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履行推進委は、平壌共同宣言を速度感をもって履行し▽南北首脳会談の成果を朝米非核化交渉で進展させ▽履行過程での国内・国際的支持を拡大・・・

2018-09-30 | 板門店宣言を歓迎する
10月、南北鉄道・道路連結現地調査を推進
登録:2018-09-28 22:29 修正:2018-09-29 07:02


南北共同宣言履行推進委会議 
「10月中に赤十字会談、離散家族対面を議論」

   
7月20日、東海線鉄道南北連結区間の共同点検のために訪朝した東海線点検団がカムホ駅の線路を調べている=統一部提供//ハンギョレ新聞社

 政府が10月中に東・西海線の鉄道と道路連結のための現地調査を推進し、南北赤十字会談を開き離散家族面会所の常時運営に関して議論することにした。

 キム・ウィギョム大統領府報道官は28日、イム・ジョンソク大統領秘書室長の主宰で開いた南北共同宣言履行推進委員会会議後のブリーフィングでこのように明らかにした。キム報道官は「平壌共同宣言で明らかにした通り、南北が年内に東・西海線の鉄道と道路の着工式を行うためには、10月中に現地調査に着手しなければならない」として「現地南北共同調査と関連して、国連司令部と緊密に協議することにした」と話した。彼は「文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国連総会基調演説と、ドナルド・トランプ米大統領との首脳会談を通して、韓米の両首脳が平壌宣言の内容、朝鮮半島の非核化に関し十分に心を通じて話し合ったので、実務協議や交渉も円滑に推進されると期待する」と話した。

 キム報道官はまた、離散家族対面問題に関し「10月中に赤十字会談を通して面会所の常時運営や画像対面、手紙の交換方案などを協議することにした」と話した。履行推進委は、2020年東京オリンピック進出のための予選から南北が一緒に参加する案について北側と協議することにした。また、2032年夏季オリンピックの南北共同誘致案件を国際オリンピック委員会(IOC)に早期上程する案と、国立中央博物館主催の大高麗展への北側文化財展示方案についても議論したとキム報道官は伝えた。

 履行推進委は、平壌共同宣言を速度感をもって履行し▽南北首脳会談の成果を朝米非核化交渉で進展させ▽履行過程での国内・国際的支持を拡大するという3大推進方向を定めた。推進委はこの日、既存の南北関係発展、非核化、疎通・広報分科に加えて軍備統制分科を新設した。
ソン・ヨンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

「米国が北の平和を操り上げる最前線にいる  別の道を選べば孤立し圧力に直面」 

2018-09-29 | 朝米会談の成功のために
ポンペオ「私たちは未来の夜明けにいる」…北朝鮮非核化“明るい未来”暗示
登録:2018-09-28 22:32 修正:2018-09-29 06:52


国連安保理長官級会議を主宰 
「米国が北の平和を操り上げる最前線にいる 
別の道を選べば孤立し圧力に直面」 
トランプが平壌で金正恩と会うよう指示 
  
リ・ヨンホ、米・中・日・ロの長官と会談 
1年前と異なり周辺国と“幅広い外交”


マイク・ポンペオ米国務長官が27日、国連本部で開かれた安保理外交長官会議で発言している=ニューヨーク/ロイター 聯合ニュース

 マイク・ポンペオ米国務長官は27日(現地時間)、国連で北朝鮮核問題と関連して「私たちは今、未来の夜明けにいる」として、北朝鮮の非核化への行動を促した。来月の平壌訪問を控え、全世界が集まった国連総会で北朝鮮に向かって「制裁による孤立」と「明るい未来」のどちらに行くかを選択せよと繰り返し圧迫した。

 ポンペオ長官はこの日、ニューヨークの国連本部で北朝鮮を主題に安全保障理事会(安保理)長官級会議を主宰した。ポンペオ長官は冒頭発言で「北朝鮮の核と弾道ミサイル開発を阻むための過去の外交的努力は成功しなかった」と指摘して、「しかし、今私たちは未来の夜明けにいる」と述べた。「ドナルド・トランプ大統領が数十年ぶりに国際社会の圧迫作戦を主導して、重大な外交的突破口を作った」ということだ。
マイク・ポンペオ米国務長官が27日、安保理外交長官会議でカン・ギョンファ外交長官と挨拶している=ニューヨーク/EPA 聯合ニュース

 ポンペオ長官は「トランプ大統領は、金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長が約束を守れば、北朝鮮と北朝鮮国民の前にははるかに明るい未来が待っていて、米国がその未来を操り上げる最前線にいるだろうと明確にした」と話した。彼は「私たちはその時間ができるだけ早く来ることを願う」とし、「北朝鮮の平和と明るい未来に向かう道は、ただ外交と非核化を通じるだけでなされる」と強調した。同時に「これは北朝鮮が別の道を選択すれば、必然的に増加する孤立と圧力に直面するということを意味する」と警告した。

