ひびレビ

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相棒シーズン13 第3話「許されざる者」

2014-10-29 23:11:05 | 相棒シリーズ
相棒シーズン13 第3話「許されざる者」

 一事不再理に関しては亀山くんや神戸くんの頃にもありましたが、今回は真犯人も弁護士も悪人でした。

 真犯人である長谷川は「この俺に嘘をついていたのが許せない」という、本当につまらない理由で人を殺していました。法律を逆手にとり、二度と訴えられないのを良いことにやりたい放題。永井との面会時は犯行を認めていたものの、「俺が殺したんだから、こんな面倒な面会さっさと切り上げて、とっとと判決をくだしてくれよ」という風に見えました。
しかも、真犯人とされていた堀内が実は全くの無関係だったという・・・二重に冤罪を生み出してしまったようなものでしょう。死んでいるとはいえ、真犯人扱いされた堀内も可哀想でした。

 今回は「許されざる者」。永井多恵は自分の理想と、正義のために人殺しを実行しました。長谷川がつまらない理由で人を殺した一方で、永井は「正義のため」「自分を必要とする弱者と呼ばれる人々を1人でも多く救う理想をかなえるため」と、これだけならまともな理由に聞こえます。ですが、やっていることは長谷川と何ら変わりのない殺人行為。長谷川も「自分に嘘をつく人間は悪である」として、自分自身の正義に従って香奈を殺したのかもしれません。

 「正義」というのは利用されがちなものだと思います。勇一にしても、「あんな男をこの世に生かしておくわけにはいかない」という正義があったように感じますし、法律も誰かを守る「正義」という印象がある一方で、今回のように利用されてしまうこともありました。扱い方次第で如何様にも変わる「正義」。しかし、決して殺人を許す動機にしてはいけないという話でした。

 次回は伊丹&芹沢コンビに女性メンバー追加?何やら犯行に関わっていそうな、もしくは誰かの差し金な感じがしなくも・・・

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