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文大統領は、ゴルフが好きなトランプ大統領にゴルフ女子国家代表チームのパク・セリ監督を紹介した。

2019-06-30 | 文在寅大統領情報
トランプ「北朝鮮側から連絡受けた」
登録:2019-06-29 23:52 修正:2019-06-30 07:20


金正恩委員長との出会いに関連し北との接触を確認 
文大統領と晩餐、1時間ほど進行


          

文在寅大統領とドナルド・トランプ米大統領が29日午後、親交晩餐後に大統領府の緑芝園で話している=大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が29日、訪韓したドナルド・トランプ米大統領と大統領府の常春齋で約1時間にわたり晩餐をした。

 文大統領はこの日午後8時1分、大統領府緑芝園(ノクチウォン)前に先に出てきてトランプ大統領を待った。文大統領は8時5分、トランプ大統領が到着すると車の前で彼に会い、30秒間談笑を交わした。両首脳は緑芝園の芝広場を横切り、晩餐会場の常春齋に向かった。トランプ大統領は夫人のメラニア女史の代わりに娘のイバンカ補佐官を同行した。文大統領の夫人の金正淑(キム・ジョンスク)女史は「メラニア女史も来られれば良かったのに」と話しかけると、トランプ大統領は「来たら喜んだろう」と答えた。

          

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が29日午後、大統領府でG20首脳会議を終えて訪韓したトランプ米大統領と晩餐をする前に、常春齋の前で記念撮影をしている=大統領府写真記者団/中央日報カン・ジョンヒョン190629//ハンギョレ新聞社

 常春齋の前に着いた両首脳は、10分ほど簡単な飲み物を持ち談笑を交わした。文大統領が、アイドル韓流スターのEXOを紹介すると、トランプ大統領は「実はイバンカと来る途中で話していた」と応じた。昨年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪でEXOに会ったイバンカ補佐官は「今回もまた会った。去年の冬季五輪はとても良かった」と答えた。文大統領は「イバンカ補佐官の娘さんが翌月に誕生日だというので、CDを一つ差し上げては」と薦めると、EXOのメンバーは自分たちのCDをトランプ大統領とイバンカ補佐官にプレゼントした。イバンカ補佐官は「サイン付きですね」と言って喜んだ。

 文大統領は、ゴルフが好きなトランプ大統領にゴルフ女子国家代表チームのパク・セリ監督を紹介した。トランプ大統領は「パク・セリ選手を覚えている」と応じて、彼女と話を交わした。

 金女史は、イバンカ補佐官と話を交わした。金女史が「明日はとても重要な(仕事が)あるので、うまくいきますように」と話すと、イバンカ補佐官は「今晩はそれと関連して大統領がアップデートすることがあると言いました」と答えた。金女史は「本当ですか?」と喜んだ。これに対して、トランプ大統領が30日に非武装地帯で金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長と会うことになったのではないかとの推測が出回った。「北朝鮮側から連絡を受けましたか」という問いにトランプ大統領は「そうだ。連絡を受けた」と答えた。「明日、金委員長との出会いを準備中か」という問いに彼は「すごく興味深いだろう」と答えた。また「明日、南北米首脳会談が開かれるのか」という問いには「私たちが今仕事をしているので、見守ろう」と答えた。この日の晩餐に参加する予定だったスティーブン・ビーガン国務省対北朝鮮特別代表、エリソン・フッカー国家安保会議(NSC)朝鮮半島補佐官の二人は、晩餐会場には現れなかった。これについて、北側と「非武装地帯会合」のための事前準備作業のために二人が行事に参加しなかったのではないかとの観測が提起された。

 晩餐は午後8時20分に始まり9時20分に終わった。
ソン・ヨンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓米首脳 会談終えDMZに向け出発
政治 2019.06.30 14:20


【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ米大統領は30日、青瓦台(大統領府)で首脳会談後の共同記者会見を終え、南北の軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)に向け、出発した。

共同会見後に握手する韓米首脳=30日、ソウル(聯合ニュース)

 トランプ氏は軍事境界線にある板門店で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)と対面する。

 文大統領は韓米首脳会談後の共同会見で、「(朝鮮戦争の)休戦宣言(休戦協定)から66年にして板門店で北と米国(の首脳)が会う」と述べた。

csi@yna.co.kr

地域と世界の平和、安定、繁栄を促進するためにより大きく貢献することで一致合意した。

2019-06-29 | 世界情勢を知ろう
習近平国家主席が中露印首脳会議に出席
人民網日本語版 2019年06月29日14:58


習近平国家主席は28日に日本・大阪で、中国・ロシア・インド首脳会議に出席し、ロシアのプーチン大統領、インドのモディ首相と、目下の国際情勢、重大な国際問題と地域問題、3ヶ国の協力について踏み込んだ意見交換を行った。

3ヶ国のリーダーは、引き続き中露印協力メカニズムをしっかり維持し、しっかり利用し、しっかり発展させ、地域と世界の平和、安定、繁栄を促進するためにより大きく貢献することで一致合意した。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年6月29日

北朝鮮 米朝首脳の再会に前向き=DMZで対面実現か
政治 2019.06.29 14:05


【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官は29日、トランプ米大統領が南北の軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)と会う用意があるとツイッターに掲載したことについて、公式提案を受けていないと述べた上で、応じる意向を示した。

米朝首脳(コラージュ)=(聯合ニュース)

 崔次官は朝鮮中央通信を通じて発表した談話で、「非常に興味深い提案だが、われわれはこれに関する公式提案を受けていない」と説明。「朝米(米朝)首脳の再会が実現すれば、親交をより深め、両国関係の進展でもう一つの意味ある契機になるだろう」と強調した。

 これは米国側が正式な手続きを踏んで提案する場合、これに応じるとの立場を示したと言える。金委員長がトランプ氏に会うための「大義名分」を求めているとも受け止められる。崔次官は物別れに終わった2月のハノイでの米朝会談以降、「金委員長のスポークスマン」の役割を果たしてきたことから、今回の姿勢は事実上、金委員長の立場を伝えたとみられる。

 大阪での主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット、28~29日)に出席中のトランプ氏はこの日午前、「私は複数の重要な会談を行ってから、韓国に向かう。もし金委員長がこれを見るなら、DMZで彼に会い、握手してあいさつできるだろう」とツイッターに掲載した。

csi@yna.co.kr
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もし金委員長がこれを見るなら、DMZで彼に会い、握手してあいさつできるだろう」と書き込んだ。

