベント開催へ

2018/01/29 18:07

【東京聯合ニュース】2月9日に開幕する平昌冬季五輪を盛り上げるため、日本でもさまざまな応援イベントが開催される。

                
                 大会準備が大詰めを迎える平昌五輪の競技会場=29日、平昌(聯合ニュース)

 東京の韓国大使館韓国文化院は29日、来月7日から長野県の善光寺で行われる「長野燈明まつり」で、オープニングセレモニーに続き平昌五輪のマスコットが登場するイベントが開催されると明らかにした。 

 五輪の開会式が行われる9日午後、東京の韓国文化院1階では五輪開催地の江原道の料理などを楽しみながらマルチビジョンで開会式を観覧できる。

 10日には、中高生が参加する韓国語スピーチコンテスト「話してみよう韓国語」の東京大会が予定されている。このうちスキット部門のテーマに「オリンピック」が選ばれた。コンテストに参加する生徒は小道具などを利用して平昌五輪を題材にした寸劇を演じ、韓国語の実力を競う。

 アイスホッケー女子1次リーグB組最終戦で南北合同チームと日本が対戦する14日には、東京・新大久保の韓国料理店で応援イベントが開かれ、両国で人気のチーズタッカルビなどが提供される。

 17日には東京の韓国文化院で旧正月の体験イベントが開かれ、マルチビジョンでフィギュア男子シングルの競技などが中継される予定だ。

 東京韓国文化院の金現煥(キム・ヒョンファン)院長は「韓国文化に対する理解を深めて韓国と日本がさらに近づける場になることを期待する」と話した。

ynhrm@yna.co.kr

歴史にかんする「脱亜入欧」である。そして、徳川時代は「鎖国」の時代であった、というあやまった認識がひろまった。

2018-01-29 | 日朝韓中友好親善
朝鮮通信使の意義と現代/仲尾宏
「誠信交隣」の関係を築いてこそ

消されていた朝鮮通信使<


朝鮮通信使が日本の社会、とりわけ学校教育や歴史研究の場で取り上げられ、知られるようになったのはそれほど古いことではない。例えば「広辞苑」の1965年版をみても豊臣秀吉の「朝鮮征伐」の項はあっても「朝鮮通信使」の項はない。戦後、1950年に発刊され、社会科の教科書として採用された「くにのあゆみ」にも登場していない。

ある研究者によれば高校の教科書にはじめて取り上げられたのは72年であったという。

「広辞苑」は新村出を筆頭とする「進歩的文化人」を総動員した大辞典であり、「くにのあゆみ」は同じく家永三郎らの手になるものである。このような事象を生んだ背景には幾つかのことが考えられる。

その第一は明治維新以来の歴史研究者の思想的「偏向」があった。すなわち明治以前の対外関係にかんする関心は長崎のオランダ貿易が中心であったことである。それに加えて欧米の文化に対する喝仰が輪をかけた。歴史にかんする「脱亜入欧」である。そして、徳川時代は「鎖国」の時代であった、というあやまった認識がひろまった。

その結果として、近代以前の東アジア、とりわけ朝鮮に対する軽視と偏見がはびこった。1910年の「韓国併合」とその後の植民地支配がさらに人々の意識を蝕んだ。

戦後日本となってもなおその事象はかわらなかった。約200年にわたる朝鮮通信使とその事跡は一般の人々はもちろん、その研究にかかわろうとする人々もごく少数であった。その様相をうち破ったことの一つは少数の研究者とともに1980年代からの在日朝鮮人たちの通信使の事跡や各地の遺品の収集とその研究であった。辛基秀氏らの果たした先駆的役割は大きい。

そして、日本の研究者の間でもようやく「鎖国史観」への反省もふくめて江戸時代の対外関係の枠組みを再検討しようという取り組みが本格化し、また、中世の対外関係の研究も飛躍的に進んだ。また、各地の博物館などで地域の歴史研究とかかわって史料の収集や研究が進んだ。今日の学校教科書ではそのすべてに朝鮮通信使の事跡が記述されているが、それまでは先述した戦後日本の歴史研究のありようの過程が反映しているのである。

韓国でも戦後の解放から直ちに朝鮮通信使の研究や評価が高まったわけではなかった。むしろ、ここ約20年の間にようやく市民権を得つつある、といってもよい状況であろう。この度のユネスコ記憶遺産の登録申請とその結果がさらによい結果を生むことを期待したい。
世界記憶遺産への登録

今回の登録申請活動は2012年から始まった。その年、韓国の釜山で開かれた「朝鮮通信使全国交流大会」の会場で韓国の釜山文化財団から近未来にその登録を日韓共同で実現したい、という提案であった。そして、この世界記憶遺産の登録申請は各国の政府機関だけでなく、民間の個人や団体でも申請母体となりうる、という好条件があった。とくに東アジアをめぐる国際情勢が険しくなっていること、そして日本ではとくに排外的言動が大手を振って罷り通っている現状では、もし、この条件がなければ今回の申請は陽の目をみなかっただろう。朝鮮通信使縁地連では、この条件のもとに関係自治体などによびかけて、同年中に申請作業のための日本学術委員会を六名の委員で発足させて、以降の日韓合同の学術委員会および国内学術委員会を開催した。以降16年3月まで12回の日韓合同会議を開催した。そして16年3月30日にユネスコ委員会事務局へ申請書を電送した。

