goo blog サービス終了のお知らせ 

ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

ふたりはプリキュアSplash☆Star 第11話「ふらふらフラッピ大ピンチ!」

2024-11-03 09:28:40 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第11話「ふらふらフラッピ大ピンチ!」

 「怖くない、怖くない」こわい。

 さて今回はいつもとちょっと違う朝からスタート。何故か目覚まし時計が鳴らず、その上では携帯電話の形をしたフラッピが寝ていました。これを見て先はフラッピのせいだと決めつけ、フラッピが「疲れて具合が悪い」といっても、誤魔化そうとしているのだと勘違い。
 今回はこの誤解が戦闘前まで続くのかな?と思いきや、昼休みに舞から諭されて、自分で止めてしまった可能性を否定しきれないと気づいた咲は、すぐにフラッピに謝っていました。絶対にフラッピが悪い!などと意地を張ってもおかしくない場面ですが、こうして自分にも非があったかもしれないと素直に認められるのは良いところですね。

 どうやら緑の里に来てから色々あった疲れも溜まっていた様子。元々チョッピと二人だけで知らない世界に、敵に追われながら逃亡してきた身。咲と舞に出会えたとはいえ、カレハーンやモエルンバ、ウザイナーといった刺客は後を絶たない。疲れるなという方が無理な話です。
 そんなフラッピに咲が語ったのは、小学校入学時の意外なエピソードでした。もしかすると第2話で咲が舞の歓迎会を開こうと言い出したのも、この時の経験が活きているのかもしれませんね。知らない、怖い、不安な世界ではなく、楽しく笑顔になれる世界だと知って欲しい。そんな思いが、お母さんお手製笑顔のアップリケ入りタオル、そして舞の歓迎会には込められていたのかもしれません。
 また、咲が泣いてしまった時に、両親がお店の制服のままで駆けつけているのも印象的です。よほど咲が心配だったことが伝わってきます。

 いつしかフラッピは眠りにつき、早く良くなるようにと願って咲は部屋を離れ……いやー心温まるいいお話でした!単に明るく賑やかなだけではない、温かみのある咲の優しさが感じられました。そんなこんなでまた次回……え?これで前半終わり?ウソでしょ!?満足度的には1話見た感じだよ!?


 で、後半も咲の優しさが満開なエピソードでした。
 フラッピを一晩中看病し、体調や食事を気遣い、更には舞とチョッピと共に海に遊びに行った際には「きっかけはどうであれ、私たちと一緒にいることで、何か嬉しいことや楽しいこと、たくさん見つけてくれたら嬉しいなって、そう思ったの」と語っていました。確かに今は追われる身であり、使命もある。だからといって常に気を張っていてはいつまた倒れてしまうか分かりません。二人の心が擦り減らないよう気遣う咲のなんと優しいことか。EDの「今日もココロに栄養♪休養♪」とは、まさにこのことを指しているのでしょう。
 そして、これに対する舞の「……そうね」の間!間が最高なんすよ!舞がじっくりとその言葉をかみしめている感じが伝わってくる間!いや素晴らしかったですね。
 その後、海から登場したり「セニョール」からの流れで「クロール」と言ったりするモエルンバも素晴らしかったですが(笑。

 最後は目覚まし時計を止めた犯人も分かり、体調も戻って一件落着。全編通じて咲とフラッピの絆がより一層深まるエピソードでしたね。
 また、咲の枕元には第8話で舞が書いてくれた咲とみのりの絵が額に入れて飾られていました。1話完結ながらも、こういう前の話との繋がりが感じられる描写、大好きです。今回回想や看病の際に登場したアップリケ入りタオルも、いずれ再登場の機会があるのかもしれません。


 次回は舞とチョッピのお話っぽいですね。
コメント

ふたりはプリキュアSplash☆Star 第10話「ちょいヤバ?海の上は大騒ぎ!」

2024-11-03 08:16:38 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第10話「ちょいヤバ?海の上は大騒ぎ!」

