日本と韓国と朝鮮の友好をすすめます・・日朝協会です。アジアと世界情勢を観る。

日本と韓国と朝鮮の歴史・現在から、
平和な未来を切りひらくために....
ご入会ください。1ケ月¥500

李大使はこれを土台に(1)「伝統を継承、親善を強固に」(2)「交流を促進、協調の深化」(3)「平和の守護、未来の共同開拓」の3項目を強調した。

2021-06-23 | 朝中協力

北朝鮮駐在中国大使、

北メディアに異例の寄稿「未来を共同で開拓する」

登録:2021-06-22 09:11 修正:2021-06-22 12:15

 

李進軍中国大使、習近平主席の訪朝2周年を機に 
「労働新聞」への寄稿で3項目を強調 
(1)「伝統を継承、親善を強固に」 
(2)「交流を促進、協調の深化」 
(3)「平和の守護、未来の共同開拓」
 
2019年6月20日に平壌で開かれた朝中首脳会談に先立ち、金正恩国務委員長と習近平中国国家主席が握手を交わしている/朝鮮中央通信・ 聯合ニュース

 北朝鮮駐在の李進軍中国大使が、習近平中国国家主席の訪朝2周年を機として北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」に寄稿し「中朝親善を発展させようとする中国側の初心と航路は変わらない」とし「平和を守護し、未来を共同で開拓していく」と述べた。

 李進軍大使は「労働新聞」の4面に掲載された「変わらぬ初心と確固たる抱負を抱き、中朝関係の美しい未来を共同で切り開いていこう」と題する寄稿でこのように強調した。

 習近平主席が2年前の訪朝前日の2019年6月19日、「労働新聞」の1面に「中朝親善を継承し、時代の新しい章を刻み続けよう」と題して寄稿するなど、中国の最高指導者や高官が訪朝を機に「労働新聞」などに寄稿した前例はいくつかあるが、駐朝中国大使の公開寄稿は前例がない。

 李大使は「習近平(中国共産党)総書記と金正恩(朝鮮労働党)総書記は、新時代の中朝関係の発展のための方向と課業を提示した」とし「最高指導者たちが成し遂げた重要な共同認識を実践し、具現化していく」と述べた。

 李大使はこれを土台に(1)「伝統を継承、親善を強固に」(2)「交流を促進、協調の深化」(3)「平和の守護、未来の共同開拓」の3項目を強調した。

 李大使は特に「習近平総書記は国際情勢がどのように変わろうとも、伝統的な中朝親善を立派に継承し、立派に発展させなければならないと強調した」とし「我々は朝鮮及び該当する各方面との意思疎通と調整を強化し、地域の長期的な安定を実現するための問題を共に討議し、地域の平和と安定、発展、繁栄に積極的な貢献をする」と明らかにした。李大使は「朝鮮人民」を「素晴らしい同志、素晴らしい隣人、素晴らしいパートナー」と規定した。

 すでに、中国政府は李大使の後任に王亜軍氏を任命しているが、北朝鮮当局の朝中国境閉鎖で人的交流が途絶え、王亜軍氏はまだ平壌に赴任できずにいると伝えられている。李大使は寄稿で「大使として事業を行った6年余りの間、中朝親善の歴史的過程を直接体験したことを光栄に思う」とし、「別れの挨拶」の印象を漂わせた。

イ・ジェフン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

抗日闘争の時期に北朝鮮側が中国側を支援した事実を喚起し、朝中親善の歴史が一方的でないことを遠まわしに強調したものだ。

2020-10-27 | 朝中協力
北朝鮮
「朝中親善、世界がうらやむ関係へと発展させる確固不動の意志」

登録:2020-10-26 02:27 修正:2020-10-26 09:08


労働新聞1面トップの社説 
中国人民志願軍、朝鮮戦争参戦75周年を契機に 
「朝中親善は過去に類例なき不敗の親善」

      

朝鮮労働党の金正恩委員長兼国務委員長が、平安南道桧倉郡にある中国人民志願軍烈士陵を参拝したと22日付の労働新聞が報じた=労働新聞より/聯合ニュース

 『労働新聞』は25日、「朝中親善を世界がうらやむ関係へとさらに発展させ、親善と団結の威力によって、社会主義の偉業の活気に満ちた前進を実現させていこうというのは、わが党と人民の確固不動の意志」と、1面の社説で明らかにした。

 同紙は「中国人民志願軍の朝鮮戦線参戦」75周年記念社説で「朝中親善は古今東西類例なき特別な関係であり、何をもってしても破ることのできない不敗の親善へと強化発展した」と述べ、上のように強調した。

 同紙は「歴史のあらゆる挑戦と試練を乗り越え、強固に鍛えられた朝中親善は、今日の敬愛する最高領導者金正恩(キム・ジョンウン)同志と習近平総書記同志との厚い親交関係によって、新たな時代の要求に合うよう、より高い段階へと昇華発展している」と指摘した。