しかし、申請物件に値するとユネスコが認定する対象には厳しい条件が設定されていた。

世界各地からの推薦でいままでに認定されたものは、たとえば「アンネの日記」「マグナカルタ」「ベートーベン第九交響曲の自筆楽譜」など名だたるもので、条件は次のとおりである。

(1)その資産が世界的に普遍的価値を有していること。

(2)その資産が真正のものであることが証明できること。

(3)その資産の管理状態が万全で安定性が確保されていること。

(4)その資産はいつでも公開しうること、したがって公共機関の目が行き届いていること。

そこで日本学術委員会としては、推薦に足る条件としてまずすでに国または自治体の指定文化財として指定されている物件を優先し、次いで公益機関の保管下にあるもの、そして、所有者がこの推薦に同意していることを確認して作業を開始した。

その結果・総数48件、点数にして209点を選んだ。その内訳は次の通りである。

(1)外交記録:3件、19点

(2)旅程の記録:27件、69点

(3)文化交流の記録:18件、121点

韓国側も同様の基準で選定を行い、それぞれの提案の理由、現状と問題点を忌憚なく論議して韓国側の推薦物件とあわせて、111件、333点を推薦することとした。

選定と推薦の結果は、以上のすべての物件がユネスコの基準に合致するものとして認められた。すなわち、朝鮮通信使の記録が世界史的価値を有する人類の普遍的遺産であることが認められたのである。
ユネスコ登録実現後の課題

その結果として期待したいことは、若い世代の中から、朝鮮通信使のことに強い関心を抱き、研究にたずさわる人々が輩出することである。そしていままでの研究が十分掘り下げていなかったことを研究したり、新しい資料や史実の発見に意欲を燃やして成果をあげていただきたいことである。また通信使の関連地域では新しい資料の発掘とともに、地域の誇りとして通信使の事跡を再評価し、新しい角度からその意義を問いなおして、地域振興のために活用していただきたいことである。

またユネスコからは登録資産の保存と公開がそれぞれの資産について課せられている。

資料の保存については技術上の困難さ、そして、それを克服するための財政的制約などの問題がある。それらの課題の解決にはそれぞれの地方自治体に負うところが多い。また一地方自治体では解決不可能な場合もあろう。国レベルの対応も含めた対策も必要であろう。このたびの世界記憶遺産登録を契機として、いっそうの研究の深化と関連地域の相互の連携によって自治体や地域住民の理解が進むことが望まれる。
日本と朝鮮半島の平和のために

10回の合同学術委員会では双方の委員が一つひとつの課題について率直な意見を交し合った。時には双方の朝鮮通信使の研究にかかわってきた視点の違い、取り上げようとする書画に描かれた人物の歴史的評価、また、通信使そのものの史的位置づけの違いなどをめぐって意見が対立することもあったが、究極の目的であるユネスコ登録達成の大目的を成功させるために双方が歩み寄ることで、最終の成案に到達することができた。

登録のための討議の過程では日本の研究者と韓国の研究者の間で朝鮮通信使の歴史的意義づけをめぐる主張の違いもあったが、その克服も今後の課題として双方が認識した。今後は朝鮮民主主義人民共和国の研究者にも関心をもっていただき、研究が一層深化すると共に、より広く市民のみなさんにも200年にわたる平和と不戦の時代があったこと、その期間中は文化交流の進展によって東アジアの各民族の相互理解も進んだことを学び、これからの時代を朝鮮通信使の時代が生んだ雨森芳洲(あめのもりほうしゅう)の残した言葉、「争わず、偽らず、真実をもって交わる」関係、即ち「誠信交隣」の関係を築いていく時代としたい。
仲尾宏(なかおひろし)

1936年生まれ。主な著書に「朝鮮通信使と徳川幕府」「朝鮮通信使と壬辰倭乱」「大系 朝鮮通信使」(全八巻、辛基秀と共編)など多数。02年京都市国際交流賞。07年京都新聞学術文化大賞受賞。14~17年朝鮮通信使ユネスコ世界遺産登録申請日本学術委員長。京都造形芸術大学客員教授。

(朝鮮新報)

金剛山での合同文化行事は来月4日ごろ実施されるとみられる。南北が1時間ずつ公演し、観客はそれぞれ300人ほどとなる見通し。

2018-01-28 | いかなる差別もあってはならない
南北の先発隊派遣が終了 今週から関連行事本格化

2018/01/28 10:38


【ソウル聯合ニュース】平昌冬季五輪(2月9~25日)参加の準備のため北朝鮮が派遣した先発隊が27日午後、3日間の視察を終え北朝鮮に戻った。
                
          25日、平昌五輪のアイスホッケー会場の関東ホッケーセンターを視察する北朝鮮の先発隊(政府合同支援団提供)=(聯合ニュース)