 ポンペオ長官は、安保理決議第2397号により今年の対北朝鮮精油供給量を年間50万バレルに制限したが、船舶間の積み替え方式などでまともに守られていないと具体的に指摘した。それと共に「安保理決議案は最終的で完全に検証された非核化(FFVD)を実現するまで必ず強力に維持しなければならない」と話した。

   

 ポンペオ長官は繰り返し「私たちは未来の夜明けにいるが、まだその未来がどんなものを持たらすかは分からない」とし、「だが、外交での現在の突破口が北朝鮮にさらに明るい未来と私たち皆にさらに安全な世界をもたらすことを希望する」と述べた。

 ポンペオ長官は、来月の平壌訪問と関連して「トランプ大統領が私に来月平壌に行き金正恩委員長に会って、その(非核化)過程を促進することを指示した」と話し、金委員長との面談計画があることも明らかにした。

 この会議でカン・ギョンファ外交部長官は「ポンペオ長官の言葉通り、私たちは本当に北朝鮮の非核化という挑戦と関連して未来の夜明けにいる」と呼応した。カン長官は2回目の朝米首脳会談に対する期待を表して「今後数週、数カ月が過ぎれば、恒久的に平和な核のない朝鮮半島の実現という共同の目標に大きく近づくと確信する」と述べた。

 この会議で中国とロシアは、制裁緩和の検討の必要性に言及し、米国と対立した。中国の王毅外交担当国務委員は「対北朝鮮圧迫は目標ではないというのが中国の確固たる立場」と話した。彼は、北朝鮮が非核化要求に応じる場合、制裁を修正できるようにした安保理決議案の規定を適切なタイミングで適用することを考慮する必要があると話した。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相も「対北朝鮮制裁が集団的処罰になってはならない。制裁の強化は北朝鮮の人道的危機を生むだけ」と話した。
ワシントン/ファン・ジュンボム特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

「敵対関係清算の象徴…朝米会談で議論されるだろう。 在韓米軍、統一後にも駐留…終戦宣言とは無関係」

2018-09-28 | 文在寅大統領情報
文大統領「関係国間で『早い時期に終戦宣言』共感を形成した」
登録:2018-09-27 09:31 修正:2018-09-27 12:06


米「フォックスニュース」インタビュー 
「敵対関係清算の象徴…朝米会談で議論されるだろう 
在韓米軍、統一後にも駐留…終戦宣言とは無関係」


文在寅大統領が25日午前(現地時間)、米国ニューヨークのホテルでFOXニュースのインタビューに答えている=ニューヨーク/キム・ジョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は25日(現地時間)、非核化措置と終戦宣言の問題をめぐり摩擦を起こしている朝米両国の2回目の首脳会談の開催が「年内に可能だと思う」と明らかにした。

 文大統領は同日、米ニューヨークでFOXニュースとのインタビューでこのように明らかにし、朝米会談の議題に浮上している南北米首脳の終戦宣言について「昨日(24日)、ドナルド・トランプ大統領との(韓米首脳)会談の時に終戦宣言を十分に議論し、第2回朝米首脳会談でも議論されると思われる」とし、「その(第2回)会談の結果として終戦宣言が行われるかは分からないが、米国と北朝鮮の間の敵対関係清算の象徴として早い時期に行われることが望ましいという共感が概ね(形成)されたと思う」と話した。 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と平壌(ピョンヤン)で会った直後にニューヨークでトランプ大統領と首脳会談を開いた文大統領が、終戦宣言関連国の共感を得られたと明らかにしたことによって、年内の南北米首脳の終戦宣言推進にも弾みがつくものと見られる。

 キム・ウィギョム大統領府報道官も24日、韓米首脳会談直後のブリーフィングで「両首脳は終戦宣言と第2回朝米首脳会談の日時と場所について深く話し合った」とし、「今回の協議は非常に重要で、決定的な会談だった」と評価した。 今回の韓米首脳会談が2回目の朝米首脳会談開催だけでなく、終戦宣言の推進に力を入れる契機になったという意味と解釈される。キム報道官は「両首脳は、北朝鮮が非核化を実現した場合に得られる明るい未来を示すことによって、北朝鮮の完全な非核化の意志を持続的に引き出す方策についても引き続き模索していくことにした」と明らかにした。

 これと共に文大統領は26日の国連総会の基調演説でも「朝鮮半島は65年間停戦状況だ。 戦争の終結は非常に切実だ」とし、「今後、非核化に向けた果敢な措置が関係国の間で実行され、終戦宣言につながることを期待する」と力説した。 さらに、北朝鮮の核・ミサイル施設の廃棄と寧辺(ヨンビョン)核施設の永久廃棄の意志を詳しく紹介し、「今度は国際社会が北朝鮮の新たな選択と努力に応える番だ。金正恩委員長の非核化の決断が正しい判断であることを確認しなければならない」と話した。


文在寅大統領が25日午前(現地時間)、米国ニューヨークのホテルでFOXニュースのブレット・ベイヤー氏とインタビューする前に握手している=ニューヨーク/キム・ジョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社