2019-06-29 | 「北朝鮮問題」の解決のために
トランプ米大統領「DMZで金委員長に会う用意ある」
政治 2019.06.29 08:59


【ソウル聯合ニュース】トランプ米大統領は29日、訪韓中(29~30日)に南北の軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)を訪れ、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)に会う用意があるとツイッターで明らかにした。

          
                               写真は別のものです。
 大阪での主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット、28~29日)に出席中のトランプ氏は「私は複数の重要な会談を行ってから、韓国に向かう。もし金委員長がこれを見るなら、DMZで彼に会い、握手してあいさつできるだろう」と書き込んだ。

 トランプ氏G20サミットの日程を終えてから、この日午後に2日間の日程で韓国を訪れる。訪韓中にDMZを訪れ、北朝鮮との非核化交渉をめぐるメッセージを発表するとされる。

csi@yna.co.kr

習主席は、金委員長が「経済発展と民生改善のために外部環境が改善することを望んでおり、対話を通じて早期に合理的な案が模索されることを望む」・・・

2019-06-28 | 韓国・中国首脳会談
習主席「金委員長、非核化への意志変わらず、
対話による解決を望んでいる」

登録:2019-06-28 06:28 修正:2019-06-28 08:18

韓中、G20控えて首脳会談 
習主席、金委員長のメッセージ伝える 
「朝鮮半島における対話の流れの持続を明らかに」 
文大統領「朝米対話の早期実現を希望」


          

首脳会議に出席するため、日本を訪問した文在寅(ムン・ジェイン)大統領が今月27日午後、大阪のウェスティン・ホテルで中国の習近平国家主席との会談に先立って握手を交わしている/聯合ニュース

 先週北朝鮮を訪問し、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に会った中国の習近平国家主席は27日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領との首脳会談で、金委員長が「非核化への意志は変わっておらず、朝鮮半島で対話の会話の流れは変わらないだろう」」という趣旨のメッセージを伝えたと明らかにした。習主席は、金委員長が「経済発展と民生改善のために外部環境が改善することを望んでおり、対話を通じて早期に合理的な案が模索されることを望む」という意思を伝えたと述べた。これは3回目の朝米首脳会談に対する金委員長の強い意志を示したものと見られる。

 主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するため、日本の大阪を訪問中の習主席は同日、宿泊先の大阪ウェスティン・ホテルで、文大統領と40分間にわたり韓中首脳会談を行った。習主席はこの場で、20~21日に平壌(ピョンヤン)で開かれた朝中首脳会談の結果を共有したと、コ・ミンジョン大統領府報道官が伝えた。

 コ報道官は「習主席が最近訪朝した後、金委員長との会談について感想を文大統領に述べた」とし、非核化に対する金委員長の意志は変わりがないと述べた。習主席は「(金委員長が)新しい戦略的路線に伴う経済発展と民生改善のため努力しており、外部環境が改善されることを望んでいる」とし、「対話を通じてこの問題を解決したいと思っており、忍耐を維持して早急に合理的な案が模索されることを望むという意向を示した」と述べた。ハノイで開かれた2回目の米朝首脳会談で合意が見送られて以来、朝鮮半島情勢が膠着状態にあるが、一定の交渉環境が整った場合は朝米対話に乗り出す可能性があることを示唆したものと見られる。

 また習主席は「(金委員長が)韓国とも和解協力を進める用意があり、朝鮮半島における対話の流れは変わらないだろうと述べた」と伝えた。一定の条件が整えば、南北間の和解交流を続け、重大な緊張を高める行為を控えるという意味と言える。

 これに対し、文大統領は「習主席と金委員長の会談、朝米の親書交換などは、朝米対話のモメンタムを高めたと思う」としたうえで、「朝米対話の早期実現を望んでいる」と述べた。習主席は「(朝鮮半島問題の解決は)対話と交渉を通じて行われなければならず、対話を強く進めなければならない」としたうえで、「中国は、朝米の3回目の協議を支持しており、両者が柔軟な姿勢を見せて対話が実現することを期待している」と述べた。

 ホン・ミン統一研究院北朝鮮研究室長は「(非核化交渉に関して)金委員長から出発して、習主席を通じて文在寅、トランプ大統領に伝わり、韓国で韓米首脳が会って肯定的な回答をしなければならない状況が作られた」とし、「トランプ大統領がそれに応える形で、7月初めに交渉に突入する雰囲気が形成されるものとみられる」と見通した。外交安保分野の元老関係者は「金委員長の非核化の意志と対話の意志を再確認した」とし、「目新しさはないが意味のあるメッセージだ。南北協力への意志を再確認した点も意味がある」と述べた。

 ただし、両首脳は高高度防衛ミサイル(THAAD)問題をめぐっては、多少意見の相違があった。習主席はまず「(THAAD問題の)解決策が検討されることを望む」とし、中国が神経を尖らせているTHAAD問題を取り上げたが、これに対し文大統領は「そのためにも非核化が重要であり、この問題が解決されなければならない」という原則的な答弁で対応した。

 文大統領は最近、貿易をめぐり激化する米中の対立に関しても、習主席に円満な解決を強調した。彼は「米国と中国は韓国にとって第1、2位の交易国であるだけに、いずれも重要だ」としたうえで、「(韓国が)一国を選ぶ状況に至らないことを望んでいる」と述べた。大統領府関係者は「両首脳は多国間貿易体制は保護すべきという話を交わした」とし、米国が韓国をはじめ他の国々に取引禁止を要請している中国の通信装備会社華為(ファーウェイ)問題に関しては、「その話はなかった」と述べた。

 両首脳は、微小粒子状物質(PM2.5など)問題の解決に向けて協力することで合意した。習主席は「中国は環境保護について10倍の努力を傾けている。積極的に協力していく」と述べた。これに対し、文大統領は「両政府が協力する姿を見せるだけでも、肯定的な影響を与えられるだろう。中国に優れた経験と技術があるだけに、協力していこう」と述べた。

 文大統領は習主席に早期の韓国訪問を要請した。また「(習主席の訪韓が)韓国国民に両国関係の発展に対する大きな期待を与えるだろう」と述べた。これに対し、習主席は「具体的な時間に関しては、外交当局を通じて協議していこう」と答えた。両首脳は昨年11月、パプアニューギニアで開かれたアジア太平洋経済協力体(APEC)首脳会議を含め、これまで5回首脳会談を行った。