 先発隊はソウルのほか五輪競技場がある平昌と江陵で北朝鮮の選手団と応援団、テコンドー演武団などの宿泊先や競技場、プレスセンター、テコンドーの公演会場などを視察した。

 先発隊に先立ち「芸術団」公演に向けた視察団も江陵とソウルの公演会場を点検した。さらに五輪に合わせて南北が北朝鮮の金剛山と馬息嶺スキー場でそれぞれ実施する合同文化行事とスキー選手の合同練習の事前点検を行うため北朝鮮を訪問した韓国側先発隊も視察を終えた。

 韓国統一部の当局者は先の南北閣僚級会談で合意した先発隊と視察団の派遣について「全て終了した。後は計画通り履行するのみ」と話した。
                
                韓国側先発隊が視察した馬息嶺スキー場(統一部提供)=(聯合ニュース)

 今週からは五輪に合わせた南北の行事が本格的に始まる。

 まずは馬息嶺スキー場での南北選手の合同練習が早ければ31日から2日間の日程で実施される。クロスカントリースキーとアルペンスキーの練習が行われるとみられる。五輪に出場する韓国代表は参加せず、韓国代表クラスやユースの選手が参加する見通し。

 金剛山での合同文化行事は来月4日ごろ実施されるとみられる。南北が1時間ずつ公演し、観客はそれぞれ300人ほどとなる見通し。

 北朝鮮・三池淵管弦楽団の140人からなる芸術団は同6日に韓国入りし、8日に江陵アートセンター、11日にソウルの国立劇場で公演する。

 7日には応援団約230人とテコンドー演武団約30人が訪韓する。北朝鮮が五輪に送る高官級代表団の構成や訪韓日程についてはまだ決まっていない。五輪開幕直前に韓国側に通知すると予想される。

ikasumi@yna.co.kr

韓米両軍は4月初めに合同演習を開始する方向で検討しているとされる。

2018-01-27 | 戦争反対は、国民みんなの願い
韓米国防相あすハワイで会談 平昌五輪後について議論か

2018/01/26 21:16


【ソウル聯合ニュース】韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官と米国のマティス国防長官が27日午前(日本時間)、米ハワイで会談し韓米同盟の懸案について意見交換する。韓国国防部が26日発表した。

                
                昨年10月に会談した宋長官(右)とマティス長官(資料写真)=(聯合ニュース)

 両氏の会談は韓米例年安保協議(SCM)が行われた昨年10月以来となる。

 国防部の崔賢洙(チェ・ヒョンス)報道官はこの日の会見で、「今回の会談の議題は平昌冬季五輪の平和的開催のための韓米軍当局の支援」と述べた上で「有事作戦統制権の(韓国軍への)移管やわが軍の改革などについても議論されるだろう」と説明した。

 会談では平昌五輪後に韓米両国が朝鮮半島情勢を管理するために取る軍事的措置が議題になるとみられている。特に平昌五輪・パラリンピックの期間中に行わないことで両国が合意した合同軍事演習「キー・リゾルブ」と合同野外機動訓練「フォールイーグル」の実施時期などが話し合われる見通しだ。

 韓米両軍は4月初めに合同演習を開始する方向で検討しているとされる。

yugiri@yna.co.kr

全同胞の、世界の視線が平昌に注がれる中、南では和解ムードに水を差す保守団体やメディアによる不穏な動きがある。

2018-01-26 | 「北朝鮮問題」の解決のために
平昌から統一へ

朝鮮半島東部に位置し、軍事境界線上、北と南にまたがる江原道。朝鮮八道で唯一、二つに引き裂かれた行政区で、北南が共にする世界最大の祭典がもう間もなく開催される

▼60年代から始まったスポーツをめぐる北南の対話は、紆余曲折を経ながらも北南、そして海外同胞たちに、朝鮮民族が一つの民族であることを感動的な場面とともに示してくれた。91年千葉世界卓球のコリア統一チーム、00年シドニー五輪における初の北南合同入場、呼応し合う応援の熱気、スタジアムに響いた「アリラン」の旋律…

▼そのすべてが2018年2月、平昌で再現されようとしている。北南高位級会談とその後の実務会談における一連の合意は、北南がこれまで積み重ねてきたスポーツにおける共同の営みを集大成するものだった。さらに軍事当局会談の開催などで合意したことには、一過性の打ち上げ花火ではなく平昌を契機とし根源から関係改善を試みようとする北南双方の強い意志が反映されているといえる

▼平昌から統一へ――。全同胞の、世界の視線が平昌に注がれる中、南では和解ムードに水を差す保守団体やメディアによる不穏な動きがある。当局は信頼関係を損ね得る挑発行為に厳しく対処し、再発防止に努めるべきだ

▼今こそ北南が対立に終止符を打ち、6.15の原則「わが民族同士」の力で、離散の悲しみをたたえた大地を癒やし、かの地に平和の大輪を咲かせることを願ってやまない。(覚)