 文大統領は「(平壌で会った)金委員長が『可能な限り早期に非核化を終え、経済発展に集中したい』との希望を明らかにした」と伝えた後、8月の光復節慶祝辞で提案した北東アジア6カ国と米国が共にする「東アジア鉄道共同体」構想を重ねて明らかにした。 彼は東アジア鉄道共同体が欧州連合(EU)の母体だった欧州石炭鉄鋼共同体のように「東アジアエネルギー共同体や経済共同体、ひいては北東アジア多国間平和安保体制につながる出発点になるだろう」とし、国際社会の支持と協力を要請した。
ニューヨーク/キム・ボヒョプ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

両首脳は20日に白頭山を訪問,「いかなる場合にも武力を使用しない」敵対行為終息 

2018-09-27 | 南北首脳会談
核も戦争もない朝鮮半島が始まった…
南北、事実上“終戦宣言”

登録:2018-09-19 22:23 修正:2018-09-20 08:14


「いかなる場合にも武力を使用しない」敵対行為終息 
北、米国が相応の措置を取れば 
寧辺核施設を永久廃棄する用意がある 
金正恩、年内にソウル答礼訪問… 
両首脳は20日に白頭山を訪問


文在寅大統領と金正恩国務委員長が19日午前、平壌の百花園迎賓館で署名した「9月平壌共同宣言文」原本=平壌写真共同取材団//ハンギョレ新聞社

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が「平壌首脳会談」を通じて、8千万の朝鮮半島人の悲願である恒久的平和に進む不可逆的な旅程が始まったことを宣言した。19日、平壌の百花園迎賓館で2次会談を終え、「9月平壌共同宣言」(平壌宣言)と「板門店宣言履行のための軍事分野合意書」(軍事合意書)を発表する両首脳の顔は悲壮だった。態度は断固とし声は確信に満ちていた。

 文大統領は宣言した。「戦争のない朝鮮半島が始まりました」「朝鮮半島の完全な非核化は遠くありません」「南北関係は揺らぐことなく続くでしょう」

 金委員長が釘を刺すように話した。「宣言は長くないが、遠からず現実になる私たち皆の夢が含まれています」「私たちはどんな逆風も恐れません」

 4月27日板門店の“和解の春”に撒いた平和の種が、19日平壌の“協力の秋”に「中身の充実した実」(金委員長) 「平和と繁栄の実」(文大統領)になり見事に実っている。「平壌首脳会談」の成果に基づいて文大統領とドナルド・トランプ米大統領のニューヨーク国連総会を契機とした24日(現地時間)の首脳会談を経て、2回目の朝米首脳会談が実現し、雪の舞う年末には金委員長のソウル答礼訪問が実現されるならば、私たちはついに「数十年の歳月を経てきたすさまじく悲劇的な対決と敵対の歴史」(金委員長)を後にして、不可逆的な平和の海に達することになるだろう。

 「平壌首脳会談」の成果を“平和”の視点で圧縮すれば、「戦争の危険の根源的除去」と「朝鮮半島非核化再推進の動力確保」ということができる。言葉の盛り上げに留まらない。軍事合意書は、保険約款を彷彿とさせるほどに詳細だ。今までに採択されたどの南北合意書より詳細だ。合意書本文の他に「付属文書」だけで5つある。

 文大統領と金委員長の実践の意志は強力だ。軍事合意書の地位を平壌宣言の付属文書に設定し、合意履行に両首脳が直接関わる意志を強調した。何より金委員長のソウル答礼訪問を104日しか残っていない年内に合意・公表し、平壌宣言と軍事合意書の履行速度を最大限に高める意志を表わした。

 文大統領と金委員長は、4・27板門店宣言に明記された「年内に終戦宣言」を口にしなかった。平壌宣言と軍事合意書にも「終戦宣言」という概念は登場しない。

 しかし「平壌首脳会談」の結果は、何よりも両首脳の“事実上の終戦宣言”ということができる。南北軍事共同委を稼動して「軍事的敵対関係の終息」方案を盛り込んだ軍事合意書を速度感をもって履行し、「朝鮮半島全地域の実質的な戦争の危険の除去と根本的な敵対関係解消」に進むことを約束した(平壌宣言1条)。これは南北の“実質的平和”の実現であり、法的終戦を操り上げる戦略だ。

 第二に、「平壌首脳会談」の結果には、南・北・米の3角関係において、南北関係の速度感ある改善と前進により朝米関係を牽引するという両首脳の戦略構想が含まれている。文大統領と金委員長はこうした戦略構想の実践方略を平壌宣言と軍事合意書に明記しておいた。