 文大統領は同日、朴正煕(パク・チョンヒ)軍事政権が起こした在日同胞留学生スパイ捏造事件について謝罪した。彼は約370人余りの在日同胞を招待し、大阪ニューオータニホテルで開いた夕食懇談会で、「軍部独裁時代に多くの在日同胞青年たちが公安統治のために捏造されたスパイ事件の被害者となった」としたうえで、「独裁権力の暴力に深く傷ついた在日同胞操作スパイ事件の被害者の方々と家族たちに、大統領として国家を代表して心からの謝罪を申し上げる」と述べた。

 さらに「再審で無罪判決が下され、民主化功労者として認められる場合もあるが、心の深い傷を癒し、奪われた時間を取り戻すにはあまりにも不十分だ」とし、「政府は真実を究明し、傷を癒すための努力を続けていく」と約束した。中央情報部は1975年、「北朝鮮の指令で留学生を装い、国内に潜入した北朝鮮スパイ団を逮捕した」として、在日同胞留学生12人らにスパイ容疑をでっち上げた。

 彼は「日本が来年の東京夏季五輪開催を成功させられるよう、誠意を持って協力する」としたうえで、「4種目で南北単一チームが出場するだろう」と述べた。

 在日同胞たちは文大統領に、悪化した韓日関係を改善してほしいと要請した。呉龍浩(オ・ヨンホ)民団大阪本部団長は「両国関係が悪化すると、在日同胞の生活に大きな影響を及ぼす」としたうえで、「G20首脳会議を機に、韓日関係が大きく改善されることを望んでいる」と述べた。呂健二(ヨ・ゴンイ)民団中央団長も「韓日関係は我々にとっては死活にかかわる問題」だと訴えた。文大統領は「これまで日本を生活の基盤としながら、苦しく悲しいことも多かっただろう。それを考えるだけでも苦しさが伝わる」とし、「朝鮮半島の平和が北東アジア平和につながり、対立の時代を乗り越えて和解と協力の時代へと進めるよう、力を結集してもらいたい」と述べた。
大阪/ソン・ヨンチョル記者、キム・ジウン、ノ・ジウォン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

習主席は金委員長が「韓国との和解・協力を推進する用意があり、朝鮮半島での対話の流れは変わらない」とのメッセージを出したと会談で伝えた。

2019-06-28 | 共同
習主席
「金正恩氏、対話で非核化問題解決の意思」 
大阪で韓中首脳会談 

政治 2019.06.27 21:21


【大阪聯合ニュース】主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席するため、大阪を訪問した韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は27日午後、同地のホテルで中国の習近平国家主席と首脳会談を行い、朝鮮半島の非核化問題などについて議論した。この席で習主席は今月20~21日に訪朝し、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)と会談した際、金委員長が非核化への意思を変えておらず、対話を通じて問題を解決したいとの内容の発言をしたことを明らかにした。韓国青瓦台(大統領府)の高ミン廷(コ・ミンジョン)報道官が会見で伝えた。

会談を前に握手を交わす文在寅大統領(左)と習近平国家主席=27日、大阪(聯合ニュース)

 また習主席によると、金委員長は「新しい戦略的路線にしたがった経済発展と住民の生活改善のために努力しており、外部環境が改善されることを希望している」との趣旨の発言をするとともに「対話を通じてこの問題を解決したく、忍耐心を維持し、合理的な方策が早急に摸索されることを希望する」との意向を明らかにしたという。

 また習主席は金委員長が「韓国との和解・協力を推進する用意があり、朝鮮半島での対話の流れは変わらない」とのメッセージを出したと会談で伝えた。

 ただ青瓦台側は、金委員長の発言は習主席が伝えたものであり、正確な発言とは差がある可能性があると説明した。

 これに対し文大統領は会談で、「習主席と金委員長の会談、朝米(米朝)の親書交換などは朝米対話のモメンタム(勢い)を高めたと考える」とし、「朝米間の対話が早急に実現することを希望する」と応じた。

 両首脳はまた、習主席の訪韓と関連し、両国の外交チャンネルを通じて協議していくことで一致した。

 文大統領は韓国軍が南北非武装地帯(DMZ)の「矢じり高地」(江原道・鉄原)一帯で実施している遺骨発掘作業で朝鮮戦争に参戦した中国軍のものと推定される多数の遺品が発見されているとし、確認が取れ次第、礼を尽くして中国に送ると伝えた。

 これに対し習主席は謝意を表わし、両国国民の友好促進のために緊密に協力していきたいとの意向を示した。

 一方、両首脳は大気汚染問題に関しても意見交換した。 

 習主席は「現在中国は環境保護に対して(かつての)10倍の努力を傾けており、積極的に協力していく」と話した。 

 これに対し文大統領は「韓中両国の全ての国民がこの問題を深刻だと考えており、両政府が共に協力する姿を見せるだけでも肯定的な影響を与えることができるだろう」と話した。その上で、「中国は経験と技術があるため、粒子状物質(PM)問題を解決するため協力していきたい」と語った。

 会談は午後5時40分ごろから約40分間行われた。両首脳がG20サミットに出席するため大阪入りしてから2国間会談を行ったのは今回が初めて。

yugiri@yna.co.kr

日本のマスコミは、文韓国大統領は大阪で首脳会談してくれる相手がいないと報道していたが、嘘ばっかり!