「心配なのはどうやって仲買(仲卸)から食材を運ぶか。エレベーターも使わなくてはならない」「お客さんが4階まで来ていただけるかが心配」

2018-01-25 | 都民ファは、自民政治の助け舟役
豊洲 遠すぎる 不便すぎる
施設事前確認 業者指摘相次ぐ


                 

                 (写真)水産関連業者を対象に行われた習熟会=24日、東京都江東区の豊洲新市場

 東京都が築地市場(中央区)の移転先としている豊洲新市場(江東区、東京ガス工場跡地)で24日、水産関連業者による「習熟会」(施設の事前確認)が初めて行われました。参加した業者や業界団体幹部らから、交通アクセスの悪さや、市場内の移動の不便さをあらためて指摘する声が相次ぎました。

 早朝から、水産仲卸売場が入る6街区と、同卸売場が入る7街区で、卸、仲卸業者や買い出し人(市場で品物を購入する業者)らが施設や店舗を見て回りました。

 東京都水産物卸売業者協会の浦和栄助専務理事は報道陣に、「交通アクセスに非常に難点がある。今日は、自分の職場までどのくらい時間がかかるかを確認してもらう」と説明。市場を利用する鮮魚店でつくる東京魚商業協同組合の渡邊一夫理事長は「遠くて、買い出しに来る人には負担だ」と述べました。

 セリ場、仲卸売場、関連業者の店舗などが平場でひしめきあう築地と異なり、豊洲では立体構造となっていることで、市場内の移動を心配する声も上がりました。

 市場内の飲食店でつくる東京中央市場飲食業協同組合の川島進一理事長は、「心配なのはどうやって仲買(仲卸)から食材を運ぶか。エレベーターも使わなくてはならない」と指摘。築地商業協同組合副理事長で、市場業者が使う長靴などを販売する「伊藤ウロコ」の伊藤嘉奈子専務取締役は「お客さんが4階まで来ていただけるかが心配」と話しました。

23日から南北選手団と代表団派遣のための両側の先発隊の訪北・訪南日程が始まる。

2018-01-24 | 「北朝鮮問題」の解決のために
南から北へ、北から南へ…先発隊本格交流
登録:2018-01-23 00:07 修正:2018-01-23 07:51




23~25日、南側先発隊12人が馬息嶺スキー場など訪問 
25~27日、北側先発隊8人が平昌競技場など訪問 
平昌五輪期間、北からは合計700人程度が訪問予定

                
            北朝鮮の対外宣伝メディア「朝鮮の今日」が22日に掲載した北朝鮮江原道元山近隣の馬息嶺スキー場/聯合ニュース

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪が17日後に迫った中で、23日から南北選手団と代表団派遣のための両側の先発隊の訪北・訪南日程が始まる。

 ペク・テヒョン統一部報道官は22日、定例ブリーフィングで「南北高官級会談実務会談での合意によりイ・ジュテ交流協力局長を団長とする12人の先発隊が23日から25日まで北朝鮮を訪問する」と明らかにした。先発隊は南北合同文化行事と南北スキー選手たちの共同練習が開かれる金剛山(クムガンサン)地域と馬息嶺(マシンニョン)スキー場施設を点検する計画だ。彼らは東海(トンヘ)線陸路を通じて北側地域に移動して帰還する予定だ。

 これに先立って北朝鮮は、北側選手団、応援団、記者団の平昌冬季五輪参加問題を議論するために、25~27日ユン・ヨンボク体育省副局長を団長とする先発隊8人を派遣すると21日、板門店(パンムンジョム)連絡チャンネルを通じて知らせてきた。先発隊は大会期間中に北朝鮮代表団が使う宿舎予定地と開・閉会式場、競技場、プレスセンターを見て回る予定だ。北朝鮮は京義線陸路を利用して南側を訪問すると伝えた。

 今回南側を訪問する北朝鮮代表団は、歴代最大規模になる見込みだ。来月1日の選手団46人(選手22人、役員24人)を始め、7日には民族オリンピック委員会代表団(24人)、記者団(21人)、テコンドー模範競技団(30人)、応援団(230人)が京義線陸路を通じて訪南する。また、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)応援団250人とヒョン・ソンウォル団長が率いる三池淵(サムジヨン)管弦楽団140人などを含め700人余りに達すると見られる。
ソン・ダムン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

「北朝鮮問題が難しいのは事実だが、もっと難しいのは内部分裂」だとしたうえで、「政府の対北朝鮮政策を信じて国論をまとめてほしい」

2018-01-23 | 文在寅大統領情報
文大統領、五輪めぐる理念攻勢に
「風前のろうそく守るように力を添えてほしい」

登録:2018-01-23 06:21


平昌五輪成功のための協力を強調 
 
保守の理念攻勢に自制を訴える  
「米朝対話に発展させてこそ  
北朝鮮核問題解決できる」  
朝鮮半島の平和構築への世論の支持を要請  
北朝鮮にも「共に努力してほしい」