 同紙は「1950年10月25日、中国の党と政府、人民は、建国初期の極めて困難な状況においても朝鮮戦線に自らの優秀な息子や娘を派遣し、我が人民の革命戦争を血でもって支援した」とし「祖国解放戦争の偉大な勝利に歴史的貢献をした」と述べた。中国人民志願軍は1950年10月19日に鴨緑江(アムノッカン)を渡り、朝鮮戦争に参戦した。

 そして「わが人民は、中国人民が国内の革命戦争で困難に直面していた時、自分のことのように思い、惜しみない支援を行った」とし「今日も中国の広大な大地には、数多くの朝鮮の息子や娘たちの魂が安らかに眠っている」と強調した。抗日闘争の時期に北朝鮮側が中国側を支援した事実を喚起し、朝中親善の歴史が一方的でないことを遠まわしに強調したものだ。

 同紙は先の22日付で、金正恩朝鮮労働党委員長兼国務委員長が、平安南道桧倉郡(フェチャングン)にある「中国人民志願軍烈士陵園」を訪れ、朝鮮戦争に参戦し、米軍の爆撃で死亡した毛沢東元中国国家主席の息子、毛岸英氏の墓を参拝したと報じている。
イ・ジェフン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

中国人民志願軍抗米援朝出国作戦70周年記念大会が23日に北京で開催

2020-10-26 | 朝中協力
抗米援朝記念大会
 習近平総書記の重要談話を読み解くキーワード

人民網日本語版 2020年10月23日16:41


      

抗米援朝記念大会 習近平総書記の重要談話を読み解くキーワード

中国人民志願軍抗米援朝出国作戦70周年記念大会が23日に北京で開催され、習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が出席して重要談話を発表した。談話は全文5000字以上に及び、多くのメッセージを伝える談話となった。人民日報ではそんな重要談話を読み解くキーワードを選び、紹介していこう。

■3つの「常に忘れない」

1.70年来、我々は上の世代の革命家が国際正義を擁護し、世界平和を守り、新しく誕生した共和国を防衛するために打ち立てた不朽の勲功を常に忘れず、中共中央と毛沢東同志が当時、中国人民志願軍出国作戦という重大な決定をしたことの計り知れない意義を常に忘れない。

2.70年来、我々は気宇壮大な英雄賛歌を歌い上げた中国人民志願軍将兵とこの戦争において勝利のために貢献した全ての人々を常に忘れない。

3.70年来、我々は抗米援朝戦争において勇敢に命を捧げた烈士達を常に忘れない。

■4つの「時代がどれほど発展しようとも」

偉大な抗米援朝精神は時空を超えて、ますます輝きを放っている。永続的に継承し、世々代々まで発揚していかなければならない

1.時代がどれほど発展しようとも、我々は強暴な勢力を恐れず、強権に抵抗する民族の気骨を練磨していかなければならない。

2.時代がどれほど発展しようとも、我々は万民が心を一つにし、一致団結する民族の力を結集していかなければならない。

3.時代がどれほど発展しようとも、我々は命の危険を顧みず、死を自覚して生きる民族の気概を鍛造していかなければならない。

4.時代がどれほど発展しようとも、我々は正しきを守り、新しきを創り、勇躍邁進する民族の知恵を喚起していかなければならない。

■5つの「銘記」

1.偉大な勝利を銘記し、偉大な事業を推進するには、中国共産党による指導を堅持し、党をさらに強固で力強いものに鍛造していかなければならない。

2.偉大な勝利を銘記し、偉大な事業を推進するには、人民を中心とすることを堅持し、全てが人民のためであり、全てにおいて人民を頼みとしていかなければならない。

3.偉大な勝利を銘記し、偉大な事業を推進するには、経済・社会発展の推進を堅持し、中国の総合国力を強大化し続けていかなければならない。立ち後れては弱くなり抑圧され、発展してこそ自らを強くできるからだ。

4.偉大な勝利を銘記し、偉大な事業を推進するには、国防と軍隊の現代化の推進を加速し、人民の軍隊を全面的に世界一流の軍隊に築いていかなければならない。

5.偉大な勝利を銘記し、偉大な事業を推進するには、世界平和と正義を守り、人類運命共同体の構築を推進していかなければならない。

■3つの「全く通用しない」

世界は各国の人々の世界であり、世界の直面する困難や試練は各国の人々が同舟相救い、手を携えて対処する必要がある。平和的発展と協力・ウィンウィンこそが世の正しい道だ。