2019-06-27 | 文在寅大統領情報

金正恩氏の非核化意志は不変 
中韓首脳会談で習氏

6/27(木) 21:18配信

共同通信


 韓国の文在寅大統領は27日、20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)出席のため来日、大阪市内で中国の習近平国家主席と会談した。大統領府によると、習氏は先週、北朝鮮・平壌で金正恩朝鮮労働党委員長と会談した際、金氏が非核化に関する意志に変わりはないと表明したと明らかにした。

 習氏によると、金氏は「対話を通じて問題を解決し、忍耐力を維持し、早期に合理的な案が模索されることを希望する」と述べた。非核化を巡る米朝協議が膠着状態に陥る中、米側の態度軟化への期待を示した発言とみられる。(共同)

被害者たちは1942~45年、日本釜石製鉄所と八幡製鉄所で強制労役した。1日12時間近く溶鉱炉から鉄を溶かす労働を強いられた。

2019-06-27 | 韓国:ハンギョレ新聞
強制徴用被害者、
相次いで勝訴「新日鉄住金は1億ウォンずつ賠償せよ」

登録:2019-06-27 05:44 修正:2019-06-27 06:53

4年7カ月ぶりの控訴審判決  
被害者7人はすでに全員死亡  
 
韓日首脳会談見送られた理由だった  
戦犯企業の賠償責任に再三強調


          

今月26日午後、ソウル瑞草洞ソウル高裁所の前で、新日鉄住金を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、1審同様1億ウォンの賠償を命じる判決を勝ち取った強制徴用被害者家族と弁護人団が記者会見後に互いを労っている=パク・ジョンシク記者//ハンギョレ新聞社

 強制労働被害者に対する日本人戦犯企業の賠償責任を認めた最高裁判所(大法院)の判断を理由に、主要20カ国・地域(G20)首脳会議で韓日首脳会談が見送られる中、被害者らの立場に立った判決が再び出た。今回の判決も当事者が全員死亡した後に下され、遺族だけが直接勝訴判決を聞いた。

 ソウル高裁民事13部(裁判長キム・ヨンビン)は26日、クァク・ヘギョン氏など新日鉄住金(現日本製鉄)で強制労役した被害者7人が起こした損害賠償請求訴訟で、1審判決同様、新日鉄住金に原告らに1人当たり1億ウォン(約930万円)ずつを賠償することを命じた。被害者たちは1942~45年、日本釜石製鉄所と八幡製鉄所で強制労役した。1日12時間近く溶鉱炉から鉄を溶かす労働を強いられた。

 被害者を代理した弁護団は判決後、「訴訟の責任当事者は日本企業だ。日本政府の後ろに隠れて両国間の協議を待つよりも、いかに判決を履行するかを論議しなければならない」とし、日本企業の前向きな姿勢を求めた。弁護人団は「日本の反省と謝罪に対し、両国の努力が必要だ」と付け加えた。前日、日本で開かれた株主総会で、日本製鉄は「韓国の最高裁の判決は非常に遺憾だ。韓日政府間の外交交渉状況を踏まえ、適切に対応する」という従来の立場を繰り返した。

 同日の判決は、2015年12月にソウル高等裁判所に事件が受け付けられて以来、3年7カ月ぶりに下された。朴槿恵(パク・クネ)大統領府とヤン・スンテ最高裁が強制徴用賠償判決を覆す案を論議するのに時間をかけたため、裁判が遅れたのだ。今年2月、この事件の唯一の生存者だったイ・サンジュ氏もこの世を去った。弁護人団のイム・ジェソン弁護士は「司法壟断の裁判取引が行われた時期だったため、控訴審にも時間がかかった。被害者たちの若かりし日々に対する補償が遅れた点と関連し、責任を問わなければならない」と述べた。
チャン・イェジ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

中国の習近平主席やロシアのウラジーミル・プーチン大統領など、最近北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と会談した首脳らと相次いで会談し、・・・

2019-06-26 | 文在寅大統領情報
文大統領、G20でロ中と首脳会談…「疎外されていない」
登録:2019-06-26 05:56 修正:2019-06-26 07:42

日本の大阪で朝鮮半島「平和経済の時代」を説明 
中国やロシア、インドなど7カ国の首脳と会談


          

大統領府のキム・ヒョンジョン国家安保室2次長が今月25日午後、大統領府春秋館で開いた記者会見で、文在寅大統領が27日から29日まで2泊3日の日程で大阪で開かれるG20首脳会議に出席すると発表している//ハンギョレ新聞社

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、日本の大阪で28日から開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席し、朝鮮半島の非核化と平和定着に向けた多国間外交に乗り出す。文大統領は、G20が開催される2日間、中国やインドネシア、ロシア、カナダだけでなく、アルゼンチンやオランダ、インドなど7カ国の首脳と会談を行う予定だ。

 キム・ヒョンジョン大統領府安保室2次長は25日「文大統領は今回のG20首脳会議に出席することを機に、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的平和定着に向けた韓国政府の努力と、平和が経済発展につながり、経済発展がまた平和を強固にする平和経済の時代を切り開いていく韓国政府の朝鮮半島政策の方向についても説明する計画」だと述べた。G20首脳会議は、2008年グローバル金融危機を克服するためワシントンで発足したが、2014年以降は構造改革や気候変動など経済社会イシューを広範に扱っている。

 文大統領は今回のG20首脳会議で、中国の習近平主席やロシアのウラジーミル・プーチン大統領など、最近北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と会談した首脳らと相次いで会談し、意見を交換する。大統領府高官は「習近平中国主席との個別会談で、訪朝結果を聞くと共に、朝鮮半島問題に対する持続的かつ建設的な協力を講じる予定」だと述べた。さらに「文大統領はプーチン大統領とも朝鮮半島情勢について意見を交わし、平和プロセスの推進に向けたロシアとの協力策についても協議する」と述べた。文大統領は28日午後、プーチン大統領と首脳会談を行う。習近平主席との具体的な会談時間はまだ論議中だと大統領府は説明した。

 また、大統領府高官は、金委員長がロシアや中国の首脳と相次いで会談しながらも、文在寅大統領とは会談しないなど、文大統領の仲裁者の役割が縮小されたという分析に対し、「韓国が疎外されているというのは全く事実ではない」と強調した。

 彼は「公開できない活動を続けている。中ロとの会談が終わった直後、韓米首脳会談を行う予定だ。私たちは米国と持続的に協力し、情報を得ると同時に、多く提供している」と説明した。彼はハーバート・マクマスター前ホワイトハウス国家安保補佐官とは11カ月間で16回会い、30回電話協議を行っており、ジョン・ボルトン補佐官とは14カ月間で5回会い、52回にわたって電話で協議したと明らかにした。さらに、彼は「チョン・ウィヨン国家安保室長が6月1~2日、中国を訪問した。だからこそ、習近平中国主席が訪韓しないと言うことができたし、その時すでに習主席の訪朝可能性について予想できた」と述べた。

 彼は「文大統領がトランプ大統領に伝える(金正恩委員長への)メッセージがあるか」という質問に、「G20で中国と首脳会談を行い、韓国で韓米首脳会談を行う。そのうえ、韓国にも北朝鮮チャンネルがある。円滑に疎通している」と答えた。
イ・ワン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