                  
文在寅大統領が今月22日午後、大統領府の与民館で開かれた首席補佐官会議で発言している。右から文大統領、イム・ジョンソク秘書室長、ジュ・ヨンフン警護処長、チョ・ヒョンオク人事首席、ハ・スンチャン社会革新首席、キム・ヒョンチョル経済補佐官/聯合ニュース

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が22日「風前のろうそくを守るように、対話を守って発展させていくのに、力を添えてほしい」と述べた。平昌(ピョンチャン)冬季五輪を控え、激しさを増している保守野党の理念攻勢と女子アイスホッケー単一チームの構成などをめぐる批判世論に対し、自制と協力を要請したのだ。

 文大統領は同日、大統領府で首席・補佐官会議を主宰し、「私たちは今、北朝鮮核問題の平和的解決と朝鮮半島の平和構築の道を開く大事な機会を迎えている。平昌冬季五輪とパラリンピックが南と北を向かい合うようにしてくれたおかげ」だとしたうえで、「平昌五輪のおかげで、奇跡のように作られた対話の機会を、平昌以降まで機会を活かしていく知恵と努力が必要だ」と強調した。

 文大統領は「朝鮮戦争以来、最悪に陥った南北関係の中、朝鮮半島に再び戦争の影が見え隠れする状況で、劇的に設けられた南北対話」だとしたうえで、「しかし今、対話の雰囲気がいつまで続くのかは、誰にも楽観できない状況」だと述べた。彼は「北朝鮮の平昌冬季五輪とパラリンピックへの参加と南北対話は、それ自体で非常に意味が大きく、大会の成功と韓国経済にも大きな力になるだろう」とし、「しかし、もしそれだけで終われば、その後、私たちが経験する外交安保上の困難は、想像を超えるものになり、また再び対話のきっかけを見出すのも容易ではないだろう。南北対話が米国と北朝鮮の間の対話に繋がるようにし、様々な対話に発展させていくようにしてこそ、北朝鮮の核問題を平和的に解決でき、朝鮮半島の平和と繁栄も持続できる」と強調した。文大統領はさらに、「政界とマスコミにも、少なくとも平昌五輪の成功的開催には力添えをお願いしたい」としたうえで、「北朝鮮も共に努力してほしい。せっかく用意された対話であり、様々な困難があるかもしれないが、成功に向けて南と北が互いの立場に立って考えながら、着実に克服していく努力が必要だ」と述べた。

 文大統領の発言は、平昌冬季五輪を契機にした南北対話局面でも一時的な現象であるだけに、これを機に米朝対話などさらに進展した平和の動きにつなげられるよう、力を結集してこそ、朝鮮半島情勢を安定させることができるという、国民に向けた“呼びかけ”と言える。韓国の内部対立のため、平昌五輪の意味が色あせかねないという憂慮もあるものとみられる。最近、自由韓国党を中心とした保守野党は、平昌五輪を「平壌(ピョンヤン)五輪」と呼び、理念攻勢を強化しており、保守メディアも連日南北単一チームと北朝鮮文化公演団の訪韓を批判している。女子アイスホッケー単一チームの構成をめぐる世論も、必ずしも好意的ではない。大統領府関係者は「政府が慎重に対応しているにもかかわらず、保守野党とマスコミが対話局面を対決局面に追い込み、平昌五輪を揺さぶっていることに対して、大統領が懸念を示し、国民に力を結集してほしいと訴えたもの」だと話した。

 文大統領は今月5日、大韓老人会との昼食会で「北朝鮮問題が難しいのは事実だが、もっと難しいのは内部分裂」だとしたうえで、「政府の対北朝鮮政策を信じて国論をまとめてほしい」と要請した。
ソン・ヨンチョル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

フォーラム出席する主要メディアのリーダーを招き、「朝鮮半島情勢と平昌冬季五輪」をテーマに懇談会も行う。

2018-01-22 | 世界情勢を知ろう
韓国外相 ダボス会議に出席へ=朝鮮半島情勢を説明

2018/01/21 16:37


【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が24~25日、スイス東部のダボスで開かれる世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)に出席する。外交部が21日発表した。

                
                 康京和長官(資料写真)=(聯合ニュース)

 康長官は今回のフォーラムで、朝鮮半島情勢に関する韓国政府の立場を説明する。25日に「韓国平昌の夕べ」を開催し、世界各国の高官や企業人に対し平昌冬季五輪・パラリンピックをPRする。また、フォーラム出席する主要メディアのリーダーを招き、「朝鮮半島情勢と平昌冬季五輪」をテーマに懇談会も行う。

 外交部は「康長官のフォーラム出席は朝鮮半島情勢に対する国際社会の理解を高めるとともに、平昌冬季五輪を全世界にPRする契機になる」と期待を示した。

csi@yna.co.kr

総聯中央が同胞応援団を組織したが、「一度は故郷の地を踏みたい。そう願ってきた同胞がたくさんいる。平昌行きを希望している体連役員、同胞体育人もいる」と話した。

2018-01-21 | 朝鮮・韓国首脳会談
「平和の祝典」に歓迎の声広がる
朝鮮の平昌冬季五輪参加、朝・日スポーツ関係者たち

“金正恩委員長の素晴らしい決断だ”