 何よりも南北二者会談の歴史上、初めて具体的非核化方案を合意・発表した事実は、朝鮮半島平和の歴史で文字どおり「歴史的変曲点」だ。平壌宣言に明記された非核化実践方案は2点ある。最初に、東倉里(トンチャンリ)エンジン試験場とミサイル発射台の永久廃棄の確約だ。条件を付けない約束だ。「関係国の専門家たちの参観」まで約束し、“詐欺”云々する非難の口実を与えない意志を表わした。二点目は「寧辺(ヨンビョン)核施設の永久的廃棄のような追加的措置を取っていく用意」を明らかにした。「米国が6・12共同声明の精神に則り相応の措置を取れば」という条件が付いているものの、「寧辺核廃棄」カードをあらかじめ提示した事実に注目する必要がある。文大統領がトランプ大統領を相手に「対北朝鮮相応措置」と2回目の朝米首脳会談推進を説得する時に渡すプレゼントを金委員長が“中秋節の贈り物”として用意したわけだ。平壌宣言には明記されていないが、米国の相応措置促進と2回目の朝米首脳会談成功のための踏み石を置く次元で、北側が適切な時点に寧辺核施設に米国と国際原子力機構(IAEA)の専門家たちを招請する可能性がある。

 要するに、両首脳は朝鮮半島“平和”問題で「民族自主と民族自決原則」(平壌宣言前文)を積極的に実践する意志を明らかにしたわけだ。

 両首脳は、南北交流協力分野でも「相互互恵と共存共栄」(平壌宣言2条)の精神により、4・27板門店宣言履行(年内に東・西海線鉄道・道路の連結着工式)▽経済協力ビジョン提示(“条件が用意されるのにあわせて”開城(ケソン)工業団地・金剛山(クムガンサン)観光の優先正常化、西海経済共同特区・東海観光共同特区造成協議)▽環境協力(まず山林協力)▽防疫・保健・医療協力の強化など多方面で速度を上げることにした。西海経済共同特区は、10・4宣言の「西海平和協力特別地帯」と文大統領の「境界地域統一経済特区」構想(光復節祝辞)を、東海観光共同特区は「金剛山(クムガンサン)+元山(葛麻海岸観光地区)+雪岳山(ソラクサン)」を合わせた新しい経済協力ビジョンだ。もちろん、制裁が緩和されてこそ現実化できる。合わせて14日に開城工業団地内に開所した南北共同連絡事務所に続き、金剛山地域にも「離散家族常設面会所を早い時期に開所」することにした。朝鮮半島の腰にあたる東西両側に交流協力の常設舞台を用意するという構想だ。

 文大統領と金委員長は「平壌首脳会談」を通じて恒久的平和に向けた不可逆的な旅程に立ち向かう一方で、南北関係の「日常化・常時化・常設化」の青写真もまた提示したわけだ。
平壌・ソウル共同取材団、イ・ジェフン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

「適切な時期に日本と対話し、関係改善を模索していく用意がある」との意向を示したと首相に伝えた。

2018-09-26 | 「北朝鮮問題」の解決のために
正恩氏「適切時期に日本と対話」
 文韓国大統領が安倍首相に伝える

2018年9月26日 06:04


 会談前に韓国の文在寅大統領(右)と握手する安倍首相=25日、ニューヨーク(共同)

 【ニューヨーク共同】安倍晋三首相は25日午前(日本時間26日未明)、韓国の文在寅大統領と米ニューヨークで会談した。文氏は先の南北首脳会談の際、金正恩朝鮮労働党委員長が「適切な時期に日本と対話し、関係改善を模索していく用意がある」との意向を示したと首相に伝えた。韓国大統領府が明らかにした。文氏は日本人拉致問題などを巡り首相のメッセージを金氏に伝達したと説明。両首脳は、北朝鮮の非核化に向けた緊密連携を確認した。

 日本政府高官は、首相が南北首脳会談を前に、文氏へ拉致問題解決の重要性や日朝関係に関する考え方を金氏に伝えるよう要請していたと明らかにした。

(共同通信)

5月、朝米会談が座礁する危機迎えた際も  第2回南北首脳会談で仲裁役果たす 

2018-09-25 | 「北朝鮮問題」の解決のために
文大統領、危機の朝米再び対座させた
「平和交渉家」に

登録:2018-09-21 06:15 修正:2018-09-21 07:25



朝米の膠着受け南北会談を加速化 
非核化約束する平壌宣言引き出し 
米国に対話再開する名分与える 
 
5月、朝米会談が座礁する危機迎えた際も 
第2回南北首脳会談で仲裁役果たす 
 
南北関係の不可逆的平和作る 
敵対解消の具体策まで合意 
文大統領、終戦宣言も主導するか


文在寅大統領が今月20日、三池淵招待所を訪問し、金正恩国務委員長と散歩をしながら会話している=平壌写真共同取材団//ハンギョレ新聞社

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との平壌(ピョンヤン)南北首脳会談を通じて、消えかかった朝米対話の火種を蘇らせた。ドナルド・トランプ大統領をはじめとする米政府は、首脳会談の結果を歓迎し、朝米対話の再開を宣言した。文大統領は昨年5月に板門店で金委員長と行った“電撃会談”で、脱線の危機を迎えた朝米首脳会談を正常な軌道に戻したのに続き、今回も朝米交渉の促進者であり、トランプ大統領が要請していた「首席交渉家」としての任務を成功的に遂行したわけだ。