経済と軍関連の責任者が会談に同席したことから、国際社会の対北朝鮮制裁の枠内での人民生活支援に焦点を当てて議論したとの分析を示した。

2019-06-26 | 聨合ニュース
金与正氏の地位「指導者クラスに格上げ」
 韓国情報機関が分析

政治 2019.06.25 16:22

【ソウル聯合ニュース】韓国情報機関の国家情報院(国情院)は25日、国会で行った国会情報委員長との会合で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党宣伝扇動部第1副部長の地位について「指導者クラスに格上げされたようだ」との分析を報告した。先週の中朝首脳会談時の写真を見ると、与正氏は崔竜海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員長や李洙ヨン(リ・スヨン)党副委員長と同じランクにいると説明した。

習近平氏の訪朝に合わせて行われたマスゲーム公演を観覧する金与正氏(中央)と金英哲氏(右)=(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)《転載・転用禁止》

 国情院は、三池淵管弦楽団の団長を兼任する玄松月(ヒョン・ソンウォル)党宣伝扇動部副部長については、「過去に金与正氏がやっていた行事を担当している」と伝えた。

 一方、金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長に関しては、中国の習近平国家主席が20~21日に訪朝した際に歓迎行事に登場したが、中朝首脳会談には同席しなかったとし、「地位が下がった」と説明した。

 また、歓迎行事の際の位置関係を見ると、李容浩(リ・ヨンホ)外相の位置が本人よりも序列の高い党副委員長より前だったと説明し、このことは「外務省の地位が上がり、外務省グループが対外懸案を主導することを示唆している」と分析した。

 崔竜海氏については「確実にナンバー2の役割を遂行している」と評価した。

 先週の中朝首脳会談の内容に関し、国情院は「経済協力に関する方策とあわせ、軍事分野での協力策も話し合われた可能性がある」と指摘。経済と軍関連の責任者が会談に同席したことから、国際社会の対北朝鮮制裁の枠内での人民生活支援に焦点を当てて議論したとの分析を示した。特に、中国の鍾山商務相が同席したことを挙げ、北朝鮮への観光の要件を緩和し、芸術などの文化交流を奨励するといった迂回(うかい)支援策を話し合ったようだと説明した。このほか、北朝鮮への食糧・肥料支援なども協議したとの見方を伝えた。

 非核化に関しては、「現在の情勢の下で緊密に協力することで同意し、互いへの支持を表明したとみている」と伝えた。

tnak51@yna.co.kr

文大統領はG20サミット2日目の29日に同政策を説明する予定だ。

2019-06-26 | 文在寅大統領情報
文大統領 G20で「平和経済時代」強調へ
政治 2019.06.25 17:18


【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、28~29日に大阪で開催される主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席し、平和と経済が好循環する朝鮮半島と北東アジアの「平和経済時代」を目指す構想を説明する予定だ。

昨年末にアルゼンチンで開かれたG20サミットに出席した文大統領(中央)=(聯合ニュース)

 青瓦台(大統領府)の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長は25日の記者会見で、「文大統領は今回の首脳会議で朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着に向けた政府の努力を説明する」とし、「平和が経済発展へつながり、経済発展が平和を堅固にする平和経済時代を開いていくという政府の朝鮮半島政策の方針を説明する計画だ」と述べた。文大統領はG20サミット2日目の29日に同政策を説明する予定だ。

 文大統領は、首脳会議の議題である▼世界経済と貿易・投資▼イノベーション▼不平等解消と包容的で持続可能な世界の実現▼気候変動・環境・エネルギー――などについての議論にも参加する。

 初日の28日には「世界経済と貿易・投資」をテーマにした最初のセッションで発言し、発足3年目を迎えた文政権の革新的包容国家の実現に向けた努力と成果を説明する。補正予算編成などの拡張的な財政努力を紹介しながら、貿易摩擦など世界経済成長に影響を与えるグローバルな懸案についてG20サミットでの協力の必要性も強調すると予想される。

 初日の会議を終えた後、文大統領と金正淑(キム・ジョンスク)夫人はG20の首脳夫妻らと夕食会に出席し、親交を深める。

 2日目の29日午前には、「不平等解消と包容的で持続可能な世界の実現」をテーマに行われる三つ目のセッションで発言する予定だ。雇用保険の死角地帯を解消するために韓国が来年7月に導入予定の国民就業支援制度を紹介し、高齢化関連のデータの共有と比較研究、政府レベルでの政策経験の共有の必要性を強調する。国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を達成するために韓国が昨年策定した持続可能開発目標も紹介し、世界の持続可能な繁栄のための国際社会の協力強化を促す方針だ。

 文大統領は、大阪に到着する27日に在日コリアン約400人を招いて夕食会を兼ねた懇談会を開き、同胞を激励する。

 また、G20サミットの期間に中国、ロシア、インドネシア、カナダの首脳とも会談を行い、朝鮮半島問題や2国間関係などについて幅広く議論する予定だ。

ynhrm@yna.co.kr

「今朝北朝鮮側から出た発言を見れば、おそらくとても良い可能性があると思われる」と展望した。

2019-06-25 | 米朝首脳会談
朝米が相互に“対話信号”…
ポンペオ「ハノイよりましな状況」

登録:2019-06-24 23:44 修正:2019-06-25 07:05

金正恩のトランプ親書が肯定的回答に 
「実務交渉まもなく再開を期待 
北の準備ができれば直ちに協議開始」 
 
ビーガン特別代表の訪韓、24→27日に延期 
北朝鮮と実務接触するかは未知数


          

マイク・ポンペオ米国務長官が23日(現地時間)、ワシントンDC近隣のアンドルーズ空軍基地で、サウジアラビア・ジッダに向かう専用機への搭乗に先立って記者会見をしている/聯合ニュース

 ドナルド・トランプ米大統領が、金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の親書に肯定的な返信をしたのに続き、マイク・ポンペオ米国務長官が北朝鮮との実務交渉再開に対する強い期待を表わした。こうした中、当初は24日に早期訪韓し北朝鮮側と実務接触を試みると発表されたスティーブン・ビーガン米国務省北朝鮮政策特別代表は、入国を27日に先送りしたことが確認された。