南朝鮮の平昌で開催される第23回冬季オリンピックに朝鮮選手団など各代表団が大挙参加することになったことに、世界や朝・日のスポーツ界でこれを支持歓迎する声が広がっている。
                
                 2000年シドニー五輪で共同入場する北と南の選手たち(写真=聯合ニュース)

日本オリンピック委員会(JOC)の赤木恭平名誉委員会代表幹事(86、世界ボウリング連盟終身名誉会長)は、「今回の北の参加は、久々の大ヒット、スポーツ界の快挙で、こんなにうれしいことはない。在日のみなさんと一緒に、いつも早く良くなれ、北と南が早く交流できればと考えていた。金正恩委員長の素晴らしい決断だ」と強調。日本のスポーツ関係者と会うたびに喜びを分かち合い、平昌に行きませんかと誘われていると打ち明けた。また、「ウンちゃん」と呼ぶほど親しいという朝鮮の張雄IOC委員の名前を挙げ、「会ったときには今回のことを熱烈に祝ってあげたい」と語った。

神奈川朝高卒業後に朝鮮でショートトラックの基礎を伝え、朝鮮代表選手として92年アルベールビル冬季五輪や世界選手権に何度も参加するなど活躍した金昌煥さん(50)は、今回のニュースに接して、当時合宿などで最大10カ月も朝鮮で生活していたこと、アルベールビルに行ったものの体調を崩して競技に出場できなかったこと、現役時代に国際大会で南朝鮮の選手と交流を持ったこと、朝鮮の後輩選手たちを激励しに駆けつけた98年長野冬季五輪の時のことなどを懐かしく思い出したという。そして、「平昌五輪への出場を祝いたい。ウリナラ選手には大会に出場するだけでなく、ぜひ活躍し、良い成績を残してもらいたい。それがわれわれ在日同胞の多大な力になる」と述べた。

在日本朝鮮人体育連合会(体連)の成斗嬉副会長は「とにかくうれしい」と語る。朝鮮の建国70周年の年に開催される五輪が、朝鮮選手団の参加によってまさに平和の祝典になると展望している。

2000年シドニー五輪のときに北と南が初めて共同入場を果たしたが、当時は体連理事長(琴栄進顧問)も行進に加わっていた。成副会長は「共同入場は海外でのみ実現してきたこと。北南合同チームもオリンピックでは初めて」と指摘。平昌五輪が歴史的なオリンピックとして記憶されるだろうと述べ、「われわれの民族にとってこれよりうれしいことはない。さらに今後も継続的に、統一チームとして出場できるようになれば、北南高位級会談の3つの合意に沿った、明日を見据えた一大慶事になる。統一気運にも大きな影響を与える」と期待を寄せた。

米南の軍事演習が大会期間中に行われないことについては、過去に戦争時に行われたオリンピックは当事国が一時的に戦争を中断した歴史があると指摘し、当然だと述べた。

今回、総聯中央が同胞応援団を組織したが、「一度は故郷の地を踏みたい。そう願ってきた同胞がたくさんいる。平昌行きを希望している体連役員、同胞体育人もいる」と話した。

2年半後には東京五輪があるが、成副会長は「そのとき、朝鮮選手団の規模は過去最大となるだろう。歓迎体制を今から準備していきたい。そしてそこに、在日同胞選手が出場できるようにしたい」と抱負を語った。

一方、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は10日、IOCのホームページにコメントを発表し、「私は世界中の多くの国々から称賛されている韓国と朝鮮民主主義人民共和国政府による共同提案を大いに歓迎する。これはオリンピック精神並びに国連総会が採択したオリンピック停戦決議案の精神において大きな前進だ。次はIOCがこの政治的コミットメントを現実のものとするための決断を下さなければならない」と述べた。

また、アントニオ・グテーレス国連事務総長も16日、ニューヨークの国連本部で記者会見し「南北間会談を持つことは重要だ」として、「私たちがこのような五輪を開催することはとても大切だ」と明らかにした。

(李東浩)

政府当局者は18日、02年のアジア大会に準じ、出入国の関連措置や競技会場への案内、身の安全の保護などを支援する予定だと述べた。

2018-01-20 | 日朝韓中友好親善
朝鮮総連が平昌五輪に大規模応援団か 韓国は安全面など支援

2018/01/18 14:35

【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は北朝鮮の平昌冬季五輪参加に関する17日の実務会談で、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の応援活動を保障することで合意した。応援団の規模は明らかにされていないが、過去のケースを踏まえると、16年ぶりに数百人規模で来韓すると予想される。

                
         2014年4月に東京で開かれた卓球の世界大会で、北朝鮮選手を応援する朝鮮総連の応援団(資料写真)=(聯合ニュース)

