ひびレビ

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高校生レストラン 最終回

2011-07-02 22:27:47 | テレビ・映画・ドラマ
高校生レストラン 最終回

最終回は村木、坂本のこれからの道が描かれ、そして3年生たちのこれから、米本の決意、岸野と村木の感謝で締めくくられました。引退式を1人1人丁寧に描いたのは、とても良かったと思います。さすがにこの人数ですから、全員を細かく描くのは難しいでしょう。ですが、最後できちんとやってくれたのは好印象です。特に宮下。坂本と幾度も衝突しましたが、ここで友の大切さを知り、料理を作る約束をした2人。決して褒めないというのが宮下らしいですが、きっとこの2人はぶつかりながらも、互いを高めて頑張っていくんだろうなぁと。良い友人であり、ライバルです。

良い最終回だったとは思うのですが、やはりもう少し時間が欲しかったです。せめて後5分。もしくはED中に、卒業した後の3年生の働きぶり、米本たち新3年生の頑張り、岸野と遥の働き、課長の奮闘、都甲さんのサポート、料理を頑張る吉崎先生、村木の指導などを描いて欲しかったなぁと。そういったのを描いて、その上で都甲さんのナレーションが入って、お客さんの視点で高校生レストランに入っていき、生徒達が出迎えてくれる・・・というのを想像していました。

ちょっと消化不良な部分もありますが、終わってみれば「爽やか」なドラマのイメージが非常に強いですね。悪い人が1人もいない。高校生達の喧嘩や迷いも、それもまた青春の一部。校長も本当に生徒の心から考えており、誰一人として嫌なキャラがいなかったように思えます。序盤の吉崎先生への私の評価は気にするな。町も人も変わるし(汗。

何はともあれ全9話。爽やかで、それでいて色んな事を教えてくれたドラマでした。料理に篭る思い出、負ける事は勝つ事、感謝の気持ちの大切さ。久々に刑事ドラマ以外で面白いドラマに出会えました。本当にありがとうございました!

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4 コメント

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おはようございます (K-song)
2011-07-03 08:41:26
消化不良は、私も少し感じました。記事の感想の中に書かれているようなエンディングだったらその部分も解消できたでしょうね。アルさんの演出の方が、かなり良いと思いました。
課長の思いのようなものは、前回あたりも描かれていて、さわやかな印象に着地したと言う感じですが、最後の卒業生を送る場面には吉崎先生も参加させてほしかったというのが私の一番の心残りです。魚の場面より、そこで彼女の心の一端を生徒たちに見せて欲しかったなぁ、と。クールに振舞いながら、本当は一番厚くなっていたように見受けられたので。

遥が役場を訪ねたシーンもちょっと弱かったような。新幹線に乗り、坂本を風間の店に連れて行ったのも描き方が急ぎすぎているような気がしました(交通費は村木が出してあげたのかな?としょーもないことを考えたりしました)。重要な場面だと思うのでもっとじっくりやって欲しかったです。米本が坂本のおばあちゃんの店を守るというのは、なかなか重い発言でしたが、それに対する坂本の反応も、戸惑うくらいの台詞なり間がもうひとつあったらなぁ、とも。

後半はちょっと不満を言いましたが、全体として気持ちのいいドラマでした。こちらのあらすじも無駄なくコンパクトにまとまっていて、感想はユーモアとオリジナリティがあり、「なるほどなぁー」としばしば納得させられました。また、たまに覗きにきます。ありがとうございました。

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K-songさんへ (アル)
2011-07-03 18:52:34
こんばんは。

>最後の卒業生を送る場面には吉崎先生も参加させてほしかったというのが私の一番の心残りです。魚の場面より、そこで彼女の心の一端を生徒たちに見せて欲しかったなぁ、と。クールに振舞いながら、本当は一番厚くなっていたように見受けられたので。
そうですね。そこで吉崎先生の贈る言葉も聞きたかったです。あの人もまた高校生レストランを経て変わった人ですし、魚だけでは・・・

>米本が坂本のおばあちゃんの店を守るというのは、なかなか重い発言でしたが、それに対する坂本の反応も、戸惑うくらいの台詞なり間がもうひとつあったらなぁ、とも。
卒業式の間までに、何かしらの告白があったと信じたいですね。もう将来を約束してるようなものですし。

こちらこそ、高校生レストランの記事へのコメント、ありがとうございました。お褒め頂き、嬉しいです。また機会があれば、お立ち寄りください。
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こんばんは (K-song)
2011-07-05 22:42:12
原田芳雄さんは、やはり体調を崩されていたようですね。ドラマとしては父と息子の場面は、おそらく最終話かその前辺りに用意していたのでしょう。この点で話を変えなければならなくなったとしたら、製作現場はかなり大変な思いをしたことでしょう。
本来ならもう一話あってもいいですね。途中で中途半端に描かれてもいましたが、村木がちゃんと伊勢弁にもどることや、吉崎先生とのことも、もしかしたらこの後、結ばれるような・・・という余韻を込めるとか。

原田さんの体調のせいばかりではなく、私の予想では視聴率の低迷が、せっかくのこのドラマの終盤の力を奪ってしまったような気がしています。脚本・役者より、ここではプロデューサーの力が・・・というのを感じましたが、これは素人の邪推です。
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K-songさんへ (アル)
2011-07-06 04:55:37
おはようございます。

>原田さんの体調のせいばかりではなく、私の予想では視聴率の低迷が、せっかくのこのドラマの終盤の力を奪ってしまったような気がしています。
原田さん、早く良くなられるといいですね。視聴率の低迷に関しては、それほどの影響は無いと思いたいです。視聴率が低いから、じゃあもう適当に・・・とはなって欲しくないですね。
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