 ポンペオ長官は23日(現地時間)、中東訪問に先立ち、記者たちに「(トランプ大統領が金委員長に送った親書が)朝鮮半島非核化のために北朝鮮と重要な議論の再開にむけた良い土台を提供するものと期待する」と話した。朝米実務交渉がまもなく再開されると予想するかとの取材陣の質問に対しても、彼は「そうなることを願う」として「私たちが(ハノイの時よりも)ましな状況にあると考える」と答えた。それと共に、彼は朝米実務交渉と関連して「今朝北朝鮮側から出た発言を見れば、おそらくとても良い可能性があると思われる」と展望した。ポンペオ長官は「北朝鮮が協議のための準備ができたことを示すならば、私たちは文字どおり直ちに(協議を)始める準備ができている」とも強調した。

 ポンペオ長官のこうした発言は、北朝鮮の主要メディアが23日に伝えたトランプ大統領の親書に対する金委員長の反応を“肯定的信号”と解説したことに伴うものと見られる。労働新聞などはこの日、金委員長が親書に関連して「トランプ大統領の政治的判断能力と格別な勇気に謝意」を表わし「(親書の)興味深い内容を深重に考えてみる」と述べたと伝えた。公開された金委員長の反応から、北朝鮮が「動く準備ができた」というメッセージを読みとり、米国側もいっそう積極的な対話の意思を発信したかたちだ。

 今後はビーガン特別代表の韓国訪問後の進め方と、29~30日の韓米首脳会談に注目が注がれる。複数の外交消息筋はハンギョレに「ビーガン特別代表は27日に訪韓するだろう」と話した。これに先立って、ビーガン特別代表はトランプ大統領より5日早い24日頃に訪韓する予定だったと知られていた。ビーガン特別代表がトランプ大統領の返信となる親書を持って訪韓し、北側に伝達する形式で北側との接触を試みる可能性が議論されもした。だが、すでにトランプ大統領の親書が金委員長に伝えられたうえに、北側の反応もある程度確認されただけに、ビーガン特別代表が早期訪韓する理由がなくなり、日程を先送りしたものと見られる。

 ビーガン特別代表が、訪韓の過程で北側と実務接触をするかはまだ予断しがたい。ただし、ビーガン特別代表とトランプ大統領が訪韓の過程で出す対北朝鮮メッセージが、下半期の朝鮮半島情勢を判断する試金石になると見られる。ビーガン特別代表は19日、「柔軟なアプローチの必要性」を論じて北朝鮮に融和的信号を送ったが、その内容を具体化することはなかった。
キム・ジウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

米国が真に戦いを行う相手は中国ではなく、米国自身の大企業だ」と述べている。

2019-06-24 | 中国を知ろう
【人民網時評】
中米貿易戦争の結果は「中国が必ず敗れる」のか?

人民網日本語版 2019年06月24日08:16


中国内部の安定した団結といかなる困難にも動じない強靭さ、道義にかなえば国際社会からの支持が得られ、道義にそむけば支持が得られないこと、米国内部の利益消耗と陣営二分化は、いずれも「中国必敗論」が必ず敗れることを決定づけている。人民網が伝えた。

現在の中国世論の場において、中米貿易摩擦は非常に良い試金石となっている。「話し合いを望むなら話し合うが、戦いを望むなら戦う」ことはすでに今回の遭遇戦に対する世論の主な基調となっており、中国の正当な発展権益を擁護する上で強い民意の支持を打ち固めた。しかし言うまでもなく、どうしても目を覚ますことなく、この貿易戦争で「中国が必ず敗れる」と決めつけている人々もごく少数ながら存在する。彼らの言葉からは、「世の中の人はみなぼんやりとしているのに自分だけが冷静だ」という謎の自信が透けて見える。

中米貿易摩擦が中国経済に及ぼす影響がゼロであるはずがないことは、誰しも分かっている。しかし、ごくわずかながら存在する「中国必敗論」者たちは、特殊な事例ばかりを好んで選び、それを中米貿易戦争と無理やり関連付けて、彼らの観点の「動かぬ証拠」としている。彼らの「ほら、だから言っただろう?」と言わんばかりのまるで至宝でも手に入れたかのような興奮は、まったくもって常軌を逸した思いもよらないものだ。

中国は一貫して貿易戦争は双方とも負ける結果になると強調してきた。徹頭徹尾、我々は貿易戦争をするつもりはなかったが、かわすことも避けて通ることもできないのであれば、我々としても戦うことを厭わず、とことん戦うつもりだ。中国内部の安定した団結といかなる困難にも動じない強靭さ、道義にかなえば国際社会からの支持が得られ、道義にそむけば支持が得られないこと、米国内部の利益消耗と陣営二分化は、いずれも「中国必敗論」が必ず敗れることを決定づけている。

米国コロンビア大学の持続可能な開発センターの責任者であるジェフリー・サックス氏は、「中国は敵ではない。米国が真に戦いを行う相手は中国ではなく、米国自身の大企業だ」と述べている。ピーターソン国際経済研究所の推定によると、現在の中国からの輸入製品に対する追加関税による米国家庭1世帯当たりの損失は約550ドル(1ドルは約107.3円)となっているが、もしトランプ政権が中国からの輸入製品に対して全面的に追加関税を課せば、米国家庭の損失は2200ドルに急増するという。米国の人々は、ワシントンが貿易パートナーに新たに関税を課すという脅威が現実になれば、米国経済は「トランプ衰退」に陥ってしまうことに気づき始めている。

 1930年、米国は「スムート・ホーリー関税法」によって外国製品の輸入関税を大幅に引き上げたが、貿易相手国の相次ぐ報復措置に遭い、米国の対外輸出は激減した。現在米国が中米貿易をやり玉に挙げようとするのは、実のところ世界の生産チェーンに「メスを入れる」ことになり、その結果は「スムート・ホーリー関税法」当時をはるかに超えるものとなってしまうだろう。我々は米国に尋ねてみてはどうだろう。「米国よ、準備はできているのか?」と。

困難を直視することは必要だ。しかし、我々の困難と米国の実力を大げさに拡大することは、骨の髄まで至る自信のなさから来る幼稚な病だと言えるだろう。ごく少数の「中国必敗論」者たちにとっては、地面に跪いて投降することが中国にとって最良の損失防止策であるらしい。だがそれは、永遠に自分をローエンド産業に縛り付け、より良い生活を送りたいという夢を国民にあきらめさせることと等しい。中国の国民はそれを承知できるだろうか?そして、それで本当に損失を防げるのか?