 トランプ大統領は19日(現地時間)「9月平壌共同宣言」について、「北朝鮮と韓国からとても良い知らせが届いた。我々は北朝鮮と関連して非常に大きな進展を成し遂げている」とし、「金正恩委員長と会うことになるだろう」と述べた。マイク・ポンペオ米国務長官もリ・ヨンホ北朝鮮外務相とニューヨークの国連総会で会談する意向を示すと共に、オーストリアのウィーンでも朝米間の実務対話を開始する意思を明らかにした。文大統領と金委員長は平壌共同宣言第5条で「南と北は朝鮮半島を核兵器と核脅威のない平和の地にしていかなければならず、これに向けて必要な実質的な進展を早急に成し遂げるべきという認識を共にした」とし、関係国立ち会いのもと、北朝鮮東倉里(トンチャンリ)エンジン実験場とミサイル発射台の永久廃棄と共に、米国が相応措置を取った場合、寧辺(ヨンビョン)核施設の永久廃棄処分などの追加措置を履行することなどを合意に盛り込んだ。文大統領は「朝鮮半島を核兵器も核の脅威もない平和の地にするため、積極的に努力する」という非核化を約束する金委員長の発言も引き出した。金委員長が自らの肉声で非核化を直接約束したのは、今回が初めてだ。文大統領は朝米対話がギクシャクする兆しを見せたことを受け、当初「秋」となっていた南北首脳会談を9月中旬に前倒した。


2泊3日間の訪朝を終えた文在寅大統領が今月20日午後の帰国直後、ソウル東大門デザインプラザ内のプレスセンターで行った国民向けの報告で、取材陣の質問に答えている=平壌写真共同取材団//ハンギョレ新聞社

 非核化と終戦宣言をめぐる意見の相違で、膠着状態に陥っていた朝米対話が、文大統領の訪朝で突破口を見出したわけだ。文大統領は18日、訪朝直前に城南ソウル空港で、「今回の訪朝で朝米対話が再開されれば、それだけでも大きな意味がある」と述べた。訪朝前日、南北首脳会談準備委員長を務めたイム・ジョンソク大統領秘書室長は「非核化という重いテーマが首脳会談にのしかかっている。(非核化の議題により)今回の首脳会談は非常に敏感かつ困難で、楽観的な見通しを許さないものとなった」と述べた。それだけ、非核化や朝米対話の仲裁は難題だったわけだ。

 文大統領は昨年5月にも金委員長との電撃首脳会談を通じて、座礁の危機に瀕していた朝米首脳会談を引き揚げた。文大統領は5月24日、トランプ大統領が急きょ朝米首脳会談を取り消すと通知したことを受け、2日後の26日に統一閣で金委員長と二度目の首脳会談を開き、トランプ大統領の決心を変えさせた。チョン・セヒョン元統一部長官は「文大統領が平壌南北首脳会談の日程を繰り上げることで、消えかかっていた朝米対話の火種を蘇らせてた。5月に続き、もう二回目だ」とし、「文在寅大統領が大変優れた“仲裁者”になった」と話した。 イ・ジョンチョル崇実大学教授は「成功的な仲裁を超えるものだった。(金正恩委員長が)核兵器と核脅威のない平和の地を語ったのではないか」とし、「(平壌首脳会談で果たした文大統領の役割が)非常に大きい」と評価した。

 文大統領は今回の首脳会談で非核化の“突破口”を開いた仲裁者の役割を果たしたが、同時に金委員長とともに70年間にわたる南北の敵対関係を清算し、朝鮮半島の「不可逆的な平和」を促進したことも、主な成果として挙げられる。南北が合意した軍事合意書には「双方は、いかなる場合でも武力を使用しない」と明記された。また、制裁解除の局面に備えた経済協力の基盤づくりや離散家族常設面会所の設置など、経済・社会・文化など多様な分野で、南北交流を続けることにした。安定的な南北関係に基づき、「民族自主と民族自決の原則」(9月平壌共同宣言の前文)のもと、朝米関係も牽引するという構想であるわけだ。イ・ドフン外交部朝鮮半島平和交渉本部長は20日、ソウル東大門デザインプラザ(DDP)プレスセンターのブリーフィングで、「平壌共同宣言は、南北関係の進展が朝米関係を進展させる基盤になりえることを裏付けた」と述べた。

 文大統領は23日に国連総会出席のため米ニューヨークに出発し、24日(現地時間)にはトランプ大統領と韓米首脳会談を行う。文大統領はトランプ大統領に平壌南北首脳会談の結果を説明し、朝鮮半島の非核化や早期の終戦宣言、平和協定の締結などを協議する予定だ。
ソン・ヨンチョル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