 2000年の南北首脳会談後、融和ムードの中、朝鮮総連は01年5月に在日コリアンの洪昌守(ホン・チャンス、徳山昌守)の世界ボクシング協議会(WBC)スーパーフライ級タイトルマッチを観戦するため来韓した。02年5~6月のサッカー・ワールドカップ(W杯)韓日大会には在日本大韓民国民団(民団)との合同応援団として約200人、同年9月に釜山で開催されたアジア大会には441人の応援団を送った。

 17日の実務会談に韓国側首席代表として出席した統一部の千海成(チョン・ヘソン)次官は会談後の会見で、「北側は朝鮮総連関係者の訪韓と応援活動参加を提案した」としながら、南北が合意した約230人の北朝鮮応援団とは別と説明した。

 朝鮮総連からの応援団に関し政府当局者は18日、02年のアジア大会に準じ、出入国の関連措置や競技会場への案内、身の安全の保護などを支援する予定だと述べた。

 朝鮮総連関係者のうち、韓国または日本の国籍ではない、いわゆる「朝鮮籍」の在日コリアンは、日本にある韓国の公館から旅行証明書の発給を受ければ韓国に入国することができる。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は昨年8月15日の光復節(日本による植民地支配からの解放日)の演説で、在日同胞については人道的な見地から国籍を問わず「故郷訪問を正常化する」と表明。今月から入国審査の緩和措置が取られ、朝鮮総連系の人たちが訪韓しやすい状況だと、この当局者は伝えた。

 朝鮮総連側はすでに宿泊先や五輪入場券などの手配に入っているとされる。

mgk1202@yna.co.kr

日本は核軍縮のリーダーになってもらいたい。そのためにも、禁止条約に参加しなければなりません。

2018-01-20 | 核兵器禁止条約を世界の規範に!
人々の力で悪夢に終わりを
ICAN フィン事務局長
都内での講演(要旨)



 核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長(35)が16日、東京都内でおこなった講演(要旨)を紹介します。

                
                (写真)講演するフィン事務局長=16日、東京都内

 日本に来て、日本人が非常に大きな情熱をもって核兵器を廃絶したいという声をあげていることに大変感動しました。みなさん方の情熱がICANを非常に勇気づけてくれています。

 人類は、大量殺りく、大量破壊する兵器を廃絶したいと努力してきました。しかし、いまでも核兵器によって生存が脅かされています。私たちの世代で解決しなければなりません。

 まず政治的な意思をつくりあげることです。何百万人もの無辜(むこ)の市民を無差別に殺すための兵器だということを政治家に理解させ、力の象徴ではなく、恥の象徴だと認識させなければなりません。

 実際に現実を見てみると、核戦争の危険性はこれまで以上に増していると思われるかもしれません。アメリカは核兵器を使えるようにしようと思っています。北朝鮮も核兵器を発射させようと脅しています。

 しかし、私たちは良いニュースを持っています。私たちはいよいよ、核兵器を禁止するところに近づいてきているからです。

 昨年は122カ国が国連において核兵器禁止条約を採択しました。そして50カ国が署名をし、実際に批准されることによって、発効することになります。
政治的地位失う

 国際的な条約によって非合法化された兵器は、政治的な地位をなくしていきます。各国それぞれの国会や市民社会の意見により、今後この核兵器を持つべきではないという声が高まってくるからです。

 これは、困難ですが、必ず達成できます。多くの人々が声をあげ、核兵器に反対し核兵器を廃絶しようという動きにすれば、政府を動かすことができます。

 日本政府はほかのどの政府よりも核兵器の悲惨さをより多く理解しているはずです。広島・長崎に起こったようなことが、他の都市でも繰り返されていいと日本政府は思っているのでしょうか。

 日本は核軍縮のリーダーになってもらいたい。そのためにも、禁止条約に参加しなければなりません。

 日本は民主主義国家なのですから、当然市民の願いに政府は応えなければなりません。みなさんこそが首相の“ボス”、上司にあたるのです。ですからみなさんが声をあげ、団結し、連帯すれば政府は無視することができなくなります。もし現在のリーダーがわれわれの希望を聞かないのならば、別のリーダーを選ばなければいけません。

 核兵器をこれからも維持し、使おうという国を孤立させなければいけません。核兵器禁止を現実のものにするのは人間です。

 これまでの歴史の中で核兵器の使用にもっとも近いのは今です。核兵器を廃絶するというところに近づいているのも今です。ですから、われわれは希望をもつことができます。
行動選択しよう

 私たちは、待つことに嫌気がさしました。行動を選びましょう。科学者も含め、さまざまな人が、核兵器を廃絶することは難しいということをくどくど話していることも、聞き飽きました。だから、自分たちの手でテーブルをつくることにしたのです。

 核兵器がわれわれを破壊する前に、私たちが核兵器に終わりを告げなければなりません。われわれは、人びとの力によって、これまで核兵器がもたらした悪夢に終わりを告げることを信じています。