「憂患に生き、安楽に死す」というように、苦難の中にあってこそ生き抜くことができるのであって、安楽の中においてはかえって死を招く。我々が「中国必敗」の論調を批判するのは、困難を無視していたずらにスローガンを叫べということではなく、中米貿易摩擦の影響を客観的に見つめ、中国が困難を直視し、本当に正しい施策を取るようにするためだ。米国がどんな結果を招くかを顧みずに行動を起こしても、中国企業に自主革新の決意を固めさせる結果にしかならない。この決意の背後にあるのは、厳しい情勢に対する冷静な判断であり、歴史的使命に対する強い責任感である。

我々が今日手にした豊かな暮らしは、誰かの施しによるものではなく、自力更生と苦難に満ちた奮闘によるものだ。「米国を恐れ、崇拝する」意識を捨て、弱気になる気持ちを排除し、必勝の自信を確立して初めて、我々が真に世界潮流の大きな方向性をつかむことが可能となる。

「中国必敗論」に対する我々の反論は、「中国は脅かされて大きくなったのではない。脅しには屈しない!」ということだけである。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年6月24日
最新ニュース

見通しが立たなかった朝鮮半島平和プロセスが、再び対話と交渉の軌道に乗っている。

2019-06-24 | 「北朝鮮問題」の解決のために
朝米首脳、親書で「再び交渉すべき時」に共感
登録:2019-06-24 06:17 修正:2019-06-24 07:42

金委員長、トランプ大統領の返事に 
「すばらしい内容…深重に考える」 
 
6カ国、G20前後に相次いで会談 
朝鮮半島平和の時計、回り始める 
大統領府「朝米、対話のモメンタム維持していく」


          

北朝鮮の金正恩国務委員長が執務室とみられる空間でドナルド・トランプ米大統領の親書を読んでいる姿を朝鮮中央通信が23日報道した//ハンギョレ新聞社

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員とトランプ米大統領の「親書外交」が再稼働した。今年2月27~28日にハノイで開かれた朝米首脳会談が物別れに終わって以来、見通しが立たなかった朝鮮半島平和プロセスが、再び対話と交渉の軌道に乗っている。

 朝中首脳会談(20~21日、平壌)や主要20カ国・地域(G20、28~29日、大阪)首脳会議、韓米首脳会談(29~30日、ソウル)などを機に、南北米日中ロの北東アジア6カ国首脳が相次いで会談を開き、朝鮮半島平和プロセスに向けた対話と交渉の構図の大枠が決まる見通しだ。

 問題は、「ハノイ・トラウマ」と呼ばれるような朝米の“深くて大きな隔たり”を埋め、対話・交渉の器に盛りつける“内容”を揃える難解な高次方程式をいかに解くかだ。結果を楽観視できない至難な過程だ。それでも“朝鮮半島の平和の時計”が再び速く回り始めたのは明らかだ。

 北朝鮮の3大主要メディアの「労働新聞」や「朝鮮中央通信」、「朝鮮中央テレビ」は23日、トランプ大統領が金正恩委員長に親書を送ってきたと、一斉に報道した。金委員長は、親書を読んで「素晴らしい内容が書かれている」と述べ、「満足感を示した」と、「労働新聞」が1面トップで報じた。金委員長は「トランプ大統領の政治的判断能力と並々ならぬ勇気に謝意を表する」とし、「(親書の)興味深い内容を深重に考えてみる」と明らかにした。「深重に考える」とは、「落ち着いて深く考える」という意味だ。トランプ大統領の親書に関する金委員長の今後の行動を推測できるキーワードだが、「北朝鮮式の表現では『応じる』という意味」だと、北朝鮮事情に詳しい元高官は説明した。

 「労働新聞」などは親書が届いた時期は明らかにしなかった。トランプ大統領は11日(現地時間、ホワイトハウス)と17日(タイム誌とのインタビュー)の2回に分わたって、「昨日(金正恩委員長から)親書が届いた」と述べた。トランプ大統領は親書の内容と関連して「美しい手紙、とても素敵な手紙」(11日)や「なかなか良い」(17日)という反応を示した。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は13日、ノルウェー首相と会談した後、記者会見で「(金委員長の)親書にトランプ大統領が発表していない興味深い内容もある」と述べた。金委員長とトランプ大統領が、6・12シンガポールの共同声明1周年前後に交わした親書に肯定的なうえに、両方とも「興味深い内容」が書かれているという反応を示したことが目を引く。金委員長とトランプ大統領が互いに何か“重要なメッセージ”を送った可能性を示唆する。

          

ドナルド・トランプ米大統領が先月20日、ペンシルバニア州で遊説して拳を持ち上げている/AP・聯合ニュース

 朝米首脳の“親書外交”の再稼働と関連し、政府関係者は「朝米双方が“(再び)交渉をすべき時”ということに共感していることを裏付けるもの」だと指摘した。大統領府のコ・ミンジョン報道官は「政府は朝米首脳間で行われている親書の交換が朝米対話のモメンタムを維持していくという点で、肯定的に評価する」とし、「政府は韓米間疎通を通じて(親書の交換を)把握していた」と述べた。

 金委員長がトランプ大統領からの親書を受け取った事実を公開した方法と時期にも注目する必要がある。対外用の「朝鮮中央通信」に加え、対内用の「労働新聞」と「朝鮮中央テレビ」まで動員された事実から、金委員長が「再び動き出す時」というメッセージを幹部たちと人民に伝えようとしたものと見られる。公開の時期として朝中首脳会談直後を選んだことについて、元高官は「金委員長がトランプ大統領とより深い対話と信頼を築くことを前提に、習近平主席に会ったことを示そうとしたものと思われる」と指摘した。

 朝中首脳の「共通認識、見解の一致」(「労働新聞」21・22日付)をもとに、習主席が大阪に持っていく金委員長との協議の結果をめぐり、米中や韓中、韓米首脳が対話と交渉の大きな流れを作っていかなければならない。スティーブン・ビーガン米国務省北朝鮮政策特別代表の週明け訪韓の際、板門店(パンムンジョム)などで朝米の水面下の接触が実現するかどうかも、関心事だ。