1.現代世界においては、いかなる一国主義、保護主義、極端な利己主義も全く通用しない。

2.いかなる恫喝、封鎖、最大限の圧力の手段も全く通用しない。

3.他国に耳を貸さず我が道を行く、唯我独尊のいかなる行為も、いかなる覇権・覇道・いじめ行為も全く通用しない。

全く通用しないだけでなく、最後には必ずや破滅の道となるだろう。

■2つの「断じてありえない」

1.中国は一貫して防御的国防政策を遂行しており、中国の軍隊は常に世界平和を守る揺るぎないパワーだ。中国は永遠に覇権を唱えたり、拡張することは断じてありえず、覇権主義とパワー・ポリティクスに断固として反対する。

2.我々が国家の主権・安全・発展上の利益が損なわれることを座視することは断じてありえず、それがいかなる者、いかなる勢力であれ、祖国の神聖な領土を侵犯し、分裂させることを許すことは断じてありえない。ひとたびそのような重大な事態が生じた時には、中国人民は必ずや正面から立ち向かうことになるだろう。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年10月23日

北朝鮮当局は「ひとりの犠牲者も出すな」などと呼びかけるなど警戒を強めている。

2020-02-09 | 朝中協力
北朝鮮 新型肺炎に「ひとりの犠牲者も出すな」と厳戒態勢

2/9(日) 7:00配信
NEWS ポストセブン


中国との国境を封鎖した

 中国では武漢で発生した新型コロナウイルによる肺炎が蔓延しているが、隣国の北朝鮮では中国との国境を封鎖。中国人を中心とした外国人観光客の入国を禁止するなど、北朝鮮当局は「ひとりの犠牲者も出すな」などと呼びかけるなど警戒を強めている。そんな中、北朝鮮の市民も「わが国に入ってきたら終わり」と恐れており、首都・平壌ではマスク姿の市民が目立っているという。米政府系報道機関「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」が現地の事情に詳しい中国人貿易業者の話として報じている。

 2月1日付の朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は「新型コロナウイルス感染症を防ぐための活動を強力に展開しよう」と題する社説を掲載。「人民の生命安全をしっかり守るのは朝鮮労働党と国家の最優先の重大事である。わが国では現在、新型コロナウイルスの感染症を徹底的に防ぐための活動が全国家的に力強く展開されている」と前置き。そのうえで、「このため、我が国ではたった一人の被害者も出ないようにして、人民の生命の安全が最優先される体制が整っている」などと強調している。

 しかし、中国のテレビ放送が受信できる中朝国境地帯の町では中国で流行している新型肺炎の実態が分かるにつれて、北朝鮮国内でも「治療が不可能な新種の肺炎で死者が続出し、感染が拡大している」との根拠のない噂が広まりつつあるという。

 北朝鮮の防疫担当部門は市民に対して「水は沸かして飲め、手を洗え、(他地域への)住民の移動を禁止する」と通達。現地の市民は、抗生剤と解熱剤を市場で購入するなど、感染に備えているものの、「中国でも治療できないのなら、わが国(北朝鮮)では不治の病だ。国内に入ってきたら大変だ」と述べるなど、悲観的な空気が流れているという。

 このような状況のなか、北朝鮮の最高指導者、金正恩・朝鮮労働党委員長は2月1日付けで、中国での新型コロナウイルスによる肺炎による死者が増えていることについて、中国の習近平国家主席に慰問の書簡を送った。「わが党と人民は中国で発生した今回の伝染病の発症をわがことのように思って、自分たちの家族や肉親が受けた被害とみなしている。兄弟の中国人民の痛みと試練を少しでも分かち合って助けてあげたい」と伝えたという。

 また、労働新聞は朝鮮労働党中央委員会が中国共産党中央委員会に支援金を送ったことを伝えている。

          

           写真は別のものです。

 これについて、3日付の中国共産党機関紙『人民日報』は1面で、金氏の書簡の内容を短く伝えたほか、「習近平主席は金正恩委員長と朝鮮労働党、人民の慰問と支持の表明について、心からの感謝の意を表明した」と報じるなど、両国関係の親密さを強調している。

習総書記は、「今回の訪問は無事成功し、中朝の伝統的友情を強化し、中朝関係の新時代における発展方向を明確にし、・・・

2019-06-22 | 朝中協力
習近平総書記が金正恩朝鮮労働党委員長と会談
人民網日本語版 2019年06月22日11:09

習近平総書記が金正恩朝鮮労働党委員長と会談
習近平総書記は21日、朝鮮・平壌の錦綉山迎賓館で金正恩朝鮮労働党委員長と会談した。

          