北朝鮮がアイスホッケー女子のほかフィギュアスケートのペアとスキー距離、アルペンスキーに選手を派遣することで合意した。

2018-01-19 | 朝鮮・韓国首脳会談
南北の関係者がスイス入り 北朝鮮の五輪参加で20日協議
2018-01-19 10:03:11


ジュネーブ空港に到着した北朝鮮の張雄IOC委員=18日(共同)

 【ジュネーブ共同】北朝鮮の平昌冬季五輪参加を巡って国際オリンピック委員会(IOC)と協議するため、北朝鮮の張雄IOC委員や金日国・北朝鮮オリンピック委員会委員長(体育相)、韓国の都鍾煥・文化体育観光相らが18日、相次いでスイスに到着した。20日にローザンヌのIOC本部で4者会談が開かれ、北朝鮮の選手団の規模や国旗、国歌の扱いについて話し合う。

 北朝鮮と韓国はアイスホッケー女子での合同チーム結成や合同入場行進、北朝鮮がアイスホッケー女子のほかフィギュアスケートのペアとスキー距離、アルペンスキーに選手を派遣することで合意した。


北朝鮮の平昌五輪参加をきっかけに、これまで閉ざされていた南北をつなぐ陸路3カ所がすべて開かれることになる。

2018-01-18 | 朝鮮・韓国首脳会談
開城工団、板門店、金剛山…南北陸路すべて開かれる
登録:2018-01-18 04:56 修正:2018-01-18 06:52


陸路3カ所の移動経路に合意 
「北朝鮮芸術団140人は板門店 
選手団・応援団などは西海線 
合同文化行事団は東海線」 
3カ所とも国連司令部の許可が必要


                
韓国側首席代表のチョン・ヘソン統一部次官と北側団長のチョン・ジョンス祖国平和統一委員会副委員長が今月17日、板門店の南側地域の平和の家で「北朝鮮の平昌冬季五輪への参加と関連した諸事項を話し合う次官級実務協議」に出席し、握手を交わしている=統一部提供//ハンギョレ新聞社

 平昌冬季五輪を機に、これまで閉ざされていた南北を結ぶ陸路3カ所がすべて開かれる見通しだ。

 17日、板門店の南側地域の平和の家で開かれた南北「次官級」実務会談で、南北は平昌冬季五輪に派遣する北側代表団の規模と移動経路について合意した。南北は、平昌五輪に参加する北側代表団や選手団、応援団(230人余り)、テコンドー示範団(30人あまり)が、西海(京義線)陸路を利用して行き来する案に合意した。また、同日、南北が合意した金剛山(クムガンサン)南北合同文化行事と馬息嶺(マシクリョン)スキー場(江原道元山)での南北スキー選手合同訓練などのためには、東海(トンヘ)線の陸路が開かれなければならない。これに先立ち、南北は今月15日の実務接触で、北朝鮮芸術団約140人の移動経路として板門店(パンムンジョム)を通じた陸路を利用することで合意した。北朝鮮の平昌五輪参加をきっかけに、これまで閉ざされていた南北をつなぐ陸路3カ所がすべて開かれることになる。

 西海(ソヘ)線陸路は、開城(ケソン)工業団地参加企業の往来に利用された道である「京義線」陸路を指す。2003年初めに開城工団開発準備に向けて車両の出入が始まり、2006年1月に金剛山陸路観光のための東海(トンヘ)線と共に南北出入事務所が開かれてからは、本格的に活用された。京義線陸路は2016年2月、開城工団の全面稼動停止後、通行が中断された状態だった。開城工団の稼動停止以前の2015年には、延べ12万9804人と車両9万9518台が京義線を通じて南北を行き来した。2007年10月第2次南北首脳会談の際、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領はこの道路を利用して北上した後、歩いて軍事境界線を超えた。

 南北が合意した通り、平昌五輪開幕前に、金剛山地域で合同文化行事を開き、南北スキー選手たちが北朝鮮の馬息嶺スキー場で共同訓練を行うためには、東海線陸路を利用しなければならない。この路は2003年2月、金剛山陸路観光の試験開始と共に使われ始めた。金剛山観光がピークに達した2007年には200万人以上が東海線陸路を利用して、南北を行き来した。しかし、翌年の2008年7月、金剛山観光客射殺事件で金剛山観光が中断されてからは、離散家族の再会や宗教行事などのための一時的出入だけが許可され、固く閉ざされていた。

 同日の会談で、南北が西海(京義線)はもちろん、東海陸路までつなぐことで合意したのは、凍り付いていた南北関係が平昌五輪を機に解氷していることを象徴的に示している。南北間の陸路移動は、軍事境界線を超えるため、これを管轄している国連軍司令部の承認を得なければならない。ただし、許可は通常の手続きであり、これまで国連軍司令部は南北の合意事項に協力してきた。キム・ヨンチョル仁済大学教授は「南北をつなぐ陸路3カ所がすべて開かれる点で大きな意味がある」とし、「閉ざされていた路を通じて人々が行き来し始めると、凍りついた南北関係の復元も進むだろう」と話した。
ノ・ジウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)