「北南関係が全面的な改善と発展を実現し、双方が朝鮮半島を核なき、軍事的脅威なき平和な朝鮮半島にすべく共に尽力する。

2018-09-24 | 核なき世界へ
王毅外交部長 「9月平壌共同宣言」を断固支持
人民網日本語版 2018年09月21日16:15

王毅国務委員兼外交部長(外相)は20日、朝韓首脳の署名した「9月平壌共同宣言」への明確な支持を表明した。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。

王部長は「金正恩委員長と文在寅大統領は19日、『9月平壌共同宣言』に署名した。これは朝鮮半島全体の人々にとって幸いな事であり、中国を含む各国の人々が望んでいた事でもある。中国側はこれに熱烈な祝意を表し、断固として支持する」と表明。

「北南関係が全面的な改善と発展を実現し、双方が朝鮮半島を核なき、軍事的脅威なき平和な朝鮮半島にすべく共に尽力する。各国も行動を起こし、この目標に向けて共に努力すべきだ」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2018年9月21日

米国務省が「寧辺(ヨンビョン)の核施設」を廃棄する際、米国と国際原子力機関(IAEA)査察団の立ち合いが・・・

2018-09-23 | 朝米会談の成功のために
米国「核廃棄の査察、北朝鮮と協議した…南北米が認識を共有」
登録:2018-09-22 06:01 修正:2018-09-22 07:18



寧辺の核施設の廃棄、米・IAEAの査察 
平壌共同宣言文には盛り込まれなかったが 
米国務省報道官、既成事実化 
「それは核廃棄の正常な過程」 
 
北朝鮮「米側の相応措置」要求には 
米国「非核化が先に行われるべき」
金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とドナルド・トランプ米大統領//ハンギョレ新聞社

 米国務省が「寧辺(ヨンビョン)の核施設」を廃棄する際、米国と国際原子力機関(IAEA)査察団の立ち合いが「韓国と北朝鮮、米国の間に共有された認識」だと明らかにした。寧辺核施設の査察問題が南北の「平壌共同宣言」には明記されなかったにもかかわらず、これと関連して、朝米の間である程度の意見接近が行われたことをほのめかしたのだ。

 ヘザー・ナウアート米国務省報道官は20日(現地時間)、寧辺の核施設の廃棄過程に米国と国際原子力機関査察団が参加するかを問う記者団の質問に、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)委員長は査察団についてもちろん話し合った。国際原子力機関と米国の査察団をあることの一部に含むのは共有された認識」と述べた。彼女はさらに、「それは核廃棄を行う際の正常な過程だ。我々はそれらの国(南北)と認識を共有している。私たちはこれと関連し、北朝鮮政府と協議した。これは、南北の間で了承されており、私が知る限り、ここ数日間で協議された内容の一つ」だと述べた。

 寧辺の核施設の廃棄過程における査察問題が注目を集めているのは、平壌の共同宣言に盛り込まれた内容と、ドナルド・トランプ米大統領とマイク・ポンペオ米国務長官らの発言の間に“重大な”不一致が存在するためだ。平壌共同宣言によると、北朝鮮は東倉里のエンジン実験場とミサイル発射台については「関係国専門家たちの立ち合いの元、まず永久的に廃棄」すると明らかにしたが、寧辺の核施設については「米国が相応の措置を取れば、寧辺の核施設の永久的廃棄といった追加的な処置を引き続き取っていく用意」を明らかにするにとどまった。この文言だけでは、北朝鮮が東倉里に続き、寧辺の核査察まで受け入れたかどうかについて、明確に確認できない。

 しかし、トランプ大統領は平壌共同宣言が発表された直後、ツイッターに「金正恩が核査察(Nuclear inspections)を受け入れることで合意」したと明らかにしており、ポンペオ長官も20日の声明で、南北が「寧辺のすべての施設を米国と国際原子力機関査察団の立ち合いのもと永久的に廃棄」することで合意したとし、歓迎の意を示した。彼は19日、「フォックスニュース」とのインタビューでも「我々は北朝鮮(の核)開発計画の一要素を現場で検証することに関して、さらに一歩を踏み出した」と述べた。朝米間の敏感な争点になりかねない核査察問題を既成事実化したのだ。

 これと関連し、文在寅大統領は20日、ソウルに帰還してから行った国民向けの報告で、「北朝鮮が平壌共同宣言で使った立ち合いや永久的廃棄という言葉は結局、検証可能な不可逆的廃棄という言葉と同じ意味」だと明らかにした。「立ち合い、永久的廃棄」と表現しているものの、手続きや内容においては査察と検証が含まれていることだ。

 一方、ヘザー・ナウアート報道官は同日のブリーフィングで、北朝鮮が寧辺核施設の廃棄に向けた相応措置を求めたのに対し、「いかなることも非核化なくして起きない。非核化が先行しなければならない」として、「先非核化」の原則を再確認した。
ワシントン/ファン・ジュンボム特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)