 さりげなく安藤さんと宮迫くんが一緒に映るシーンがあるの、前回の繋がりが感じられて良いよね……

 というわけで今回は「働く人について」というテーマで研究発表することに。優子が咲の家のパン屋さんはどうかと提案された際に、咲が「自分ちのこと調べても私は勉強にならないよ」と返したのが印象的です。私だったら「自分ちのこと調べりゃ良いじゃん!楽勝!」って思ってしまうので、楽しようとしない、ちゃんと勉強しようとする咲の姿勢はとても立派に感じられました。
 そこで候補に挙がったのが、健太の両親が営む釣り船屋さん。当初は漫才じみたやり取りをする両親を見られるのが照れくさかったのか、あまり乗り気ではない健太でしたが、結果的に親の魅力を知ってもらえて嬉しそうでしたね。

 「お客さんに笑ってもらい、沢山釣ってもらう」ことが健太の父のモットー。モエルンバのせいで天候が怪しくなってきたのをいち早く察知した時でも、咲たちの前では努めて明るく振舞っており、お客さんに不安を抱かせまいとしているのが伝わってきます。自然をなめてはいけないと誰よりも知っているからこそ不安な気持ちもあるでしょうに、それを全く表情に出さない様はカッコよかったですね。普段の明るさと、健太に自然の恐ろしさとお客さんの安全第一を真面目に諭すギャップも魅力的なお父さんです。

 そんな明るく楽しく、そして頼れる健太の両親が紹介された話だったのですが……今回一緒に研究発表した優子って、もしかするともしかします?
 釣りの途中、場を和ませるためか健太の父は、「健太のネタ帳の最後にびっしりと書かれた女の子の名前」について触れていましたが、その時の優子の反応が一人だけ違うんですよね……加えて研究発表時に健太の紹介パートを任された際には、緊張かはたまた別の理由か頬が赤く……ここら辺の展開も気になりますね。

 そんなこんなでまた次回。しかし、何気に毎回その時の服装に合わせた変身シーンなんだなぁ……プリンセスプリキュアもそうでしたが、こういうの好き。
コメント

ふたりはプリキュアSplash☆Star 第9話「朗読会を邪魔しちゃダメ!」

2024-11-03 06:59:59 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第9話「朗読会を邪魔しちゃダメ!」

 「友也:福圓美里」を見てぶったまげましたが、言われてみれば確かに福圓さんの声。「ひだまりスケッチ」1期が2007年だし、松来未祐さんも出演していらっしゃいましたから、2006年のアニメにご出演されているのも納得です。

 さて今回はクラス委員の安藤さんと宮迫くんがメイン。
 と、その前に。現時点においても、昨今の作品に比べるとクラスメイトの出番が多いように感じますね。昨今は「学校に通い始める」件は注目されても、その後クラスメイトや生徒たちに焦点が当たる機会はあまり無いように感じます。今となってはプリキュア関係者も増えましたし、言ってしまえば仲間内だけで話がある程度話を広げられるのも影響しているのかな?と。学校・生徒だけを見ても、作品によって扱いが異なるんだなーと。

 自分の思いをはっきり言える安藤さんと、少々気弱な宮迫くん。正反対のように見えて、二人とも優しいのは一緒。安藤さんは去り行く幼い友人・友也くんのために朗読会を開くという優しさを、宮迫くんは咲から半ば強引に頼まれつつも何だかんだ放って置けない優しさをそれぞれ見せていました。仲が良いとはいえ、息子のためにこんなに手を尽くして見送ってくれるとか、そりゃ友也くんのお母さんも泣くって……あのシーン、私もちょっとウルっとしてしまいました。
 また、プリキュアとウザイナーの戦いの余波で子供たちが動揺する中、見事朗読に引き戻した宮迫くんのファインプレーに、彼を見ながら「ありがとう」という安藤さんも素敵でした。

 宮迫くんを朗読会に巻き込んだのは咲。誘い方こそ少々強引に見えますが、嫌な気持ちを抱かせない強引さと言いますか、咲に頼まれたらしょうがないな、と思わせる愛嬌がありましたね。また、安藤さんから「もうあと5分早く来れないかな?」と遅刻気味のことを指摘された際、最初は気合入れてダッシュするね!と返していたものの、発言の意図を知った後は「以後気をつけます」と素直に受け止めていたのも印象的です。この真っ直ぐさが咲の魅力なんだろうなと。

 「咲のお腹の音は堂々としてるわね」の舞が可愛かったところで、また次回。
コメント