習近平中共中央総書記(国家主席)は21日、朝鮮・平壌の錦綉山(クムスサン)迎賓館で金正恩朝鮮労働党委員長(国務委員長)と会談した。人民日報が伝えた。

習総書記は中国共産党と中国政府、中国人民を代表し、朝鮮側の心のこもったもてなしと周到な準備に対し心からの感謝の意を表した。習総書記は、「今回の訪問は無事成功し、中朝の伝統的友情を強化し、中朝関係の新時代における発展方向を明確にし、中朝双方の半島問題政治解決プロセスを推進し、地域の長期にわたる安定を実現するという揺るぎない意志を外部に向けて示した」と指摘した。

習総書記は、「今回の訪問で、中朝国交樹立70周年という重要な年に中朝両党・両国最高指導者の歴史的相互訪問が実現し、わずか15ヶ月の間に両党・両国の最高指導者が5回目の会談を実現したことになる。これらはいずれも中朝の伝統的友情の生命力を生き生きと体現している」と強調した。

金委員長は、朝鮮労働党が朝鮮の人民を率いて社会主義路線を堅持することを中国が支持し、貴重な支援を行ったことに対し、心からの感謝の意を表した。金委員長は、「朝中の友情は長い歴史があり、堅固な基盤を持っている。現在朝中は家族のように密切に相互交流を行い、友好的に協力している。前世代の指導者の崇高な意志に従い、総書記同志とともに、新たな歴史のスタートライン上で朝中友好関係を継承し、発展させ、朝中の友情のいっそう輝かしい未来をこれからも書き継いでいくことを望んでいる」と述べた。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年6月22日


「中朝親善を継承して時代の新しい章を開こう」という題名の寄稿文が、「労働新聞」19日付1面に掲載された。中国の習近平国家主席が・・

2019-06-20 | 朝中協力
習主席、前例のない「労働新聞」への寄稿で
「地域の平和・安定の新局面を切り開<


登録:2019-06-20 07:58 修正:2019-06-20 12:54

訪朝を控えて中国最高指導者としては前例のない「労働新聞」への寄稿 
国際社会に向けて「核問題など平和プロセス」の進展をなし遂げると確約 
「中朝親善は不変」を強調、金委員長のリーダーシップを後押し 
「中朝関係の新たな歴史的出発点、中朝関係の設計図を作成」



19日、北朝鮮労働党機関紙「労働新聞」と内閣機関紙「民主朝鮮」に掲載された中国の習近平国家主席の共同寄稿を朝鮮中央テレビが公開した //ハンギョレ新聞社

 中国の習近平国家主席が今月20~21日の訪朝の意味を自ら明らかにした「中朝親善を継承して時代の新しい章を開こう」という題名の寄稿文が、「労働新聞」19日付1面に掲載された。訪朝を控えた中国最高指導者が「労働新聞」に投稿したのは、朝中関係70年史において初めてのことだ。

 習主席が前例のない方式で明らかにした訪朝の意味は、国際社会に向けたメッセージと北朝鮮内部用のメッセージに分けられる。習主席は非核化問題を含む朝鮮半島の平和プロセスと関連し、「新たな局面を切り開いていく」と断固たる意志を明らかにした。また、「朝中親善」を強調し、ハノイでの朝米首脳会談で合意が見送られたにもかかわらず、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の対内外政策路線が“正当”という自身の評価を、「労働新聞」への寄稿文という前例のない形で明らかにすることで、“金正恩リーダーシップ”を積極的に支持し、金委員長の“決断”に必要なムードづくりに力を入れた。朝中関係に詳しい元高官は、「北朝鮮を安心させ、核問題の解決策において進展を図るともの」だとし、「全般的に肯定的なシグナルだ」と評価した。同高官は「金委員長に対する習主席の非常に高い水準の礼遇」だとし、「金委員長の統治に非常に大きな力になる」と付け加えた。

 国際社会向けのメッセージと関連し、習主席は「中国側は朝鮮の同志らと共に手を携えて努力し、地域の恒久的な安定を実現するための遠大な計画を共に作成する用意があります」と明らかにした。「地域の恒久的安定」とは、金正恩国務委員長と文在寅(ムン・ジェイン)大統領が合意した「朝鮮半島の恒久的かつ強固な平和体制」(4・27板門店宣言)と事実上同じ意味だ。特に、習主席は「意思疎通と対話、調整と協力を強化し、地域の平和と安定のための新たな局面を切り開いていく」と強調した。もちろん「対話を通じて朝鮮側の合理的な関心事を解決することを支持する」と付け加え、北朝鮮側の意志とは関係なく中国が一方的に動くことはないという“約束”もした。中国専門家のイ・ヒオク成均館大学教授(中国研究所長)は、「『合理的な関心事』という表現は様々な解釈が可能だが、広義では体制保証の問題、狭義では制裁(緩和・解除)問題と思われる」と分析した。

          