新基地をおしつけていること自体大きなハラスメント。国会も動かしてきた経験を県政に生かしてもらおう

2018-09-12 | 野党共闘は世直し文化
沖縄知事選 あす告示
「普天間基地は即閉鎖」
那覇市内 デニー氏、城間市長が演説


 13日告示(30日投票)の沖縄県知事選に翁長雄志知事の遺志を継ぎ「オール沖縄」で立候補する玉城デニー予定候補は11日、来月の市長選で再選をめざす城間みきこ那覇市長とともに同市の県庁前広場で街頭演説を行いました。デニー氏の訴えに参加者からデニーコールが起き、必勝に向けた熱気に包まれました。


(写真)訴える(左から)呉屋、城間、デニー、照屋、翁長、赤嶺の各氏=11日、那覇市

 デニー氏は、自民・公明の推薦を受ける相手候補が辺野古米軍新基地の是非を言わずに普天間基地の固定化を避けなければならないと述べていることについて、「“普天間の固定化”と言われれば言われるほど宜野湾市民は辺野古の皆さんが重たい空気に押しつぶされるようなやるせなさを感じているはず」と指摘。「普天間基地は即時閉鎖・撤去が道筋です」と強調すると大きな拍手がわき起こりました。「沖縄から誇りある豊かさを堂々と示す。全国のみなさんがそれを待っている。その期待に一緒に応えていこう」と訴えると、参加者が「そうだ」の声をあげました。

 城間市長は、「翁長雄志さんが示した新基地反対への道の先にある光に向かって歩みを止めてはいけません」と述べ、自身の市長選出馬表明の際に翁長知事とがんばろう三唱したときに握った手のぬくもりをデニーさんにバトンパスしますと語り、デニー氏の手を天に突き上げました。

 翁長知事の次男、翁長雄治那覇市議は「県民が一丸となり覚悟を示していこう」と訴え。デニー氏の選挙母体「平和・誇りある豊かさを!ひやみかち うまんちゅの会」の呉屋守将会長(金秀グループ会長)は「新基地をおしつけていること自体大きなハラスメント。県民は黙っていません」と強調。同会の照屋義実顧問も訴えました。

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は国会でのデニー氏の活動を紹介し、「国会も動かしてきた経験を県政に生かしてもらおう」と呼びかけました。

党と政府、軍隊の幹部、朝鮮創建70周年祝賀代表、党中央委員会、内閣、省・中央機関の活動家、人民軍将兵、平壌市内の機関、工場・企業の活動家、功労者が公演を鑑賞した。

2018-09-11 | 朝鮮民主主義人民共和国
朝鮮創建70周年祝賀音楽舞踊総合公演
人民の愛国心を謳歌


朝鮮中央通信によると、朝鮮民主主義人民共和国創建70周年祝賀音楽舞踊総合公演が8日、首都平壌で行われた。

公演では、金日成主席と金正日総書記の国家建設業績と社会主義祖国に対する人民の愛国心を格調高く謳歌した。

朝鮮最高人民会議常任委員会の金永南委員長、崔龍海党副委員長、朴奉珠内閣総理をはじめ、党と政府、軍隊の幹部、朝鮮創建70周年祝賀代表、党中央委員会、内閣、省・中央機関の活動家、人民軍将兵、平壌市内の機関、工場・企業の活動家、功労者が公演を鑑賞した。

中国全国人民代表大会常務委員会の栗戦書委員長、モーリタニアのモハメド・ウルド・アブドルアジズ大統領、キューバのサルバドル・アントニオ・バルデスメサ国家評議会第1副議長兼閣僚評議会第1副議長、バース・アラブ社会党のヒラル・ヒラル地域副書記、ロシア連邦会議(上院)のワレンチナ・I・マトビエンコ議長をはじめ、諸国の代表団団長と特使、代表、代表団員、外国客、海外同胞祝賀団、代表団員、海外同胞、反帝民族民主戦線(反帝民戦)平壌支部の代表と駐朝外交および国際機構代表夫妻、武官夫妻が公演に招かれた。

(朝鮮新報

与党と革新系の野党だけが会談に同行する可能性が高くなっている。

2018-09-11 | 朝鮮・韓国首脳会談
南北首脳会談の同行要請 野党代表らが拒否=韓国

2018/09/10 18:56


【ソウル聯合ニュース】韓国の任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長は10日、文喜相(ムン・ヒサン)国会議長や国会外交統一委員会の姜碩鎬(カン・ソクホ)委員長、与野党5党の代表ら9人に対し、平壌での南北首脳会談(18~20日)に同行するよう要請すると発表した。だが、保守系の野党は応じない姿勢を示し、与党と革新系の野党だけが会談に同行する可能性が高くなっている。

会見を行う任氏=10日、ソウル(聯合ニュース)

 9人の同行を要請したのは、南北首脳会談での南北関係の改善に向けた議論を後押しし、北朝鮮と米国の非核化交渉を前進させるためには国会の超党派的な協力が必要と判断したためとみられる。

 任氏の要請に対し、与党「共に民主党」の首席報道官は「歓迎する。国会議長や各党の代表が同行することは南北の協力や平和の道に大きな力になる」と期待を表明。「民主平和党」の鄭東泳(チョン・ドンヨン)代表は「積極的に参加する。会談の成功のため、超党派的に支援することが望ましい」と応じたほか、「正義党」の報道官も「歓迎する。国会議長をはじめ、政党の代表全員が要請を受け入れることを期待する」と述べた。

