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ひびレビ

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ふたりはプリキュアSplash☆Star 第36話「何作る?舞の悩みと文化祭」

2024-12-02 19:41:29 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第36話「何作る?舞の悩みと文化祭」

 「よくやった。それでこそプリキュアだ」味方みたいな発言ですが、敵幹部の発言です。

 もうすぐ文化祭。舞は文化祭のテーマモニュメントのデザイナーに任命されることに。クラスメイトにも、クラスの出し物である「ホラーハウス」について話し合う前にそのことが周知されるのですが、ここで咲が自分のことのように満面の笑みを浮かべているのが素敵です。

 ただ、舞は大役を任されたこと、ホラーハウスの作業からも外してもらっていることに責任を感じており、なかなか筆は進まない。そんな彼女に咲は「舞の気持ちわかるよ」と、前回、決勝戦であることを意識しすぎたことを告げます。「試合には負けたけど意味が無いなんてことは無い!」と語っていたとおり、負けたからこそ今こうして友人に寄り添うことが出来るのでしょう。誰かに寄り添うためとはいえ、自身の苦い経験を素直に話せるのもなかなか出来ることではないでしょうしね。咲は一つの負けから多くの大切なことを学んだのだと、改めて感じさせられました。
 そして、あと1週間しかないという舞に対し「あと1週間じゃなくて、まだあと1週間もあるって思わなきゃ!とにかく舞ならきっと大丈夫」と舞の肩に手を置く咲が本当にカッコいいし、距離めっちゃ近いし……

 それでも思い悩む舞に咲が伝えたのは……
 「私が舞の絵で一番好きなとこは、この絵は舞がすっごく楽しんで描いたんだろうなって想像できるところなんだ!」
 「私は舞みたいに絵は描けないし、上手く伝えられないけど、とにかく楽しんでやってみて!それだけ言いたくて」
 そりゃ舞も泣くわ……咲だってホラーハウスの作業で忙しいだろうに、それでも合間を縫って様子を見に来てくれたうえに、自分には無い発想で励ましてくれる。しかも絵の技術を褒めるのではなく、そこに込められた想いを感じ取ってくれている。こんなに楽しくて優しい友人、他にいませんって……正直今回S☆Sを見返すまで「咲ってどんな子だっけ?」と思い出せずにいたのですが、今回のような話を通して、当時の私が如何に本作をちゃんと見ていなかったか思い知らされました。こんな素敵な子、忘れちゃいけないよ……

 そして遂に完成したデザインを、翌朝咲が来てからお披露目するってのが良いよね……キントレスキーとの戦闘後も冒険旅行の時のことを思い出して仲を深めてますし、改めてこの二人の絆の強さを実感したお話でもありました。


 そんな折に現れたのが、アクダイカーンからやり方が悪いと指摘されたキントレスキー。やむなく作戦を立てるのですが、「かぼちゃの仮面をつけて草むらから顔を出す」という、とても作戦とは呼べないものでした。本当に策を練るのが苦手なんだなと。ここら辺「大役を任されたが咲たちに支えられて見事果たした舞」と「一応の義理を果たしただけに留まったキントレスキー」の対比でもあるのかな?
 にしてもキントレスキー、モニュメントを壊してしまったことは謝ったり、「文化祭だと!?体育祭なら見逃してやるが、それ以外なら認めんぞ!」と無茶苦茶言うあたりも憎めない、良いキャラクターですね(笑。


 今回は舞中心の話ではありますが、一方で宮迫くんの成長を再度確認できる話でもありました。クラス委員としてみんなの前で堂々と提案する姿を見せたほか、登校中の舞を見かけた際には健太よりも先に大きな声で挨拶をしていました。健太との漫才についても思っていた以上に乗り気でしたし、初登場時のあの気弱な感じはどこへやら。すっかり明るく頼れるクラス委員です。

 そんなこんなで次回は文化祭開幕!

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