北朝鮮の金正恩国務委員長と中国の習近平国家主席が第4回朝中首脳会談の二日目の1月8日、北京人民大会堂で査閲している//ハンギョレ新聞社

 また、習主席は「われわれは朝鮮側および該当側とともに意思疎通と調整を強化し、朝鮮半島問題と関連した対話と交渉に進展が見られるよう、共同で推進することで、地域の平和と安定、発展と繁栄のために積極的に貢献する」とし、韓国を含む北東アジア当事国と協力するという意思を表明した。

 習主席は「労働新聞」への寄稿文で、「非核化」または「核」という言葉を一度も使わなかった。しかし、宋濤中国共産党対外連絡部長は17日、習主席の訪朝日程を公式発表し、「朝鮮半島非核化の方向を堅持しつつ、朝鮮半島問題の政治的解決プロセスが新たな進展を収めるよう努力したい」と述べた。

 「北朝鮮内部用メッセージ」と関連し、習主席は「(朝中両国の)この友情は千万金にも代えられないもの」とし、「国際情勢がいかに変わろうと、朝中親善協力関係を強固に発展させることに対する中国党と政府の確固たる立場には変わらないし、また変えられません」と確約した。これは昨年6月、金委員長と3回目の首脳会談の際、習主席がした約束を再確認したものだ。習主席は原稿用紙13枚(題名を含め2056字、548単語)分量の寄稿文で、「親善」を16回も言及した。

 特に習主席が「中朝関係は新たな歴史的出発点に立った」とし、「中朝関係の設計図をよく作成し、中朝関係の発展の舵をうまく取らなければならない」と強調した部分が目を引く。20~21日の首脳会談でどのようなやり方で具体化するかに注目する必要がある。これに先立ち、宋濤部長は「中朝関係は強固だ」とし、その根拠として「隣国」であり「政治的友誼が強い」という既存の評価基準に加え、「民間友誼」と「経済的相互補完性」を強調した。特に、「経済的相互補完性」は中国側が初めて表明した内容で、注目を要する。国家安保戦略研究院のヤン・ガビョン責任研究委員は「中国が改革開放をさらに深め、北朝鮮も経済建設にすべてをかけることにしたため、従来の血盟に基づいた中朝関係よりも、新しいパラダイムで両国関係を設定する必要があるという点を強調したものとみられる」と指摘した。
イ・ジェフン、ノ・ジウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)

米国メディアなど外信も、今回の習主席の訪朝に注目しているようだ。

2019-06-20 | 朝中協力
米、朝中密着を牽制…
「北朝鮮の完全な非核化が目標」原則強調

登録:2019-06-18 23:07 修正:2019-06-19 07:22

米、貿易紛争や非核化交渉への影響に留意 

慎重に対応しつつ牽制 
米国務省「中国など安保理と北非核化で緊密な調整続ける」 
対北朝鮮制裁から離脱しないよう圧迫 
「中国に無駄な行動はするなということ」 
 
外信は展望交錯 
WP 「孤立した金正恩、外交勝利」 
NYT「習近平、北の正確な意図を米国に伝える有用な伝達者」

          

ドナルド・トランプ米大統領(右)が、シンガポールでの朝米首脳会談1周年の12日(現地時間)、ホワイトハウスのローズガーデンでポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領と共同記者会見をしている//ハンギョレ新聞社

 中国の習近平国家主席の20~21日訪朝のニュースを受けた米国側は、比較的慎重な対応をしている。ドナルド・トランプ大統領は、即自的な反応を控え、ホワイトハウスと国務省は「北朝鮮の非核化が目標」という原則的立場を強調し。朝中首脳会談に対する警戒と圧迫のメッセージを発信した。

 習主席の訪朝に対してホワイトハウスは17日(現地時間)、マスコミに対し「私たちの目標は金(正恩北朝鮮国務)委員長が同意した通り、北朝鮮の最終的で完全に検証された非核化(FFVD)の達成」と明らかにした。一見、北朝鮮の非核化に対する米国の立場を原則的に明らかにしたもので、別に目新しいものではない。だが、貿易戦争で対立している現在の米中関係を考慮すれば、非核化目標を刻印させる方式で朝中の“脱線”を牽制したものと見られる。

 米国務省は中国を名指しし、より具体的なメッセージを伝えた。国務省はこの日、マスコミに向かって「米国は私たちのパートナーおよび同盟国、中国をはじめとする他の国連安全保障理事会常任理事国と共に、北朝鮮のFFVDという共有された目標の達成に専念している」と明らかにした。さらに「米国と国際社会はFFVDが何を伴うのか、その目標に向かう意味ある進展がどんなものなのかについて共有された認識を持っている」として「私たちは、同盟国とパートナー、中国をはじめとする他の国連安全保障理事会常任理事国と共に緊密な調整を継続するだろう」と付け加えた。中国が国連安保理の常任理事国として、対北朝鮮制裁決議の履行に責任があることを強調する方式で、国際的な対北朝鮮制裁圧迫の隊列から抜け出すなと圧迫したわけだ。