 問題は重要当事者の朝米間の“深くて広い隔たり”をどう埋めるかにある。トランプ大統領は依然として「制裁の維持」を強調しており、金委員長はすでに米国に「私たちと共有できる方法論」と「新たな計算法」を求めた(4月12日、最高人民会議での施政方針演説)。その上、朝米ともに「ハノイ・トラウマ」で、“失敗の恐れ”を完全に払拭できていない状況だ。「再び失敗しないためには、実務交渉が欠かせないが、それに先立ち、探索とムードづくりに向けた高空戦がさらに続くものと見られる」(北朝鮮情勢に詳しい消息筋)とか、「結局、内容を満たすためには、少なくとも米国高官が平壌を訪問するか、金委員長が特使を米国に派遣する方式で進めるしかないが、まだ時期を見極めるのは難しい」(元高官)という見通しが示されるのも、そのためだ。まだ道は遠いということだ。

 しかも、ハノイの会談後に立ち止まった朝鮮半島の平和の時計を再び回し始めた核心的な動力は、朝米中3国首脳の“高空戦”だ。文大統領は昨年と異なり、少なくともまだ“舞台の主役”ではない。「韓中協力の強化と南北関係の進展への努力が求められる」という声が、政府内外で高まっているのもそのためだ。
イ・ジェフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

トランプ大統領が「前回の訪韓時に行けなかった非武装地帯を訪問する日程について、韓米が詰めの調整中であると聞いている」と明らかにした。

2019-06-24 | 文在寅大統領情報
韓国政府当局者
「“トランプ訪韓時DMZ訪問”、韓米で詰めの調整」

登録:2019-06-23 21:04 修正:2019-06-24 06:57

日本メディア「非武装地帯で演説予定」 
文大統領の同行有無も関心


          

文在寅大統領と金正淑夫人、ドナルド・トランプ米大統領とメラニア夫人が2017年11月7日午後、大統領府内で散策している//ハンギョレ新聞社

 今月末に訪韓するドナルド・トランプ米大統領が、非武装地帯(DMZ)を訪問する計画について韓米政府が詰めの調整作業を始めていることが分かった。

 複数の韓国政府当局者は23日、ハンギョレに対し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領との韓米首脳会談のために29~30日にソウルを訪問するトランプ大統領が「前回の訪韓時に行けなかった非武装地帯を訪問する日程について、韓米が詰めの調整中であると聞いている」と明らかにした。トランプ大統領は28~29日に日本の大阪で開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議に参加した直後の29日に韓国を訪問し、1泊2日の間留まる予定だ。トランプ大統領はG20首脳会議を終えて29日夕方か夜にソウルに到着すると予想され、彼の非武装地帯訪問は訪韓翌日の30日になされると予想される。

 トランプ大統領は、2017年11月7~8日の韓米首脳会談のためにソウルを訪問した時も、文在寅大統領と共に非武装地帯に行こうとしたが、霧や黄砂などで非武装地帯の可視距離が25メートル程度になり、ヘリコプターの着陸が難しくなったために終盤に訪問が取り消されたことがある。

 前例があっただけに、今回のトランプ大統領の非武装地帯訪問に文大統領が同行するかも関心事だ。文大統領が同行するならば、史上初めて韓米両国の首脳が一緒に非武装地帯を訪れることになる。これまで、ロナルド・レーガン(1983年)、ビル・クリントン(1993年)、バラク・オバマ(2012年)など米国大統領が単独で非武装地帯を訪問したことは何回もあるが、韓米の首脳が一緒にDMZを訪れたことはない。

 これに先立って日本の朝日新聞は23日、トランプ大統領が今月末の訪韓時に非武装地帯を訪問し、演説する予定だと匿名の韓米両国政府関係者たちの話を引用して報道した。同紙は、トランプ大統領の非武装地帯訪問は韓国政府が提案したもので、トランプ大統領の最終判断を経て正式に決定されるだろうと伝えた。

 だが、複数の韓国政府当局者は、トランプ大統領が非武装地帯で演説まで行うことについては「初めて聞く内容だ」として、可能性を低く見た。演説を聞く参席者を非武装地帯の現場にどのように動員するかなどの問題も簡単には解決できない。
ノ・ジウォン記者、東京/チョ・ギウォン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

習総書記は、「今回の訪問は無事成功し、中朝の伝統的友情を強化し、中朝関係の新時代における発展方向を明確にし、・・・

2019-06-22 | 朝中協力
習近平総書記が金正恩朝鮮労働党委員長と会談
人民網日本語版 2019年06月22日11:09

習近平総書記が金正恩朝鮮労働党委員長と会談
習近平総書記は21日、朝鮮・平壌の錦綉山迎賓館で金正恩朝鮮労働党委員長と会談した。

          

習近平中共中央総書記(国家主席)は21日、朝鮮・平壌の錦綉山(クムスサン)迎賓館で金正恩朝鮮労働党委員長(国務委員長)と会談した。人民日報が伝えた。

習総書記は中国共産党と中国政府、中国人民を代表し、朝鮮側の心のこもったもてなしと周到な準備に対し心からの感謝の意を表した。習総書記は、「今回の訪問は無事成功し、中朝の伝統的友情を強化し、中朝関係の新時代における発展方向を明確にし、中朝双方の半島問題政治解決プロセスを推進し、地域の長期にわたる安定を実現するという揺るぎない意志を外部に向けて示した」と指摘した。

習総書記は、「今回の訪問で、中朝国交樹立70周年という重要な年に中朝両党・両国最高指導者の歴史的相互訪問が実現し、わずか15ヶ月の間に両党・両国の最高指導者が5回目の会談を実現したことになる。これらはいずれも中朝の伝統的友情の生命力を生き生きと体現している」と強調した。

金委員長は、朝鮮労働党が朝鮮の人民を率いて社会主義路線を堅持することを中国が支持し、貴重な支援を行ったことに対し、心からの感謝の意を表した。金委員長は、「朝中の友情は長い歴史があり、堅固な基盤を持っている。現在朝中は家族のように密切に相互交流を行い、友好的に協力している。前世代の指導者の崇高な意志に従い、総書記同志とともに、新たな歴史のスタートライン上で朝中友好関係を継承し、発展させ、朝中の友情のいっそう輝かしい未来をこれからも書き継いでいくことを望んでいる」と述べた。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年6月22日