 ただ、最大野党「自由韓国党」の金秉準(キム・ビョンジュン)非常対策委員長は同行しない意向を明確にしており、同党所属の姜委員長も拒否する姿勢を示した。「正しい未来党」の首席報道官は「会談は政府の責任下で行われるべきだが、与野党の代表まで呼ぶショーにしたいのか」と反発した。

 文喜相(ムン・ヒサン)国会議長や自由韓国党所属の李柱栄(イ・ジュヨン)副議長、正しい未来党所属の朱昇鎔(チュ・スンヨン)副議長も要請に応じない考えを明らかにした。

 青瓦台(大統領府)高官は「(要請を)受け入れることを期待しており、政争に発展しないことを望んでいる」と述べた。

kimchiboxs@yna.co.kr
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2018-09-10 | 「北朝鮮問題」の解決のために
韓国情報機関トップ 日本に向け出発=訪朝結果説明へ

2018/09/09 10:57


【ソウル聯合ニュース】韓国情報機関、国家情報院の徐薫(ソ・フン)院長が9日午前、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使団の訪朝結果を説明するため、日本に向け出発した。

徐氏(左)と安倍首相(資料写真)=(聯合ニュース)


 徐氏は10日午前に安倍晋三首相を表敬し、訪朝結果を説明する。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の非核化に向けた意思を伝え、これを土台に朝米(米朝)間の対話が再開できるよう日本側に協力を求めるとみられる。

 徐氏は特使団の一員として5日に訪朝し、金委員長らと会談した。

csi@yna.co.kr

今年で14回を迎える。両国の文化交流拡大の契機となった「韓日共同宣言」から20周年となる今年は「一緒につなごう 友情を未来へ」をテーマに行われた。

2018-09-09 | 大韓民国
韓日の友情を未来へ 恒例の交流おまつりに6万人=韓国

2018/09/09 19:42


【ソウル聯合ニュース】韓国と日本が民間レベルでの交流を深める恒例イベント「韓日交流おまつり2018 in Seoul」が9日、ソウルの総合展示場・COEXで開かれた。会場にはコスプレ姿の若者や家族連れなどが多く訪れ、主催者側によると、約6万人が来場した。


会場の入り口で両国の伝統衣装を着て来場客を迎えるイベント関係者ら=9日、ソウル(聯合ニュース)

 イベントは両国の国交正常化40周年を記念して2005年に始まり、今年で14回を迎える。両国の文化交流拡大の契機となった「韓日共同宣言」から20周年となる今年は「一緒につなごう 友情を未来へ」をテーマに行われた。

 会場には浴衣体験など日本の文化を体験できるブースやコスプレブース、日本料理を楽しめるブースなどが設けられ、両国の伝統公演が披露された。

 また、朝鮮王朝時代、日本に派遣された外交使節団「朝鮮通信使」の行列を再現するパフォーマンスが初めて披露された。朝鮮通信使関連資料は昨年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録された。

 K―POPとJ―POPの公演もあり、韓国からは9人組ガールズグループ、MOMOLAND(モモランド)が出演し、会場を沸かせた。

 日本側で開かれる「日韓交流おまつり2018 in Tokyo」は22、23の両日、東京の日比谷公園で開かれる。

会場に設けられた日本自治体のブース=9日、ソウル(聯合ニュース)
会場に設けられた日本自治体のブース=9日、ソウル(聯合ニュース)

kimchiboxs@yna.co.kr

「南北関係の発展のため、(9月18~20日に開かれる今年)3回目の南北首脳会談前に国会での可決を望む」

2018-09-08 | 板門店宣言を歓迎する
板門店宣言の批准同意案 来週国会に提出=韓国大統領府

2018/09/07 15:34

【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)は4月27日の南北首脳会談で署名された板門店宣言の批准同意案を来週、国会に提出する方針だ。青瓦台関係者が7日、聯合ニュースに明らかにした。

4月27日の首脳会談で握手を交わす文大統領(右)と金委員長=(聯合ニュース)

 同関係者は「南北関係の発展のため、(9月18~20日に開かれる今年)3回目の南北首脳会談前に国会での可決を望む」と述べた。

 南北関係発展に関する法律では「国会は国や国民に重大な財政負担を負わせる南北合意書または立法事項に関する南北合意書の締結・批准に対し同意権を持つ」と定められている。

 統一部当局者は「11日の閣議に批准同意案を上程する」と明らかにした。

 青瓦台は批准同意案とともに、板門店宣言の履行に必要な費用の推計案も提出するとみられる。

 与党は南北関係の発展のため、板門店宣言の国会批准が必要だと主張しているが、野党は非核化の実質的な進展がなければ費用の推計もできない案は審議不可能として反対の立場を示している。

kimchiboxs@yna.co.kr