 国家安保戦略研究院のチョ・ソンニョル諮問研究委員は、米国側のこうした反応に対して「朝鮮半島の非核化に支障ないよう、中国に無駄な行動をするなということ」と分析した。ウィ・ソンナク元駐ロシア大使は「米国内では、朝中首脳会談の動きが必ずしも米国が意図する方向で北朝鮮を牽引することに役立たないと見ているようだ」として「北朝鮮が(非核化)交渉で自分たちのバックを強化する努力の一環と見るだろう」と分析した。米国としては、ハノイ以後に膠着状態に陥った北朝鮮と貿易紛争で悪化の一途をたどる中国との出会いに刺々しくならざるをえないということだ。

 米国メディアなど外信も、今回の習主席の訪朝に注目しているようだ。ワシントンポスト(WP)は「朝中はいずれも米国と対立する時に中国の習主席が北朝鮮を訪問する」とし、「2月のトランプ大統領との非核化会談が劇的に失敗した後、孤立した北朝鮮の指導者、金正恩(キム・ジョンウン)の外交的勝利として記録されるだろう」と解釈した。それと共に「中国は、国連制裁下にある国家(北朝鮮)にとって最も重要な同盟であり経済的命綱」と付け加えた。

 ニューヨークタイムズ(NYT)は「習主席が北朝鮮の正確な意図について米国に伝える有用な伝達者」になるという米国務省出身でブルッキングス研究所所属のエバンズ・リビア研究員の意見を伝えた。彼は「北京が今回の訪朝の見返りに平壌にミサイル試験のような挑発の中断を要求したものと確信する」と見通した。韓国国内の専門家たちも、習主席が金委員長に会って「対話再開」と「挑発中止」などある程度肯定的なメッセンジャーの役割もするだろうと分析した。

 はっきり言えることは、トランプ大統領の立場としては、米中貿易談判が予想される主要20カ国・地域(G20)首脳会議を控えて、今回の習主席の訪朝により計算が複雑になったということだ。昨年から米中貿易交渉と北朝鮮核問題の分離対応基調を維持してきたトランプ行政府の立場としては、中国が強力な連係カードを持ち出し、苦悶に陥ることになった。
キム・ジウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

中国が、舞台の前面に出る決断を下したことを意味する。ハノイでの朝米首脳会談以降、膠着局面から抜け出せずにいる朝鮮半島情勢に重大な変化の発端になる見通しだ。

2019-06-18 | 朝中協力
[ニュース分析]G20控え出した“北朝鮮カード”…
朝鮮半島情勢に変化訪れるか

登録:2019-06-18 06:16 修正:2019-06-18 07:44

■中国の最高指導者が14年ぶり訪朝する理由とは? 
 
今月末にトランプとの談判を控え 
米中貿易戦争めぐる協力を模索するための“決断” 
 
習主席、「今が介入すべき時期」と判断し 
朝鮮半島の平和に向けた交渉舞台の全面に登場 
 
大統領府「先週から動向を把握して注視していた」 
第4回南北会談の可能性も高まる見込み


          

                習近平中国国家主席//ハンギョレ新聞社

 中国の習近平国家主席の電撃的な平壌(ピョンヤン)訪問は、昨年初めから本格化した朝鮮半島の平和プロセスで一歩後退していた中国が、舞台の前面に出る決断を下したことを意味する。ハノイでの朝米首脳会談以降、膠着局面から抜け出せずにいる朝鮮半島情勢に重大な変化の発端になる見通しだ。

 20~21日に平壌で開かれる朝中首脳会談は、当然両国の合意によるものだが、習近平主席の決断が決定的な要因といえる。習主席の訪朝は、昨年3月以降、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が4回の訪中で習主席の訪朝を要請したにもかかわらず、これまで実現しなかった。習主席が2012年末に共産党総書記を務めて最高指導者になってから6年半がたっての訪朝であり、中国最高指導者としては2005年の胡錦涛総書記以来およそ14年ぶりの訪朝だ。

 習主席がなぜこの時点で訪朝を決断したのかは、様々な側面から考える必要がある。まず「銃声なき戦争」を彷彿とさせる貿易・先端技術をめぐる米中の対立が主な要因と考えられる。28~29日、日本の大阪で行われる主要20カ国・地域(G20)首脳会議で、ドナルド・トランプ米大統領との談判を控えた習主席が、“北朝鮮カード”を活用することにしたという意味だが、“対決”よりは“協力”の模索に焦点を合わせた決断と言える。習主席としては、トランプ大統領との談判過程で「中国は米国の協力パートナー」であることを強調し、緊張と対立を緩和する良い協議材料として、金正恩委員長との首脳会談を活用することができる。習主席の平壌滞在日程が、中国の最高指導者の訪朝日程としては朝中関係70年史に前例のない1泊2日の“超短期”である事実は、今回の訪朝に社会主義圏特有の党対党の“親善外交”よりも、“情勢的考慮”が優先的に働いたことを裏付ける。

 また、習主席の訪朝決定は、まさに今が「中国が介入すべき時」だと判断したという意味でもある。習主席の中国は、トランプ大統領など米国側が昨年から「中国の役割」を掲げて持続的に圧迫したにも関わらず、朝鮮半島問題について消極的だった。むしろ「天の時、地の利、人の和」を掲げ、「時が熟すのを待つべき」という態度を堅持してきた。習主席は平壌で金委員長と交わした話をG20首脳会議の機会に二者会談を通じて文在寅(ムン・ジェイン)大統領に伝え、今後の対策を協議する見通しだ。大統領府は「G20首脳会議の前後に習近平主席の訪韓計画はない」と断定的に発表した。

 習主席だけでなく、金正恩委員長の思惑もまた重要だ。 金委員長が6・12シンガポール共同声明から1周年を機にトランプ大統領に親書を送り、記念切手を発売したのは、「習主席訪朝」の要因が働いたようだ。さらに、金委員長執権後、4回の朝中首脳会談の前後の事情を振り返ってみる必要がある。 昨年6・12第1回朝米首脳会談の前後に2回目の訪中(2018年5月7~8日、大連)と3回目の訪中(6月19~20日、北京)があり、今年2月にハノイでの第2回朝米首脳会談を控えて4回目の訪中(1月7~10日、北京)が行われた。 さらに、文大統領との初の南北首脳会談(2018年4月27日)を控えて1回目の訪中(2018年3月25~28日、北京)が、文大統領との第2回南北首脳会談(2018年5月26日、板門店統一閣)を控えて2回目の訪中が行われた。

 このような前例からして、金委員長と習主席の第5回朝中首脳会談は、3回目の朝米首脳会談まではいかなくても、文大統領と金委員長の第4回南北首脳会談への呼び水になる可能性が高い。文大統領が先週、ノルウェーとスウェーデンで「金委員長の決断にかかった問題」だとし、第4回南北首脳会談の可能性を残した背景には、習主席の訪朝という“非公開の要因”が働いたものと見られる。

 実際、コ・ミンジョン大統領府報道官は17日夜、「政府は先週から習主席の北朝鮮訪問の推進動向を把握し、注視してきた」と明らかにした。コ報道官は「政府は、習主席の北朝鮮訪問が朝鮮半島問題の平和的解決に寄与するとみて、これを早期実現するため、中国政府と緊密に協議してきた」とし、「今回の訪問が朝鮮半島の完全な非核化に向けた交渉の早期再開と、これを通じた朝鮮半島の恒久的平和定着に寄与することを望んでいる」と強調した。政府がすでに習主席の平壌行きを知っており、このような変化が情勢に肯定的に作用することを期待しているということだ。これと関連し、政府高官は「習主席の訪朝は肯定的な変化要因」だとし、「それだけ南北首脳会談の可能性も高まったといえる」と述べた。
イ・ジェフン先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

◇習近平主席が20~21日訪朝 中国トップとして14年ぶり


 中国と北朝鮮は習近平国家主席が20~21日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の招きで北朝鮮を公式訪問すると発表した。中国国家主席の訪朝は14年ぶり。2月末の米朝首脳会談後、膠着(こうちゃく)状態にある非核化交渉再開の契機になるか注目される。習主席と金委員長の会談は5回目となる。

中国もロシアも9・9節行事に最高級ではない「国会議長」が参加するわけだ。

2018-09-07 | 朝中協力
習近平、9・9節に平壌に行かない理由は?
北朝鮮と米国を考慮した結果

登録:2018-09-05 23:22 修正:2018-09-06 07:37


米中貿易戦争の中、米国の牽制を意識 
序列3位を送り、朝中関係重視も考慮 
「李克強首相を送らなかったのは 
年内訪朝も可能というメッセージ」
北朝鮮の政権樹立70周年記念日を祝うために、北朝鮮を訪問する中国指導部序列3位の栗戦書・全国人民代表大会常務委員長が、3月17日全人大常務委員長として宣誓している=北京/AP聯合ニュース

 習近平・中国国家主席の選択は「序列3位特使派遣」だった。9・9節(朝鮮民主主義人民共和国創建記念日)に出席する中国要人としては歴代最高位級だ。習主席が「朝鮮民主主義人民共和国創建70周年」を迎える今年の9・9節行事を契機に、2012年11月に最高指導者の席に上がって以来初めて北朝鮮を訪問するという観測が多かったが、結局は事実でなかったことが判明した。習主席がドナルド・トランプ米大統領を意識して「朝中共助」の速度を調節したと分析されている。

 中国の新華社通信と北朝鮮の朝鮮中央通信は、9・9節をむかえて栗戦書・全国人民代表大会常務委員長(国会議長格)兼中国共産党中央委員会政治局常務委員が習主席の特別代表資格で平壌(ピョンヤン)を訪問すると4日夜、同時に発表した。ロシアでも、ウラジーミル・プーチン大統領の側近であるワレンチナ・マトヴィエンコ上院議長が北朝鮮を公式訪問すると労働新聞が5日報道した。

 中国もロシアも9・9節行事に最高級ではない「国会議長」が参加するわけだ。これは、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が今年の新年挨拶で9・9節を「民族的大事」と表現して、その重要性を強調したことに照らせば、北朝鮮としては残念な結果でありうる。

 何よりも習主席の選択が重要だ。習主席が、自身や李克強国務院首相ではなく“序列3位”を選択したのには、北朝鮮に対する礼遇とトランプ大統領に対する考慮が複合的に作用したと見られる。「中国首脳(習主席または李首相)の訪朝」を避けて、トランプ大統領を刺激しないながらも、9・9節に出席する中国要人としては歴代最高位級の“序列3位”を選択することによって、北朝鮮を無視していないというメッセージを送ろうとしたことになる。

 これに先立って先月24日、トランプ大統領は、マイク・ポンペオ国務長官の4回目の訪朝計画を取り消して、「貿易で米国がはるかに強硬な立場を取っていて、中国が以前ほど非核化過程に協力していないと信じる」、「中国との貿易問題が解決された後にポンペオ長官が北朝鮮を訪問するだろうと期待する」と明らかにしたことがある。非核化と終戦宣言などの相応の措置をめぐる朝米交渉が膠着局面に陥った背景には“中国”がいるという露骨な牽制球だ。この渦中に習主席の訪朝は様々な面で負担になりうる。習主席がトランプ大統領の要求どおり非核化を圧迫すれば、回復傾向にある朝中関係に緊張が避けられず、全面的な対北朝鮮支援・協力を約束すれば米中軋轢が増幅される憂慮が大きいためだ。

 専門家たちは、習主席の選択を肯定的に評価した。ク・ガブ北韓大学院大学校教授は「米国が中国を朝鮮半島問題の妨害要素だと主張している状況で、中国としては妙手を打ったようだ」として「習主席や李首相が行事に参加するならば、中国が北朝鮮と密着しているという印象を強く与えるが、中国が米国が憂慮するように朝鮮半島問題に否定的な役割をする意図がないことを示そうとしているようだ」と指摘した。国家安保戦略研究院のチョ・ソンニョル首席研究委員は「(国家首脳級の)李克強首相が行くことになったとすれば、年内に再び習主席が北朝鮮を訪問しにくくなりえたが、序列3位が行くということは習主席の年内訪朝が依然として有効であることを意味する」として「最高指導者の動線と重ならないながらも、最高位級が行くということ」と指摘した。また国立外交院のキム・ハングォン教授は「中国としては、北朝鮮との戦略的協力・友好関係を維持する必要があり、国際的水準の(米中)戦略的競争構図で貿易交渉、台湾問題など米国と協議しなければならない部分が多く残っているため、対北朝鮮関係では適当な線を引くことが必要だったとも言える」と分析した。
ノ・ジウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

総書記が訪中した直後と同様に、中国が北朝鮮の市・道の党委員長を招き主要地域を視察させた

2018-05-15 | 朝中協力
北朝鮮党幹部の訪中団が経済視察 協力模索か

2018/05/15 08:55


【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は15日、朝鮮労働党の幹部からなる「親善参観団」が14日に中国を訪問したと報じた。

                    
参観団を率いた朴泰成・党副委員長(右端)と、参観団に含まれたとみられる金能五・平安北道党委員長(中央)と金秀吉・平壌市党委員長(資料写真)=(聯合ニュース)

 参観団は朴泰成(パク・テソン)党副委員長を団長とし、14日に平壌を出発して北京に到着したという。訪中の目的や朴氏以外の幹部には言及しなかったが、参観団には地域組織トップの金秀吉(キム・スギル)平壌市党委員長と金能五(キム・ヌンオ)平安北道党委員長や、柳明鮮(リュ・ミョンソン)党副部長(国際部)らが含まれているとされる。

 参観団は14日午後、中国のシリコンバレーと呼ばれる北京・中関村の中国科学院文献情報センターを視察した。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)も3月末に訪中した際、中関村に立ち寄った。

 2010年に北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が訪中した直後と同様に、中国が北朝鮮の市・道の党委員長を招き主要地域を視察させたことは、朝中(中朝)協力の模索を示すものとの見方もある。

mgk1202@yna.co.kr